- 職場の人がどんどん辞めていって自分は続けるべきか不安になる。
- 知っている人が何人も辞めていくので自分もやめた方がいいのかと思ってくる。
そんな悩みはないですか?
今回はそんな職場で働いていた場合、会社を辞めるべきかどうかをお伝えします。
なぜなら私自身2度の退職を経験し、人がどんどん辞めていく職場も経験しているからです。
厚生労働省の令和3年の調査によると離職率が10%以上あるので、年間で10人に1人くらいは辞めていきます。
《参考:厚生労働省|-令和3年雇用動向調査結果の概況-》
ですがそれ以上に人が辞めていく職場もたくさんあり、そういう場合は要注意です。
この記事では「職場で人がどんどん辞めていく理由」と「人がどんどん辞めていく職場のデメリットとメリット」を紹介します。
結論としては以下です。
会社にいても自分の能力が高まらないのであれば辞める!
記事を読み終えると、本当に会社を辞めるべきかどうか判断できるようになります。
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転職してどんどん人が辞める職場から脱出しましょう。
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職場で人がどんどん辞めていく理由
どんどん人が辞めていく職場は辞めていく理由があります。
理由は人それぞれですが会社に不満があることは確かです。
だから様々な辞める理由を知って、自分はどうすべきかを考えていきましょう。
長時間労働だから
会社の拘束時間が長いと辞めたくなります。
たとえ残業代をもらえたとしても、必要以上に働くのは苦痛です。
職場にいる時間が長いとプライベートな時間を持つことができず、家と会社の往復で人生が終わってしまいます。
そのため早く帰れない職場はどんどん人が辞めていきます。
毎日残りすぎなら、残業がもはや当たり前になってるぞ
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>>残業するのは無駄な理由と対処法5選。
パワハラ体質だから
この時代になってもまだパワハラ体質の会社は多く存在します。
上司の言うことは絶対で、体育会系のノリみたいな会社もあります。
しかしこういう会社は上司からの指示や命令を聞くのが普通と思っており、パワハラまがいの指示も聞いて当たり前と考えています。
会社の人は自分がパワハラしているという認識がないため、自然と人がどんどん辞めていくことになります。
誰がパワハラしてるって?もう一回言ってみろ!
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>>職場で怒鳴る人って怖い!?怒鳴る人の考え方と怒られたときの対処法
職場の雰囲気が悪いから
長く会社で働き続けるには人間関係の良さが重要になります。
逆に職場の雰囲気が悪くて人間関係がギスギスしていると、仕事内容に不満がなくても続けることが難しくなります。
たとえば怒号が飛び交っているとか、仲の悪い人が多くて人間関係が崩壊している職場などです。
普通の雰囲気であれば業務を遂行できても、職場の雰囲気がよくないために仕事をするのが嫌になってきます。
結果、自分の努力では悪い雰囲気を改善しようがないので会社を辞めることになります。
すべてあいつが悪い。
業務量が多いから
業務量が多いと疲れがとれなくなります。
そのため仕事のパフォーマンスも上がりません。
そして疲れていて仕事を早くこなせないので、また残業することを繰り返してしまいます。
だから休みになっても心から十分に休むことが難しくなり、心と体のバランスもとれなくなります。
だから業務が多すぎると何も考えることができなくなり、辞めるしか選択肢がなくなります。
休み明けでも疲れがとれてなかったら、いよいよやばいかも
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>>仕事が業務過多で忙しすぎる!仕事量が多い理由と解決策5選!
休みを取りにくいから
休みを言い出しにくい職場だと辞めたくなります。
有給取得率が低く、上司があまり休まない職場だと自然と周りも休まなくなります。
そのため自分も休むことができずに無理して体を壊すこともあります。
また有給がとりにくいと自由も少ないので、ストレスもたまって退職することになります。
仕事も大事だけど休みも大事
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人がどんどん辞めていく職場の4つのデメリット
会社が潰れないか不安になる
人がどんどん辞めていくと会社がつぶれるのではないかと不安になります。
会社は社員がいないと存続できません。
ですのでどんどん人が辞めていっているのであれば、会社がつぶれそうな証拠です。
「会社がつぶれそうだという情報を自分だけが知らないのではないか」とも考えてしまいます。
そして不安になると仕事が手につかなくなるので続けることが難しくなります。
人がどんどん辞めていく・・・何が起きてる?
自分も辞めたくなる
人の習性として、自分の周りの人がしていることをしたくなります。
ですので周りの人が辞めていけば自分も辞めたくなります。
仲の良かった人も信頼していた上司も辞めると、自分も辞めたくなるでしょう。
なぜならみんなが辞めるのだから、自分も辞めないと損するのかもしれない。
自分だけが知らないことがあるのかもと考えるからです。
えっ先輩が辞める?ってあんたも辞めるの?
会社に技術が残らない
どんな会社にも独自の技術や技が存在します。
製造業であれば製造方法だったり、サービス業なら独自の売り方だったり、すぐれた技があるからその会社生き残っていけてるのです。
しかし技術をもっている重要な人が辞めてしまうと、技術が外に流出してしまいます。
ですのでどんどん人が辞める会社では技術の蓄積が難しくなります。
そして技術が蓄積できなくなると会社自体が存続できなくなってきます。
新人に教えるだけで手一杯になる
人がどんどん辞めると新人が次々とはいってくることになります。
そのため新人が来るたびにに何度も仕事を教える必要があります。
人に仕事を教えることはすごく時間がかかります。
しかし仕事を教えないと、いつまでたってもその仕事は自分がしないといけなくなるのでもっと大変になります。
そしてせっかく時間をかけて仕事を教えたのに辞められたら、また次に入ってきた新人にいちから教えないといけません。
こうして教えることに時間ばかりがとられて、本来の仕事をする時間が無くなってきます。
せめて新人には続けてほしい
人がどんどん辞めていく職場の4つのメリット
昇進しやすくなる
日本の会社はまだ年功序列のところが多く、勤続年数が長くなるにつれて昇進しやすくなります。
そのため人が辞めていく会社でがんばっていれば、ほかの会社に比べて昇進しやすくなります。
すぐに辞めていく人は昇進しないので、あなたは会社にいるだけで昇進の対象となることができます。
場合によっては若くして管理職になれるチャンスもあるかもしれません。
おっライバルが辞めたぞ!しめしめ
自分の価値があがる
会社に長く在籍しているだけであなたの価値があがります。
なぜなら会社の歴史や変革を知っていることは大きなプラスだからです。
たとえば「なぜこの部署ができたのか?」「この業務がなぜ存在するのか?」など会社にずっと在籍していれば当たり前に知っていることでも、知らない人から見ればすごい価値があるのです。
そしてどんどん人が辞める職場の場合、ずっと在籍しているあなたは会社の歴史を知っているので貴重な存在です。
あなたはずっと同じところで働いているだけで、辞める人と比べて相対的に価値があがっていくのです。
新陳代謝ができる
会社は新陳代謝を繰り返さないと生きていけません。
日々めまぐるしく変わる時代についていくには、会社側も日々変わっていかなければいけません。
あまり誰も辞めない会社は新しい人がはいってくることもありません。
そのため知識や技術もアップデートできなくなってくるので、だんだんと会社は業績が悪くなってきます。
逆にどんどん人が辞める会社は入ってくる人も多いから新陳代謝が進みやすいです。
そのため新しい知識や技術が次々はいってきて、新しく入ってくる人によっては会社が大きくなる可能性も秘めています。
次々と入ってくる人の中にレベルが高い人がいれば最高
残っている人たちの結束が固くなる
人の入れ替わりが激しいと辞めずに残っている人たちの結束が固くなります。
なぜなら会社のことを知っている人や業務内容を知っている人が少なくなるからです。
そして残っている人達しか知らない共通の話題ができ、自然と仲間意識が生まれます。
どんどん人が辞めていくほど古株しか知らないことが増えてくるので人に頼られることも増えてきます。
残っている人達の結束が強く、頼られるようにもなるので会社で一定の地位を築けるようになります。
人がどんどん辞めていく職場は自分も辞めるべきか?
職場でどんどん人が辞めていくからといってあなたも辞める必要があるとは限りません。
メリットとデメリットを吟味して、あなたにとってどちらがいい選択なのか考えましょう。
とくに以下の項目を満たしているのであれば辞める必要はないかもしれません。
・給料があがりそうか
・会社に居続ければ自分の能力があがるか
・やりがいがあるか
たとえば漫画業界などは人の入れ替わりが激しいですが、がんばることができれば自分の能力が上がり、ライバルも減ります。
また完全に年功序列の会社であれば、人が減ることであなたの昇給も早くなるでしょう。
反対にどの項目も当てはまらない場合は会社を辞めるほうが良いでしょう。
いろいろ考えてもやっぱり辞めた方が正解なときがあります。
私もなんだかんだいってみんなが辞める職場は辞めてしまいました。
そういう職場はどうしても不安になってきてしまいます。
だから私は転職することを選びました。
離職率の低い職場に転職できたので、今では人が辞めていく不安がなくなりました。
だからもし今仕事がつらくて「もう耐えられない」と感じている人は本気で転職を検討しましょう。
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>>転職を応援!無料で使えるおすすめ転職サイト【人気比較】
転職する前の注意点
どんどん人が辞めていく職場を転職する前に3つのポイントに注意しましょう。
- 衝動的な転職はダメ
- 辞めずに働くメリットとデメリットを考える
- 上司に自分のポジションについて相談する
次から注意点を具体的に説明します。
衝動的な転職はダメ
衝動的な転職はNGです。
冷静になってよく考えないと判断を誤ることになります。
のちのち後悔しないように転職する前は冷静になりましょう。
どんどん人が辞めるからといって、すぐに辞めたら、次の転職先が見つからなかったりする可能性もあります。
とはいっても転職するのは良い選択だったりもします。
そのため感情的にならずに、まずはメリット、デメリットをよく考えて検討する必要はあります。
辞めずに働くメリットとデメリットを考える
今の職場で働き続けるメリットとデメリットをよく考えましょう。
なんといってもこれはあなたの人生です。
辞めても辞めなくても後悔のないように、自分にとっての最適な選択をしましょう。
たとえば少しがガマンすればいいポジションにいけるかもしれませんし、会社の状況も変わるかもしれません。
だから、しっかりと自分の先輩や会社の状況を見て転職すべきかどうか判断しましょう。
転職してもどんどん人が辞める職場かもしれない
自営業にならない限り、職場の人が辞めることは必ずあります。
だから転職すればすっきりすべて解決する問題でもありません。
転職先でも同じ状況になるかもしれませんし、もっと人がやめる職場かもしれません。
ただし状況がリセットされるのは間違いないので、できるだけ変な人がいない転職先を選ぶことが重要です。
上手に転職する方法
円満退社を目指す
どんどん人が辞めることが不安になって辞めるとしても、それをそのまま退職理由にすると会社から嫌われるかもしれません。
会社が強制的に辞めさせてないのであれば、会社のせいではないからです。
ただ会社から嫌われると退社日まで会社にいるのが居心地悪いですし、退職の手続きで支障が出るかもしれません。
また退職を伝えているのに、なかなか退職させてもらえないことになるかもしれません。
だからたとえ本音が会社への不満だったとしても、前向きな退職理由を作って円満退職を目指しましょう。
最後に文句でも言いたいところでしょうが、グッとこらえることが大事です。
転職活動を計画的にする
転職活動は衝動的に行うものではなく、計画的に進めていきましょう。
行き当たりばったりでは良い転職もできません。
まずは今の職場で働きながら行うのか、退職後に行うのかを決めて行動する必要があります。
退職後に行うとじっくり時間をかけて行えますが、転職先がすぐに決まらないと収入がないので、生活が苦しくなってきます。
逆に働きながら行うと時間がかけれないですが、生活が安定したまま行えて、辞めるか辞めないかの選択も途中で変えることができます。
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