管理職は割に合わない。管理職が疲れる理由と対処法は?

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  • 「管理職になったけど割に合わない」
  • 「思ってたより管理職はつらい」

そんな悩みはないですか?

管理職って給料もそこそこもらえて、人に命令してるだけで楽そうに見えることもあります。

私も一般職だった頃は「課長ってお金も地位もあって羨ましいな」と思っていました。

しかし実際になってみると結構つらいことも多くて、割に合わないと感じることもあります。

そこで今回は「管理職が割に合わない理由と対処法」をご紹介します。

読むと管理職になってしまったと悩まなくなります。

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管理職が割に合わない理由

パソコン画面を真剣に眺める疲れたような雰囲気の男性

責任が重い

管理職が割に合わない理由としてよくあがるのが責任が重いことです。

一般職でも昇格するということは責任が重くなります。

しかし管理職の責任の重さは一般職とは段違いです。

管理職は会社の経営の一部を担うことになるので当然です。

だから一般職から管理職になりたての人は責任の重さに押しつぶされそうになります。

一般職だと頑張っているだけで評価されますが、管理職は頑張っているだけでは評価されません。

頑張ったかどうかではなく結果で評価されるからです。

そのため結果が出ていなければ全く評価されません。

残業代がつかない

管理職は一般職と違って残業代がつきません。

割に合わない理由として大きい要素です。

いくら遅くまで毎日がんばっても給料のプラスにはなりません

正式にすべての残業がサービス残業となるのです。

そのため経営者は管理職に残業させようとします。

なぜならいくら残業させても人件費があがらなくてすむからです。

上と下の板挟みになる

管理職は一般職の従業員と経営者との板挟みになります。

経営者からの指示に従うため、部下にいろんな命令をしないといけません。

そのため経営者から怒られて、部下から文句を言われます。

そのストレスと増えない給料を天秤にかけると割りに合わないと思えてきます。

これはすべての管理職が会社で働くかぎりつきまといます。

残業が多い

管理職は経営者からの無理難題に答えることが仕事になります。

そのためどうしても残業が多くなります。

一般職と違って、ただ業務をこなしているだけでは、管理職は務まらないからです。

考えで 、実行して、 結果が出ず時間がかかることが多くなります。

それに加えて部下の管理の仕事もあります。

仕事の種類もボリュームも多くなるので残業が増えます。

人間関係に巻き込まれやすい

管理の重要な仕事として部下の管理があります。

部下に適切な指示を与えて、適材適所に配置しないといけません。

そして部下が増えてくると必ずどこかでもめ事がおきます。

そのときに相談にのったり、解決するのは管理の仕事です。

しかし人間関係というのは一筋縄ではいきません。

ドロドロの人間関係に割って入って、グチを聞く仕事は割りに合いません。

自分のせいじゃないのに怒られる

管理職は部下をうまくつかって結果を出すのが仕事です。

そのため部下の出来が仕事の結果の出来に直結します。

だから部下がダメだと、管理職であるあなたが経営者から怒られます。

部下の責任はあなたの責任だからです。

しかしそのような役割だからといって、人のせいで怒られるのは腹が立つものです。

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割りに合わない管理職になったときの対処法

ガラス張りの部屋で若手に何かを教える男性

残業しない

管理職の仕事は多岐にわたり、 終わりがありません。

ですので残業をしても足りないくらい仕事があります。

会社は残業代を払う必要がないので、いくら残業しても会社から注意されることもありません。

だからといって残業ばかりしていては体がもちません。

体が疲れてくると 「割りに合わないな」 とおもうことも増えてきます。

のため管理職が割りに合わないと考えるのであれば、残業を減らすようにしましょう。

管理職は仕事が増えますが、 裁量権も増えます。

だから自分で自分の仕事を管理できれば、 「今日は残業をしない」という判断もしやすくなります。

プレイヤーの仕事はなるべくしない

せっかく管理職になったのに、 作業ばかりしていては管理職になった意味がありません。

管理職とは文字通り部下やチームを管理するマネージャー業が主な仕事です。

ですのでプレイヤーの仕事である実作業はあまりすべきではありません。

別にしてもいいのですが、作業ばかりしていては時間がいくらあっても足りません。

そのため管理職が忙しくてわりに合わないと考えているのであれば、プレイヤーの仕事は あまりしないようにしましょう。

そういう仕事はどんどん部下に振っていくと、そのうち楽になってきます。

冷静に話をする

上の人と下の人とで板挟みになるときは何事も冷静に話をするように心がけましょう。

管理職はたくさんの人と話す機会が多くなります。

特に中間管理職の場合は、経営者と一般職の意見や指示のバランスをとるのが重要な役目です。

そのため感情的に会話すると話が余計こじれたりしがちです。

経営者や上の管理職の人の意見を冷静に聞き、一般職に的確に指示を出しましょう。

もし感情的にやりとりをしてしまうとどちらの話もこじれてしまいます。

特にもめ事になると時間も取られますし、精神的にもやられるので疲れてしまいます。

責任の線引きを明確にする

そのため、経営者と一般職のバランスをとるには、理論的に説明することが求められます。

責任の範疇があいまいだと、なんでもかんでも中間管理職のせいにされます。

管理職の責任にされがちなこと
  • 利益があがっていない
  • 一般職がもめている
  • 経営者が怒っている
  • 目標に到達していない

黙っているとどれも責任を押し付けられます。

ですので上司から受けた指示は何なのか?また何が達成できないと自分のせいなのかを明 白にしておきましょう。

そうすることで失敗したときも、誰の何がいけなかったのかがはっきりわかります。

責任の線引きをお互いに認識しあうことで無用なトラブルを防ぎます。

それができればわけもわからず濡れ衣を着せられることもなくなります。

給料交渉をする

割りに合わないと感じるのは給料が仕事と見合っていないためです。

仕事内容の改善が難しいときは、給料の金額を上げてもらうことで釣り合いをとることもできます。

成功するかどうかは普段のあなたの働き方次第です。

給料が交渉できるくらい一生懸命に働いているのであれば、必ず給料を上げてくれるはずです。

あなたが会社にとってなくてはならない存在であれば、経営者はいくらお金を積んでも手 放したくありません。

仕事をがんばって成果をあげているのであれば、自身を持って交渉しましょう。

転職活動する

仕事のしんどさも変わらない、 給料もあげてもらえないのであれば転職を考えましょう。

業務と給料が釣り合っている会社はいくらでもあります。

きっと同じポジションでもっと給料が高いところがあります。

また転職活動をしていることを会社に告げて、交渉するのもありです。

割りに合わないと考えているのであれば、他の会社の求人状況を調べてみましょう。

そうすると真剣さや切実さが伝わって、交渉に応じてくれやすくなります。

それでも何も変わらないのであれば本当に転職すればいいのです。

まとめ

パソコンの画面を見ながらニヤける中年男性

管理職は給料は一般職より高いのである程度、ガマンしてがんばらないといけないのも事 実です。

しかし管理職は働き方によっては本当に割りに合いません。

上と下の板挟みで残業代もつきません。

だから上手な働き方を身につけないとすぐにつぶれてしまいます。

人間関係や話を冷静に聞いて、 管理職として本当にすべきことだけをしていきましょう。

理不尽な指示や依頼をすべて聞いていては体がもちません。

管理職は経営者と一般職のバランスをとって、利益を上げていくのが仕事です。

割りに合わないと感じるのであれば、転職をちらつかせて交渉しましょう。

そして本当に割りに合わなければ、よいところに転職してしまえばいいのです。