「なんでこんなものも買ってくれないの?」
「仕事するために必要なのに買ってくれないのはおかしい!」
そんな悩みはないですか?
会社が備品を買ってくれないという悩みは会社員にとって永遠の悩みです。
なぜなら会社が備品を準備しなくても法律的には問題がないからです。
ただし自腹をきって備品を従業員に買わせるには就業規則に記載する必要があるのも事実です。
そのため会社が準備する備品と自腹で買う備品の線引きは非常に難しいのです。
私もサラリーマン歴20年なので自腹で備品を準備しないといけないときは腹が立ちます。
しかし備品を買ってもらう方法を考えて実行することで、自分で買わなければいけないことはほとんどなくなりました。
そこで今回は「会社で備品で準備してもらう方法」をご紹介します。

読むと自分で備品を買わないといけないことがなくなります。
会社が買ってくれない備品

箱ティッシュ、ウェットティッシュ
一番線引きが難しい代表的なものです。
会社に必要だとも必要ないとも言えます。
しかもそれぞれが個人的に必ず持っているので会社で買わなくてもなんとかなります。
でもやっぱり机の前に箱で置いてあるのが一番便利なので買ってほしいところです。
交換する文房具
入社時に基本的な文房具は支給してもらえる会社が多いとはおもいます。
しかし数年たてば文房具が壊れたり、新しい文房具が欲しくなってくるでしょう。
その時に交換する文房具を会社が買ってくれないということが多々あります。
自腹を切るのはたった数百円ですが、たった数百円なだけに会社で買ってほしいなと思う気持ちもあります。
お茶、コーヒー
サラリーマンであれば会社は一日のうちの大半を過ごすところです。
そのため健康状態を維持するために水分を補給する必要があります。
ですが飲み物は準備してある会社もありますし、準備していない会社もあります。
まったく準備していない会社では自分で買うか水筒を持ってくるしかありません。
働くために必要といえるので基本的な飲み物くらいは買ってほしいものです。
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ゴミ箱、ゴミ袋
デスク置くゴミ箱やゴミ袋は自分で準備しないといけないことがあります。
大きな会社であればオフィスの決まったところに完備されているのかもしれませんが、中小企業では決まったゴミ箱がありません。
SDGsにも関心があるのであれば、社内のゴミ箱くらい買ってほしいものです。
また最近はレジ袋が廃止されたので、ゴミ箱にかける袋も買う必要があります。
袋も何度も買うと金額もばかになりません。
電池
目に見えているものは買ってくれることもありますが、目に見えないものは自分で用意しなければならなかったりします。
代表的なものは電池です。
普段は切れないので何も問題ないのですが、動かなくなったらなぜか社内に交換用の電池がありません。
しまいには「電池くらい自分で買ってよ」と言われてしまう始末です。
マウスは買ってくれるのにマウスの電池が切れたら自分で買うというのは納得できません。
USB、DVDなどのパソコン用品
パソコンは買ってくれてもUSBやDVDなど安くて小さいものは買ってくれなかったりします。
「家にあるでしょ?」という言葉を言われて、結局は自分で買うハメになります。
大きい小さいにかかわらず会社で必要であれば買ってほしいものです。
自分の家にあるかどうかは関係ないとおもいます。
会社で備品を買ってもらう方法

会社が備品を買ってくれないと嘆いていても何も変わりません。
それならばどうすれば買ってくれるのかを考えていきましょう。
私が会社に買ってもらう方法は以下になります。
上司と仲良くする
これがダントツで効果がある方法です。
なぜなら備品の購入を決定するのは上司だからです。
逆に上司との関係がよくないと何も買ってもらえない可能性があります。
ですので少なくとも普通の関係は築いておきましょう。
人と仲良くなるのは基本が大事です。
- 仕事以外の話をする
- 旅行に行ったら職場にお土産を買ってくる
- 報告、連絡、相談をしっかりする
そういうことをするだけで効果があるものです。
なぜ必要なのかを説明する
上司が備品を買うのを渋るのは「なぜ必要なのか?」という説明が足りないからです。
あなたは必要と思っているから要望を出すのでしょうが、上司は何も知りません。
ですので会社に買ってほしいのであれば「なぜ必要なのか」も合わせて説明する必要があります。
会社が必要と判断すれば必ず買ってくれます。
備品を購入したらどれくらい利益に貢献できるかを数字で出す
備品を買う理由として「効率が上がるから」というのはどれくらい何が上がるのかがわかりません。
会社は効果が不透明なことにお金を出すのを嫌がります。
ですので何がどれくらいよくなるのかが数字で表せれば、備品を買ってもらえる可能性がグンと上がります。
想定でいいのでその備品を使用するとどれくらい早くできるのかを数字で出してみましょう。
他の人も必要だという情報を伝える
自分だけが欲しいのではなく、周りの人も必要だと伝えると買ってもらいやすくなります。
たとえば「新しい機能が付いたペンを欲しい」とだけ上司に伝えても取り合ってくれないかもしれません。
「今のペンと何が違うの?」「ただあなたがほしいだけでしょ?」と買うのを断られるかもしれません。
しかし自分だけではなく他の人も欲しがっていると伝えると上司は興味がわいてきます。
なぜなら複数の人が欲していると「自分が知らないだけでとても便利な機能があるの違いない」と考えるからです。
だから必ず「なんで他の人も欲しがっているの?」と聞いてきます。
そこで的確な答えを準備しておけば買ってもらえる可能性大です。
同じ備品の中でもできるだけ安いものを提案する
欲しい備品があるからといって、適当に商品をネットで見つけて「これ買っていいですか?」「あれ買っていいですか?」と聞いてもあまり買ってくれません。
なぜなら上司は値段も重要な判断軸として見ているからです。
適当にネットで検索したり、本で見つけた備品は値段が高いことが多いです。
そのためその備品が欲しいのであれば、同じ種類のモノの中でも一番安いものを見つけておきましょう。
そして提案するときは他の値段と比較してそれを見せるのです。
他の値段や商品を見せることで「しっかりと情報を調べた上で必要と判断している」と思われるからです。
そして、選んでいるものが一番安いので買ってもらえる可能性が上がります。
またほしい備品が値段が高いものであれば中古の値段も調べておくと、購入を考えてくれるかもしれません。
まとめ

備品を会社が買うのか、自分で買わないといけないのかは非常に難しい問題です。
まず会社ですべてそろえないといけないという法律が存在しないからです。
そしてどこまでが仕事に必要なのかという線引きも非常にあいまいだからです。
しかし会社員としては仕事で使うものは1円でも自分で払いたくないものです。
ですのでまずは上司に「会社で必要」と思ってもらうことが大事になります。
そのためには「なぜ仕事で必要なのかを明確に説明できる」ことが重要です。
それさえできれば備品は会社に買ってもらえるはずです。