目標設定が思いつかない人へ。その理由と目標設定する5つのステップ

GOALSとタイプしているタイプライター
この記事にはプロモーションが含まれています
  • 目標設定って考えるのしんどい。
  • 目標設定のネタがつきたから思いつかない。

そんな悩みはありませんか?

会社の目標設定を行う会社が最近増えています。

目標設定を導入すると会社側は社員の評価も簡単にできますし、課題を積極的に解決する助けにもなります。

しかし会社員にとっては苦痛そのものです。

私は3つの会社で正社員の経験があるので、今まで何度もやっています。

はじめはほんとに設定するのにも苦労しましたし、目標を達成するのも疲れました

しかし何度もしているうちにコツをつかみ、今では苦労せずに設定することができています。

ですので今回は「目標設定が思いつかないときの対処法」をご紹介します。

読むと目標設定を考えるのが楽になりますよ。

スポンサーリンク

目標設定が思いつかない理由

考え事をしていて外で上を見ている男性

目標設定の方法がわからないから

もしそうなのであれば、あまりやったことがなくてコツをつかんでいないのかもしれません。

目標設定を作成する回数は、1年に1回か半年に1回の会社が多いです。

だからまだ入社して1~2年であれば、設定方法がよくわからなくても無理はありません。

しかし新人じゃなくても久しぶりにやるとやり方を忘れるものです

1年に1回しかしない仕事ってやり方を忘れるでしょう?

やってもやらなくても同じと思っているから

目標設定を何年もしていると「どうせ一生懸命やっても手を抜いても同じ」と思いがちです。

はじめの頃は

しっかり目標設定を設定して、頑張って達成していけば自分の能力も上がっていくし、会社に評価される

と思っていたでしょう。

しかし実際は目標設定が形だけになってしまっている会社も多く、やってもあまり評価されないことも多いのが実態です。

がんばって達成しても評価されないならやる気がなくなってきます。

達成できないと怒られるから

目標設定は自分の能力を高めたり、会社から評価されるために行います。

しかし実際は会社ではなく上司が評価することになるので、目標が達成できないと怒られることもあります。

せっかく会社のためになることを考えて達成に向けてがんばってきたのに、達成できなかったからといって怒られるとやる気が無くなってきます。

その目標にむけてがんばっている過程も評価して欲しいし、達成できた部分だけでも褒めて欲しいくらいです。

出世したいと思わないから

目標設定は社員の評価にも使われます。

ですのでいつも期待以上に目標に達成していて、目標内容も素晴らしいものなら出世コースにのることもできます。

上司からの推薦もあるでしょうし、素晴らしい結果なら社長から表彰されることもあるでしょう。

だから逆に会社であまり出世したくないと考えている人は、目標設定をがんばりません。

なぜからがんばればがんばるほど出世してしまうことになるからです

だから目標設定をすること自体が嫌なので何も思いつきません。

仕事のやる気がないから

そもそもやる気がない人は会社から評価されるようないい目標設定を思いつきません。

目標設定は普段の仕事の改善や新しいチャレンジをかかげるものです。

だから普段通りの仕事ではなく、改善活動などの新しい仕事をすることになります。

やる気がない人は仕事を増やしたくないので、何も目標を設定したくないのです。

設定したくないという気持ちだとなにも思いつきません。

スポンサーリンク

目標設定方法の5つのステップ

手帳をみてTO DO LISTを書き出している

自部門の目標を調べる

目標設定は

会社目標 ⇒ 部門目標 ⇒ グループ目標 ⇒ 自分の目標

とリンクしている必要があります。

ですのでまずは自分の部門の目標を思い出すことから始めましょう

もしわからなければ誰かに聞きましょう。

自部門の目標がわかればそれにつながる自分の役割もわかりやすくなります。

普段している仕事を書き出す

いつも自分がしている仕事を書き出してみましょう。

そして書き出せたらその仕事の目的を横に書いてみましょう。

そうするとなんのためにその仕事をしているのかがわかりやすくなります

目的がわからない場合は先輩や上司に聞いてみてもいいでしょう。

部門内の自分の役割を考える

ここまでできたら、部門内での自分の役割がわかってきたのではないでしょうか?

会社は部門の目標を達成するために、あなたをそこへ配属しています。

だから自部門の目標に紐づく形であなたの仕事の目的があるはずです

ここまできたら「自分は会社で何をすべきなのか?」がわかってきたと思います。

自部門の自分の役割の中でできていない仕事を考える

部門の目標と自分が普段している仕事の目的を並べると何か足りないものがあるはずです。

その足りないことを目標設定の目標とします。

そうすると会社や上司が望む目標を簡単に設定することができます。

たとえばあなたが営業部で、部門の目標が「前年より売上高を伸ばす」だったとします。

すると個人の目標設定は「担当者別売上高を前年より伸ばす」になるでしょう。

また行動計画には普段あなたができていないことを新たに設定します

普段はルート営業しかしていない場合は以下のようなことが個人目標として設定できます。

普段はしていない前向きな行動
  • 新規顧客開拓
  • 現在の販売顧客の分析
  • 新商品のPR
  • 販売システムの改変

普段行っている仕事の効率化を考える

目標は新しいことをしないといけないというわけではありません。

何も新しいことが思いつかない場合は、普段の仕事を効率化することを考えましょう。

効率化も立派な目標です。

自分がしている仕事を短時間でできるようにしたり、回数を多くできるようになると効率化できているといえます。

そのためにはただシステムを導入するというだけでなく、自分なりの工夫をいれるとより評価されるでしょう。

まとめ

ホワイトボードの前に立って何かをプレゼンしている男性

目標設定は会社員にとってつらい業務です。

しかし慣れると簡単に設定できて、評価もしてもらえる便利なものでもあります。

ですのでコツをつかんで毎回の目標設定を乗り切りましょう

基本的な考え方だけでいくらでも目標を書きだすことができます。

  • 部門目標やグループの目標につながることを目標設定する
  • 普段していない仕事を目標設定する
  • 普段している仕事の効率化につながることを目標設定する

目標さえ設定できれば、あとは定量化できるように具体的な数字に落とし込むだけです。

これで上司も会社も納得する目標設定となるでしょう。