- 「仕事で怒られてつらい」
- 「怒られてばかりで気持ちが折れそう」
そういうときってありますよね。
私も新人のときはよく怒られて取引先まで謝りに行きました。
その後も何か気まずくてビクビクしたり、また同じ失敗をしてしまって散々な目にあったこともあります。
しかし怒られたあとの対応次第で、仕事ができる人に思われるのかダメなやつだと思われるのかが変わってきます。
それは今自分に部下ができてよくわかりました。
そこで今回は「怒られたときの上手な対処法」をご紹介します。
読むと怒られても冷静に何をすべきか考えられるようになりますよ
よく怒られる人の特徴
何をしていても自信がなさげ
いつも自信がなさそうにしている人は怒られやすくなります。
怒る人を怒る相手を選んでいて、自信満々の人に怒ることは少ないです。
だから同じミスをしたとしても常にビクビクしている人が怒られる対象になってしまいます。
そんな人は小さいミスでもよく怒られるので、いつも怒られてると感じます。
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わからないときに自分の判断で仕事をする
何か仕事でつまずいたときに、自分の判断で物事をすすめる人は怒られることになります。
そんなときも本人はなぜ怒られるかわかっていません。
むしろ「相手の時間を奪わずに、相手に迷惑をかけずに仕事を進めているからほめられるはずなのに」と思っています。
しかし怒る人からすれば
「また間違ったやり方をしている。わからなければ聞けばいいのに!」
と質問してこないことで仕事が失敗するのを怒っています。
ですからわからないときに質問をしてこない人は怒られがちです。
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プライドだけ高い
プライドが高いのは悪いことではありません。
仕事がよくできてプライドが高く、真面目で評価される人もいます。
しかし仕事が全然できないのに、プライドだけ高い人は怒られます。
そういう人は総じて全然話を聞かないからです。
そしていつも「自分のほうが正しい」と思っています。
だから心から謝ることがありません。
ですので仕事ができないのに自信がある人は怒られることになります。
仕事の優先順位がわかっていない
仕事をきちんとしているのに怒られる人はいませんか?
そういう人は仕事をする順番を間違っている可能性があります。
仕事というのはただ目の前のことをしていればいいものでもありません。
仕事に取り組む前に、何を先にすべきなのかを考えてしなければなりません。
だから急いでいる仕事をせずに、どうでもいい仕事を優先してやっている人は怒られます。
そのため真面目に仕事をしているのに怒られる人は、一度何が大事な仕事なのかを考えましょう。
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口ごたえや反論する
人がイライラしたり怒ったりする原因として多いのが「口ごたえや反論」です。
注意したり、アドバイスしたりしているのに「でも」や「そうは思いません」など否定的な言葉ばかりの人は怒られます。
あなたに怒るということは先輩や上司など目上の人の可能性が高いです。
目上の立場の人に意見を真っ向から否定したり、素直に聞かないとよけい怒られます。
たとえ相手の内容が間違っていたとしても指摘の仕方も大事です。
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同じミスを何度もする
同じ失敗を繰り返してしまう人は怒られます。
なぜなら前回の失敗のときに怒られているのであれば、改善のチャンスがあったはずだからです。
同じ失敗をしているということは、前回のときのアドバイスを聞いていないということです。
そして、何もせずに何も考えずに同じことをしているということです。
あなたはきちんと考えて行動していたつもりでも、周りからはそういう風に思われているので怒られるのです。
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怒られたときの上手な対処法
すぐに謝る
怒られたときはすぐに謝ることが重要です。
反省した様子がなく、謝らないことが相手を一番怒らせます。
ですのでたとえ自分が悪くないと思っていてもまず謝りましょう。
あと謝る時間も大事です。
「後で謝ろうと思っていたのに」といっていつまでも謝らないと相手の怒りのボルテージもいつまでたっても下がりません。
とにかくよきタイミングで謝ることをまずは考えましょう。
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怒っている人の意見を全て聞く
怒っている人は話を聞いていないともっと怒ります。
また話を遮られたり、言い返されると手がつけられなくなります。
ですので怒られたときは、まず謝った上で怒りの内容をきちんと聞きましょう。
なぜ怒っているのかをしっかり聞かないと話もできなくなります。
理由がわからない場合は、できるだけわかりやすい質問で理由を探りましょう。
「なんで怒られなきゃいけないのか全然わからない!」といって開き直ってはいけません。
怒られている側は冷静になって理解することに専念しましょう。
反省している態度をとる
怒られているときにニヤニヤしていたり、ボーっとしていたらもっと怒られます。
相手が怒っているときはとにかく反省した態度でいましょう。
「腹がたつ顔をしている」「いつも話を聞いていなさそうにみえる」というような人は、口を閉
じてうつむいて悲しそうな顔をしましょう。
口が開いていたり、口角が上がってしまう人は反省していなさそうに見えてしまいます。
同じ失敗をしないよう対策する
怒られたあとは必ず同じ失敗をしないようにしましょう。
「次は失敗しないようにしよう」と考えているだけでは必ずまた同じ失敗をします。
そして同じ失敗をすれば、今度はより怒られます。
なぜなら怒っている人は同じ失敗を嫌うからです。
同じ失敗をするということは「自分が注意したことを聞いていなかった」からと考えるからです。
だから次は失敗しないように何か対策をしておきましょう。
どんな失敗であれ、何か対策ができるはずです。
そして同じような状況で、失敗を防げたらほめられます。
対策したことを報告する
怒っていた人は「考えをあたらめたか?」「次は怒られないように何か対策したか?」などを気にしています。
ですので失敗しない対策が完了したら、怒っていたい人に報告しましょう。
怒っていた人は「自分の言う通りにしてくれた」ということに安心します。
そして今度は味方になってくれるでしょう。
また仕事の失敗で怒られたのではなくても、怒っていた人の言うことを意見を取り入れた行動を取り入れれば喜んでくれます。
そのため注意してくれた人がいるのであれば、「注意してくれたことや意見が役に立った」と報告しましょう。
時間をあけて怒っていた人と雑談する
そして怒られてから時間がたてば、雑談をするようにしましょう。
怒られるのは普段のコミュニケーション不足ということも多いに関係します。
普段からコミュニケーションがたくさんあれば、怒る人も注意のしかたが変わってきます。
ですのでほとぼりが冷めれば、なんでもいいので話しかけにいきましょう。
できれば怒られたときの話ではなくて、まったく関係のない家族の話やスポーツの話など他愛のないことで問題ありません。
ただただ話をすることも立派なコミュニケーションです。
そもそも普段からコミュニケーションをうまくできていればほとんど怒られることもありません。
ビジネス関連のコミュニケーション力を鍛えたいと考えているのであればコミュトレというサイトが参考になります。
《参考:コミュトレ新働き方戦略|転機をチャンスに変えるビジネス攻略メディア》
まとめ
仕事はみんな真剣に行っています。
だから怒られるのはある意味当たり前です。
スポーツの世界でもみんなが真剣にやっているからこそ、怒ったり怒られたりするのです。
適当にやっていたら誰も怒りません。
だから仕事で怒られても気にしすぎることはありません。
むしろ怒られているときの態度や怒られたあとのリカバリーに力をいれましょう。
怒られている時は真剣に相手の話を聞いて、たとえ自分が間違っていなくても真摯に謝りましょう。
その後、同じことで怒られないように対策をすれば問題ありません。
自分が間違っていないことをどうしても伝えたい時は、相手の怒りが落ち着いてから軽く意見を言うくらいでとどめておきましょう。
また普段からコミュニケーションをとっていると怒られることも少なくなります。
そしてコミュニケーションの中で相手が怒りそうなポイントを知っておくと、次に怒られるのを防ぐこともできます。