- 「あの人はいつも休んでいるような気がする」
- 「休みばかり取っている人と同じ扱いは納得できない!」
そういう悩みを抱えていませんか?
私は20年以上のサラリーマン経験を持つタカラです。
これまでに2回の転職を経験し、3つの職場で正社員として働いてきました。
その経験の中でどこの職場でも「いつも休んでいるような人」がいることに気づきました。

え?またいないの?
そうおもうこともしばしば。
そういう人たちは共通する特徴があります。
また何年もそういう人と関わっていると「本当にしょうがない休み」なのか「ズル休み」なのかだんだんわかってきます。
そのため今回は「会社をよく休む人の特徴」と「ズル休みを見抜く方法」をご紹介します。

読むとズル休みかどうかがわかるようになります。
会社をよく休む人の特徴
体が弱い

病弱な人は休みがちになります。
働く気持ちがあっても体が動かなければ休む必要があります。
また、病気が治った後でも、会社に出勤したことが原因で再発することがあります。
そのため体が弱い人はよく休みます。
自己管理も大切ですが、元々体が弱い人も存在するため、どうしようもない場合もあります。
仕事に責任感がない

「自分が仕事をしなくてもなんとかなる」と思っている人はよく休みます。
たとえ自分の担当業務が多忙であっても、休みを平気で申請します。
彼らは他の誰かが代わりにやってくれると思っているため、休むことにためらいを感じません。
責任感がないので「今は休むと納期に間に合わないから休むのはやめておこう」と考えません。
自分が休むことで納期に間に合わないかもしれないことはどうでもいいのです。
プライベートが大事

仕事よりもプライベートが大事な人は会社をよく休みます。
仕事の締切や進捗状況よりも、プライベートでのイベントが彼らにとって重要だからです。
- 好きなアーティストのライブ
- 好きな漫画や声優のイベント
- スポーツの試合
- ギャンブルのレース
趣味のイベントには何が何でも行きたいと考えているので、迷いなく休みます。
ですが家族や子供の体調もプライベートなに関しては大目にみましょう。
お互い様ですし、特に子供は将来日本を支えてくれる人材なので、社会全体でバックアップすべきだからです。
あなたがもらえる年金や社会保険はこの子供たちが将来払うことになるので、人の子供に投資することはあなた自身の社会保障に投資することと同じなのです。
向上心がない

仕事の能力を上げる気がない人はすぐに休みます。
逆に向上心を持って仕事に取り組んでいる人は簡単には休みません。
- もっと仕事を短時間でできないか?
- 仕事に関係ある資格を取得したい
- 同じ労働時間で生産個数を増やせないか?
なぜなら休めばその分、目標に達するのが遅くなってしまうからです。
逆に目標すらもたずに向上心がない人は、休んでも問題ないので気軽に休みます。
仕事にやる気がない

仕事にやる気がなければよく休みます。
「別にクビになってもいいや」と考えているので怖いものがありません。
ですので少しだるいくらいでも簡単に休みます。
仕事を突発的に休むこともしばしばあります。
周りの人や上司の評価も気にしていないのでやりたい放題でしょう。
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ズル休みを見分ける方法

よく休む人も体調不要や家族のトラブルであれば仕方ないと周りの人は考えます。
しかしその休む理由は本当でしょうか?
もしかしたら「ただ仕事がしたくないから」という理由で休んでいるのかもしれません。
それではどういうときにズル休みだとわかるのでしょうか?
休み明けの出社でも体調がよさそう

病気や体調不良で休んだにもかかわらず、休み明けの出社でもしんどそうでない人はあやしいです。
ほんとうに休むほどの体調不良の場合は、出社できる状態になってもしんどいはずです。
場合によっては無理して会社にきてもつらくなって、午後から帰ってしまう人もいるほどです。
ですので休み明けの出社ですこぶる元気な様子であればズル休みしている可能性が高いです。
休み明けの出社で気分が落ち込んでいない

親戚や家族の不幸で休んだ人は、休み明けでも気分がのらないはずです。
また家族のトラブルや病気なども同様で出社できても元気なはずはありません。
ですので家族のことで休んだ場合でも元気ハツラツなときは、ズル休みの可能性があります。
その理由がほんとうであれば笑顔になることもあまりなさそうです。
休み中の話のつじつまが合わない

ウソでズル休みをした場合は、休み中の出来事の質問をされるのを嫌がります。
なぜならウソなので答えることができないからです。
また答えることができてもチグハグな答えになってしまいます。
ですので休み中のことを質問することでズル休みかどうかを簡単に判別することができます。
質問するときはできるだけ具体的に答えないといけない質問をしてみましょう。
×お葬式はどうだった?
×子供は元気そう?
〇お葬式は何時からどこでやったの?
〇子供のPCRの判定はどういう方法でやったの?
休暇届けを出すときにおどおどしている

休暇届けは事前に上長に承認をもらって提出します。
会社によりますが慣習としてそのときに上長に休む理由を告げることがあります。
もしウソをついて休むつもりであればおどおどしてるでしょう。
そしてそういうときは上司にだいたい見破られています。
ですので、誰かが休暇届けを事前に提出するところをあなたが見れる環境なのであれば、ズル休みだとわかるかもしれません。
いつも同じ理由で休む

同じ理由でよく休む人はズル休みの可能性があります。
使いまわしできる理由はズル休みの人が使う常套手段です。
- 子供の看病
- 子供の学校のイベント
- 親の病院の付き添い
- 親の生活の補助
- 持病の通院
- 役所への届け
とくに自分ではなく家族の用事で休む理由にしておけば、自分は体調の悪そうな演技もしなくてすみます。
いつも同じ理由の人は何を聞かれても答えを準備しているかもしれませんが、同じ理由だということでズル休みなことはまわりにバレバレです。
親戚がよく亡くなっているような気がする

自分のことに当てはめればよくわかりますが、親戚はそんなにポンポン亡くなりません。
しかもお葬式に行くほどの関係性であれば、なおさらそこまで頻繁にあるわけではありません。
ですので亡くなった親戚の関係性も言ってくれないのであればズル休みの可能性が高いです。
親戚が亡くなってよく休んでいる人がいたら関係性を聞いてみましょう。
ズル休みだとそのうち質問に答えられなくなるはずです。
まとめ

よく休む人は「しかたのない人」と「やる気がない人」に分けられます。
体が弱かったり、家族の世話をしなければいけない人は「しかたのない人」です。
社会全体で助けてあげるべきなので、休みすぎをあまり非難しないようにしましょう。
しかし仕事のやる気がない人や、ズル休みをしている人には注意しましょう。
あまり野放しにしておくと自分の部署や会社が忙しくなり、あなたは損します。
しかしズル休みかどうかは本人しかわかりません。
もしズル休みを見破れたら上司に相談するのもありでしょう。
仕事を休むことは社員の権利ですが、著しく仕事に支障があり、迷惑がかかっている場合は問題になるので注意してみておきましょう。