「なぜばかりが雑用させられるのか?」
「雑用をお願いされないようにしたい!」
そんな悩みはないですか?
仕事で頼ったり頼られたりすることは日常茶飯事です。
しかしなぜか雑用ばかりを押し付けられる人がいます。
私もサラリーマンを20年以上していますが、ずっと事務職です。
だから自分の仕事とは関係のない事務処理やパソコンの設定等をお願いされることが多いです。
外出が多い営業や管理職は「雑用は事務所にいる誰かがするのが当たり前」と考えています。
そのため私がやらなくても誰かが雑用を任される空気になります。
しかし私は自分の仕事を関係のない雑用は冷たくあしらうことで、雑用ばかりをお願いされることはなくなりました。
そこで今回は「自分ばかりが雑用させられる原因」と「自分ばかりが雑用させられるときの対処法」をご紹介します。
読むと雑用を頼まれることなく自分の仕事に集中できるようになりますよ。
仕事で自分ばかりが雑用させられる原因
まじめすぎるから
雑用させられる人はまじめな人が多いです。
まじめなので雑用でもしっかり仕事をします。
そしてその実績が買われて、また雑用がまわってきてしまうのです。
そのループにはいってしまうとまじめにしているのになぜか損してしまいます。
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仕事の範囲があいまいだから
仕事の範囲がわかりにくい人は雑用がまわってきます。
なぜならなんとかしてくれそうな気がするからです。
たとえば営業部というのはお客さんに商品を売ることが仕事です。
だから「パソコンのネットワークの調子が悪いのでみてほしい」というようなどこの部署に依頼すればいいのかよくわからない依頼は回ってきません。
総務部とか戦略部とか仕事の内容が見えにくい部署に雑用は回ってきがちです。
気が弱いから
人はなんでも言うことを聞いてくれそうだと思われます。
だから雑用をお願いされがちになります。
頼むほうも断られることはイヤなので断らなさそうな人に頼むのです。
あなたは道で声をかけるときにどんな人に声を掛けますか?
今あなたが想像した人が雑用を頼まれやすい人なのです。
いつも暇そうにしているから
雑用させられる人は暇そうな人に多いです。
なぜなら雑用を頼む人は忙しそうな人に頼まないからです。
もし忙しそうな人に頼むと雑用を後回しにされる可能性だってあります。
雑用をお願いする人も雑用だとしても最優先でやってほしいと思っています。
だから暇そうな人に頼むと、暇なのですぐにやってくれそうでしょ?
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なんでもしてくれるから
雑用ばかりの人はなんでもできる人も多いです。
どんな難題だったとしてもなんとかしてくれます。
だから「よくわからないことはとにかくあの人に頼もう」と考えてしまいます。
なんでもできる人にとにかく頼めばなんとかなるからです。
ですので幅広く知識があって、ある程度なんでもできてしまう人は雑用がまわってきます。
自分ばかりが雑用させられるときの対処法
忙しそうにする
基本的に人は忙しそうな人にはあまり話しかけません。
話しかけるだけで怒られるかもしれませんし、「話しかけると仕事の邪魔かもしれない」という考えが働くからです。
だから忙しそうな演技をするだけで雑用を頼まれることを減らすことができます。
ポイントは本当に仕事を入れ過ぎて忙しくなる必要はないということです。
雑用ばかりがイヤだからといって本当に忙しくなりすぎると本末転倒です。
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雑用の依頼を放置する
雑用をお願いする人は、早くやってほしいと思っています。
雑用を依頼するということは、その雑用は自分ではできないか、自分でするとすごく遅くなるからです。
自分でもすぐにできることはわざわざ人に頼みません。
人に頼むのも体力がいるものです。
だから頼んだ雑用がなかなかやってもらえないと、次からは頼まなくなります。
ですので雑用を頼まれにくくするには、雑用をすぐにしないことです。
そうするとだんだん雑用がなくなってきます。
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たまには雑用のお願いを断る
雑用を押し付けられたらたまには断ってみましょう。
いつも依頼を受け入れているから、相手は次々に甘えてしまうのです。
ただし断り方は考えましょう。
いきなりすべてをはっきり断り出すと「変になったのじゃないか?」と思われます。
ポイントは言い訳をいいながらやんわり断ることです。
とくに人のせいにすると自分は非難されずに断ることができます。
ニヤニヤしない
人はにこやかな人に話かけます。
ですので常に真剣なまなざしをしておくと雑用をお願いされる回数が減ります。
雑用を減らすにはそもそも話しかけづらい雰囲気を出すことが大事です。
何も怒った顔をする必要はなく、ヘラヘラ、ニヤニヤとしている顔を正すだけで無用な依頼はグッと減ります。
仲の良い人には「変な人に話しかけられにくいようにニヤニヤしないようにしてるんだ。」と正直に話しておくと、余計な誤解をされずにすみます。
雑用を頼む理由を聞いてみる
雑用を頼まれたときは「自分に頼む理由」を聞いてみましょう。
きっと大した理由はないはずです。
だからこそ相手はその質問に困るはずです。
「なんとなくやってくれそうだから」
「自分でやるのがめんどくさいから」
こういう理由の場合は、本当のことは言えません。
だから何か雑用をお願いされるたびに
「私が・・・やるんですか?」
と言ってみましょう
「なんでですか?」 とダメ押して言えば完璧です。
そうばつまらない仕事は回ってこなくなります。
まとめ
仕事の雑用が自分ばかり回ってくる人は一度考え直さないといけません。
つまらない仕事で仕事が忙しくなっているということですから。
雑用を頼まれるのは「頼まれやすい」からです。
そのためまずは頼まれにくくすることが簡単です。
断ることが難しい場合はとにかく雑用をするのを先延ばしにしましょう。
それで少し個人の信用が落ちても、雑用は頼まれないほうが良いです。
雑用はこなしても雑用なので、仕事としてあまり評価されないからです。
「便利な人」 というカテゴリーから抜け出すことができれば、雑用はあまり回ってこなくなります。