- 「毎日残業ばかりで嫌になる」
- 「定時で帰れないなら定時の意味なくない?」
そんな悩みはありませんか?
残業ってほんとに疲れますよね。
残業時間中の仕事は疲れているので、業務効率も悪いし時間の無駄に感じます。
でも無駄な残業は増える理由をきちんと考えて対処することでなくすことができます。
しごおわ。
— 77@商社3年目 (@Zh4Bwb1plQxWom1) April 19, 2024
金曜日に23時まで残業なんて、若さを無駄にしてる気がする。
私はサラリーマン歴20年の会社員タカラです。
ずっと事務で働いています。
私も何も考えずにがむしゃらに働いていたときは残業ばかりでした。
毎日残業なので今働いている時間が「残業してる時間」ということすら考えていませんでした。
しかし家族ができて、家に早く帰る理由ができ、無駄な残業を減らす方法を真剣に考えました。
すると徐々にですが残業をせずに仕事をこなせるようになってきました。
本当になくそうとすると無駄な残業はなくすことができます。
今回は「無駄な残業が増える理由」と「無駄な残業をなくす方法」をご紹介します。
まずはなぜ残業になってしまうのかを考えていきましょう。

読むと残業をせずに定時で帰ることができるようになるかもしれませんよ。
残業は時間の無駄である理由

通常はするべきことではないから
本来、会社の仕事は定時内で終わらせることができるようになっているはずです。
だから残業は特別な時間として会社では設定されているのです。
そのため通常は残業が発生することがイレギュラーなのです。
通常働かなくてもいい時間ということは無駄な時間なのです。
残業するとプライベートな時間がなくなるから
残業しているとプライベートな自分の時間を過ごすことができません。
仕事をしたくない人にとっては、プライベートな時間こそ自分の人生そのものです。
しかし人は働かないと生きていけません。
ですので定時内の仕事はガマンしてやっているのです。
でも残業は特別な時間なので、しなくても会社のルール上は問題ないはずです。
そのためプライベートな時間が大事な人は、残業している時間のほうが通常の業務時間より無駄に感じるのです。
会社の利益が落ちるから
会社というのは利益を追求するために存在しています。
だから働く人たちの目標は利益を稼ぐことです。
会社の経営者側から見れば残業というのは通常の業務時間より人件費がかかります。
なぜなら残業代というのは通常の賃金より割り増しで払う必要があるからです。
そのため残業が多いと会社の利益を圧迫することになるのです。
働いている側からすれば利益を追求しているのに、残業して利益を減らしているので無駄な時間なのです。
業務効率が落ちるから
人が一日に元気に動ける時間は限りがあります。
そして体だけでなく脳も時間がたてば疲れてきます。
そのため残業して労働時間が長くなればなるほど業務効率は落ちていくのです。
だから残業しても仕事があまり進むことはなくで、残業は無駄になるのです。
無駄な残業が増える理由

無駄な残業はなぜなくならないのでしょうか?
残業は会社にとってよくないもので非効率なのに増えていく理由はどういったものがあるのでしょうか?
付き合い残業が多いから
日本の会社で特に多いのが付き合い残業です。
社内で上司や社長がずっと残っていると平社員は帰りにくいものです。
また上司でなくても同じ部の人ががんばっているのに、定時で仕事を残して帰るのは申し訳なく感じます。
みんなそう考えていて、たいして用事がなくてもついつい社内に残って仕事をしてしまうのです。
付き合い残業は社員にとっても会社にとっても無駄な残業です。
仕事が多いから
単純に仕事量が多いことも残業が増える原因です。
職種によっては仕事をいくらこなしても仕事がまったく減らないということもあります。
仕事が終わることがないので残業して仕事をしなければいけなくなります。
慢性的に業務過多で残業しないといけない職場は無駄な残業を強いられていることになります。
本来は残業しなくていい業務量を会社がコントロールすべきです。
【関連記事】
>>仕事が業務過多で忙しすぎる!仕事量が多い理由と解決策5選!
人が少ないから
社内の人が少ないと、なんでも自分でしなければいけなくなります。
自分の仕事だけでなく雑務もしなければならないためどうしても残業になりがちです。
電話をとったり、配達の受け渡しをしたり、人が少ない会社ではすべきことがたくさんあります。
しかもより人が少なくなってくると一人当たりの仕事量が増えることになります。
だからいつまでたっても無駄な残業がなくならないのです。
残業しないと納期が間に合わないから
どんな会社でも納期に合わせて仕事をしています。
しかも納期が遅れると信用が下がってしまうので納期を過ぎることは許されません。
しかし注文をとってくる側の納期設定が短すぎると、関係部署はいつも残業しなければ間に合わなかったりします。
いくら生産効率や業務効率を上げても納期が短すぎると残業しないと期間内で納品できません。
そのため納期が短いと絶対残業になってしまいます。
適正な納期で受注していれば防げる残業なので、納期が短いためにしないといけない残業は無駄なのです。
無駄な残業を減らす方法5選

無駄な残業だとわかっている場合は減らす努力をすべきです。
なぜなら残業は少なければ少ないほど社員にとっても会社にとってもいいことだからです。
上司に相談する
一番即効性があるのが上司に相談することです。
残業というのは、人数、仕事量、仕事内容、仕事の仕方などの複合的な要因で発生します。
しかし会社での権限がないと自分勝手に会社の体制を変更することはできません。
そのため上司に相談して無駄な残業の原因となっているところを変更してもらいましょう。
そうすると無駄な残業がなくなります。
たとえば人数が少なければ新しい人員を補充してもらいましょう。
他にも仕事量が多ければ少し仕事量を絞ってもらいましょう。
上司が協力的であれば無駄な残業を効果的になくすことができます。
納期を調整する
自分に回ってくる仕事の納期を調整しましょう。
あなたがどの部署かによりますが、仕事というのは様々な部署や会社に渡り、最終消費者に商品やサービスが流れていきます。
そしてあなたに業務を依頼する人が仕事の納期を設定します。
たとえば何かを加工してお客さんへ販売する会社の場合は、「お客さん→出荷係→検査係→加工係」という順で納期を逆算して決めます。
出荷係は検査係に対して納期を設定します。
そして検査係は加工係に対して納期を設定します。
そうしてそれぞれが納期を守ることでお客さんの納期を守ります。
しかし納期が短すぎていつも残業になってしまう場合は、納期を事前に調整する必要があります。
仕事を受ける前に納期交渉をしないのでいつも無駄な残業になるのです。
ですので納期問題で残業になっている場合は、納期を設定している部署にしっかりと相談するようにしましょう。
仕事を自動化する
仕事量が多くて残業が増えている場合は、業務を自動化すると無駄な残業をなくすことができます。
まずはどの仕事が自動化できそうかをピックアップしましょう。
パソコンの作業であれば今はほとんどが自動化できます。
エクセルの作業はマクロを使うと自動化できます。
またRPAという仕組みを使えばWebブラウザや企業の基幹システムの処理なども自動化可能です。
特に人の判断がいらない作業はすべて自動化できるので一度インターネットで自分の業務を自動化できないか調べてみましょう。
また事務作業や工場の作業でも自動化できるかもしれません。
工場の作業はベルトコンベアやアームの組み合わせで自動化可能かもしれません。
事務作業は事務機器で対応可能な場合が多いです。
【事務作業の自動化】
- 紙を折る作業…紙折り機
- ホッチキス止め…複合機のステープル機能
- ハンコでの承認作業…ワークフロー
- 切手を貼る作業…郵便計器
- パソコン作業…システムやエクセルのマクロ
人にたよる
残業が多いのは自分だけで仕事をこなそうとしているからです。
残業がする人は責任感が強く、自分ひとりで何とかしようとしている人が多いです。
ですが仕事とはチームで行うものです。
会社は情報を共有し、個人同士が力を合わせることで最大限の力が発揮できます。
ですので自分ひとりががんばっても残業したところで効果は薄いものになります。
そのため無駄な残業をなくすには人にたよることが重要です。
自分よりその仕事が得意な人がいればその人にやってもらいましょう。
そのほうが会社全体の効率はいいのです。
とにかく時間になったら帰る
とにかく終業時間になれば帰りましょう。
会社の仕事というのはあなたがいなくてもなんとかなります。
むしろ残業しないと業務がまわらないのであればその会社がおかしいのです。
会社側が定時で終わるような業務量だったり人員を配置すべきなので、あなたは仕事が残っていても定時で帰りましょう。
また定時で毎日帰っていないあなたは残業がクセになっています。
残業するのが当たり前になっていて、残業時間込みで仕事をこなそうとしています。
長い時間をかけて仕事をこなそうと考えているので逆に作業効率が悪くなっています。
定時で帰るクセがつくと「どうすれば仕事をもっと効率化できて短時間で終えることができるか?」を考えるようになります。
そのため早く帰るクセをつけると作業効率もよくなってきて、無駄な残業がなくなります。
まとめ

残業時間というのは本来は仕事をするべき時間ではありません。
あくまで定時内で仕事が終わらないときだけ残業をするべきです。
まずはそのことを頭においておきましょう。
そうすると自然と残業せずに仕事をする方法を考えるはずです。
無駄な残業をなくすには、「自分が残業しなければならない理由」をしっかりと理解しておきましょう。
そしてそれがわかればその理由をつぶすために対策します。
1人で解決できない問題のときは上司やまわりの人に相談することが有効です。
残業は仕事の振り分けを変えてもらったり、仕事量を調節してもらうことで解決しやすくなります。
最終的にはとにかく時間になったら帰るということです。
定時で帰るクセをつければ無駄な残業をすることはありません。
もし仕事が残っても次の日になんとでもなることがたくさんあるはずです。