- 「いざとなったら誰も職場で味方になってくれない」
- 「職場で悩みがあっても誰も真剣に聞いてくれない」
あなたが職場がそういう状況になっていたら黄色信号かも知れません。
なぜならそれは職場に味方がいない状態になっているからです。
周りの人が冷たくて、真剣な相談にのってくれないというのは人間関係が崩れているのかもしれません。
職場の人と仲良く出来ない。プライベートでは仲の良い人もそれなりにいるのに、こと職場に限ったら味方がいない。
— 戦う人@社畜 (@fightingFperson) June 4, 2020
別にそれでいいと思ってるけど、本当は強がり。
私も今まで2回転職していますが味方のいない状況もありました。
内閣官房の令和4年の調査でも前年にくらべ孤独を感じる人が年々増加しています。
《参考:内閣官房|孤独・孤立の実態把握に関する全国調査(令和4年)》
しかし、そういうときは無理に味方をつくらずに「会社は仕事をするところ」と割り切って働くほうがいいです。
この記事では「職場に味方がいない理由」と「職場に味方がいないときの対処法」を紹介します。
読むと職場に味方がいない状況でも前向きになれますよ。
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転職して味方のいない状況から脱出しましょう。
【関連記事】
>>リクルートエージェントとは?登録方法と流れを解説【5分で完了】
職場に味方がいない理由
職場に誰も味方がいないとつらくなります。
しかしよく考えてみましょう。
なぜそういう状況になってしまったのでしょうか?
きっと働きはじめたときはあなたにも味方がいたはずです。
味方になるといじめの標的になりそうで味方になれないから
現在、職場で味方がいないあなたはパワハラやいじめを受けていませんか?
もしそうであれば周りの人は味方になってくれないかもしれません。
非常に悲しい話ですが人を救ったばっかりに、今度は自分が標的になるのを人は恐れます。
いじめは大人になっても本質は変わりません。
邪魔な人、気に入らない人が標的になるのです。
だからいじめを邪魔する人は標的になる可能性があるのです。
だからあなたの味方をしたい人がいてもなかなか味方になることができないのです。
結果的にあなたはずっと味方がいない状態になってしまいます。
過去に職場でトラブルがあったから
誰だって人は過ちを犯します。
ちょっとしたボタンの掛け違いで職場でトラブルがある人も少なくありません。
しかし会社はトラブルが起きると、上司や人事総務部などが解決しようとしてくれます。
ですが会社が介入して解決するのは表面上だけです。
一度トラブルが起きると完全に解決することはなかなかできません。
なぜなら解決したように見えても人と人との問題は根深いからです。
そのため過去に一度でもトラブルをおこすと人は離れていってしまうのです。
【関連記事】
>>職場で孤立してるのは自分が悪い?孤立時の対処法6選!
普段から職場でまったく話さないから
職場でまったく世間話をしない人は、いざ困ったことがあっても誰かが味方になってくれません。
人とのつながりや信頼関係は1日で築けるものではなく、長い時間をかけて少しづつ形成されるからです。
だから普段は何も話さない関係であれば信頼関係はほぼ0です。
そのため周りに味方がいないのも仕方ないかもしれません。
職場で話したこともない人の味方をする人は珍しいです。
【関連記事】
>>なぜ職場で挨拶しない人がいるのか?挨拶しない人への対処法6選!
人は他人に興味がないから
世の中の人は基本的にそこまで他人に興味がありません。
これは人の生存本能で、他人より絶対的に自分が大事だからです。
他人を守るために自分が死んでは意味がありませんから。
しかも職場の人はお金をもらうために仕事をしているだけで、あなたの家族や友達ではありません。
そのため少しくらい困った人がいてもわざわざ首をつっこんできません。
あなたが自己中心的だから
もちろん職場には困った人を助けてくれる人もいます。
しかしあなたが自己中心的な考えであれば、困ったことがあっても助けてくれないかもしれません。
なぜなら自己中心的な人は自分は助けてほしいけど、人が困っていても助けないからです。
文字通り自分中心に考えているので、自分の得なことは考えても他人の得なことは考えないからです。
そういう人はいざ困ったことがあっても周りはすぐに手を差し伸べてくれません。
職場に味方がいないときの対処法
職場に誰も味方がいないと心細いものです。
そのときはどういう行動を取れば状況を変えることができるのでしょうか?
自分が誰かの味方になる
すぐにできる行動としては自分が率先して誰かの味方になることです。
あなたは困ったときにどういう人が周りにいるとうれしいでしょうか?
味方になってくれる人がほしいのであれば、自分から積極的に誰かの味方になりましょう。
そのためには職場の人と普段から話をして、仲良くなっておかなければなりません。
その上で誰かが困っていれば手を差し伸べましょう。
そうすることであなたが困っているときは誰かが手を差し伸べてくれるようになります。
困りごとは総務部に相談する
あなたの部署や周りに味方がいなくても、会社は困りごとを聞いてくれる部署があります。
人間関係の相談や社内のトラブルなどは総務部に相談してみましょう。
総務部は人事制度や給与、家族構成、住所などプライベートな情報が集まってきます。
そのためほとんどの会社では総務部があらゆる相談の窓口になっています。
周りの人が頼りにならないときは会社に相談すると解決することがあります。
職場は仕事をする場所だと割り切る
職場に味方がいなくてさみしいかもしれませんが、職場とは本来仕事をするところです。
ですので「味方がいない」となげく必要はなく、仕事をきちんと遂行できていれば問題ないのです。
そのため人間関係を気にしすぎずに仕事に集中しましょう。
本当に仕事に集中していれば味方がいないことは考えなくてすみます。
【関連記事】
>>職場の孤立はどうでもいい思うのが得!割り切る方法とメリット!
仕事で成果を出す
自分のポジションで仕事の成果を出しましょう。
仕事もできず、愚痴ばかり言っている人は職場の人にも会社にも評価されません。
そのため仕事を頑張っていない人は誰からも評価されず、味方がいないという最悪な状態になってしまいます。
逆に仕事で会社に評価されるようになると職場の周りの目も変わってきて、味方が自然と増えてきます。
たとえばあなたの部署が営業一課で、営業二課に比べて成績がいつも悪かったとします。
しかしあなたがすごくがんばって売上を上げて営業二課に勝ったとき、周りの人たちはあなたを誇らしくおもうでしょう。
そうやって仕事の成果をあげて、周りに認められるようになれば、仲間意識が強くなり、いつの間にか味方は増えています。
転職する
味方がいないことを割りきって考えたり、仕事で成果を出して仲間を作るのは上手な対処法です。
しかしどうしても解決できない場合や味方をあらためて作るのが苦手な人もいます。
そこで転職するというのも選択肢のひとつです。
転職は逃げだと思われますが、逃げることは立派な解決策です。
そもそも逃げることはまったく悪いことではありません。
転職しても絶対に解決するかはわかりませんが、味方がいない状態でガマンして働くよりマシです。
だから孤独でつらいのであれば転職も考えましょう。
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>>転職を応援!無料で使えるおすすめ転職サイト【人気比較】
転職する前の注意点
味方がいなくて転職する前に3つのポイントに注意しましょう。
- 衝動的な転職はダメ
- 辞めずに働くメリットとデメリットを考える
- 上司に自分のポジションについて相談する
次から注意点を具体的に説明します。
衝動的な転職はダメ
衝動的な転職はNGです。
冷静になってよく考えないと判断を誤ることになります。
のちのち後悔しないように転職する前は冷静になりましょう。
たとえば味方がいないのではなく、あなたが無口すぎるだけということもあります。
辞めたあとにすぐに転職先が見つからなかったりする可能性もあります。
だから感情的にならずに、まずはメリット、デメリットをよく考えて検討する必要はあります。
辞めずに働くメリットとデメリットを考える
今の職場で働き続けるメリットとデメリットをよく考えましょう。
なんといってもこれはあなたの人生です。
辞めても辞めなくても後悔のないように、自分にとっての最適な選択をしましょう。
たとえば味方がまったくいなくてもやっていけるポジションや人と話さなくても成立する仕事になるかもしれません。
だからしっかりと自分の先輩や会社の状況を見て転職すべきかどうか判断しましょう。
転職してもポジション争いはあるかもしれない
自営業にならない限り、人間関係の問題は必ずあります。
だから転職すればすっきりすべて解決する問題でもありません。
転職先でも同じ状況になるかもしれませんし、もっと味方がいないかもしれません。
ただし状況がリセットされるのは間違いないので、できるだけ変な人がいない転職先を選ぶことが重要です。
上手に転職する方法
円満退社を目指す
味方がいないのが嫌になって辞めるとしても、そのまま退職理由にすると会社から嫌われるかもしれません。
それは会社が悪意をもって生みだした状況ではないからです。
ただ会社から嫌われると退社日まで会社にいるのが居心地悪いですし、退職の手続きで支障が出るかもしれません。
また退職を伝えているのに、なかなか退職させてもらえないことになるかもしれません。
だからたとえ本音が会社への不満だったとしても、前向きな退職理由を作って円満退職を目指しましょう。
最後に文句でも言いたいところでしょうが、グッとこらえることが大事です。
転職活動を計画的にする
転職活動は衝動的に行うものではなく、計画的に進めていきましょう。
行き当たりばったりでは良い転職もできません。
まずは今の職場で働きながら行うのか、退職後に行うのかを決めて行動する必要があります。
退職後に行うとじっくり時間をかけて行えますが、転職先がすぐに決まらないと収入がないので、生活が苦しくなってきます。
逆に働きながら行うと時間がかけれないですが、生活が安定したまま行えて、辞めるか辞めないかの選択も途中で変えることができます。
良い転職をするには転職エージェントがオススメ
良い転職をするなら転職エージェントを利用するのがオススメです。
転職エージェントは普通の転職サイトとは違い、自分で求人を探して面接をするのではありません。
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また大手の転職エージェントは以下になります。
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
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なぜなら他の転職エージェントとくらべ、圧倒的な求人数と転職実績数があるからです。
全国の支店の数や利用者が多いので、初めての方でも希望の職種を紹介してもらえる可能性が高いです。
転職エージェントを利用して理想の転職を実現しましょう。
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まとめ
職場に味方がいないときはいろんな状況があります。
しかし自分が悪い場合もあるので、とにかく普段から周りの人と仲良くしておくことが重要です。
そしていつも周りの人の味方になるようしていると、あなたが困ったときに助けてくれます。
まずは自分の仕事をしっかりして、きちんと職場の人に挨拶することから始めましょう。
会社内で当たり前の行動が当たり前にできていれば、味方になってくれる人も増えてきます。
また自分は正しいはずなのに味方ができないときは、自己分析してみましょう。
「自分は普通だ」とおもっていても、実は変わった人なのかもしれません。
自分の性格をしっかりわかった上で、どうすれば人に好かれるのかを考えて行動すれば味方が増えてくるでしょう。