- 「部下が言うことを聞いてくれない」
- 「部下が自分と違う行動をする」
そんな悩みはありませんか?
扱いにくい部下を持つと全然仕事が進みません。
それに人の管理だけで時間がとられます。
でも100%自分の思い通りになってくれる部下はいません。
だからある程度妥協して部下とは付き合っていくほうがいいです。
そこで今回は「扱いにくい部下の特徴」と「扱いにくい部下の対処法」をご紹介します。
読むと部下が扱いやすくなりますよ。
扱いにくい部下の特徴
指示に従わない
会社では上司が部下に指示をして、その指示を部下が聞くことで仕事がまわっています。
ですが扱いにくい部下は上司が指示をしても従いません。
とにかく指示したことをしないので仕事が進まなくなります。
言ったことの50%くらいしかしない部下もいます。
指示通りにしてくれる割合が低いほど扱いにくいです。
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口ごたえする
話をしていて口ごたえする部下は扱いにくいです。
素直じゃない部下は話し合いもスムーズできません。
なぜなら反射的に反論している可能性があるからです。
議論を深めるために口を出すのは結構ですが、相手の話を聞かない人は扱いにくいです。
仕事ができない
指示は素直に聞いてくれても、仕事がそもそもできなければ扱えません。
いわゆるダメな部下です。
仕事と関係がなければドジっ子でかわいい後輩かもしれませんが、自分の部下ならたまったものではありません。
扱うどころか部下の尻ぬぐいをたくさんしないといけないハメになります。
部下が年上
中途採用が多い会社だと年上なのに部下ということがあります。
あまり敬語を使いすぎるのも弊害がありますし、偉そうにしすぎるとムカつかれる可能性があります。
歳の差が開いているほど扱いにくい部下となります。
上司なので指示はしないといけませんが、どのような距離感で指示をするのかはよく考えないと扱いにくいです。
やる気がない
そもそもやる気がない部下は扱いにくいです。
やる気を促すようにしないといけないですし、仕事以前の問題です。
部下のご機嫌取りもして、仕事の指示もしないといけません。
親でもないのに、人のやる気もださせないといけないので、ただただ扱いにくい人です。
扱いにくい部下の対処法
扱いにくいときはコミュニケーション不足のことが多いです。
「あなたは部下が何を考えているのかわからない」と思っているかもしれませんが、向こうも同じことを思っている可能性があります。
コミュニケーションが普段からうまくいっていると心のズレは生じません。
するとなんで指示を聞かないのかもわかってきます。
部下のフォローをする
部下が扱いにくいときはあなたの言うことを聞かないときです。
なぜ聞かないのかというと、あなたが助けてくれないからと思っているかもしれません。
あなたが部下の言うことを聞いてくれないから、部下もあなたの言うことを聞かないのです。
だから積極的に部下の仕事を手伝ったり、フォローするようにしましょう。
そうすると部下もあなたに心を開いてきて、お互いに声を聞く体制ができあがります。
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目標を共有する
会社は会社の目標があり、その目標は部署ごとの目標に落とし込まれます。
そして同じ部署の人たちが同じ方向を向いて仕事をすると結束力が強くなり、仲間意識が高まります。
ですので扱いにくい部下は部署の目標を理解してもらい、同じ方向を向いて仕事をしてもらいましょう。
そうすると上司が指示をする理由もわかりやすくなるから、言うことを聞いてもらいやすくなります。
自分の仕事をがんばる
部下が扱いにくいときは、あなたは信頼されていないかもしれません。
あなたが部下から尊敬されてるのであれば、部下はあなたが扱いやすいように振る舞うはずです。
だからあなたは真摯に仕事と向き合い、まじめに仕事をしましょう。
頭を下げるときは下げ、部下を全力で助けて、自分の職務を全うしましょう。
そうすると自然に部下はあなたの言うことを聞いてくれるようになります。
部下をほめる
人は怒られてばかりでは育ちません。
むしろ反発するようになります。
そうなるとより部下は扱いにくくなります。
だからきちんとほめるところはほめるようにすると、部下は扱いやすくなります。
何気ないことでも「いいね」「よくできたな」など掛け声があるだけでも部下のやる気はあがってきます。
だから部下が扱いにくいときは積極的にほめるようにしましょう。
面談して話し合う
色々試しても部下が扱いにくいときは、部下と直接話し合いましょう。
部下も人間だから色々言いたいこともあるはずです。
しかし普段の仕事の中では言いづらかったり、素直になれなかったりするので、個室で話し合いましょう。
何か大きな悩みや仕事に不満があるかもしれません。
面談で不安や悩みが少しでも解消できれば、部下の働き方も変わるでしょう。
まとめ
部下が扱いにくいのは、あなたの言うことをきかないからです。
あなたが思うように動いてくれないから、扱いにくいと感じるのです。
だからまずは部下の気持ちを知るために、コミュニケーションを積極的にとりましょう。
そうすると部下はあなたと話しやすくなります。
部下の話をよく聞き、部下を助けるようにすると、あなたに心を開いて、だんだんあなたの言うこともきいてくれるようになってきます。
そして会社の目標や部署の目標をきちんと理解して、同じほうを向いて仕事をさせるのもポイントです。
それでも変化がなければ面談をして面と向かって聞いてみるのも手です。
部下が気持ちよく働ける環境で、あなたと同じ目標を向いてくれたら、きっと扱いにくい部下ではなくなります。