- 「毎日同じ時間に同じところに行って頭おかしい」
- 「老人になるまで働き詰めなんてサラリーマンは異常」
そんな悩みはありませんか?
私は社会人歴20年のサラリーマンです。
ふとしたときにサラリーマンってもしかして頭がおかしいのかもしれないと思ってしまいます。
決まった時間に決まった場所にいって働き、それを40年以上も続けるなんて超人です。
特に私は2度会社を辞めているので、新卒で40年働き続ける人はよりすごいと感じます。
しかしよくよく考えると「サラリーマンって変だ」と感じるのは、今の自分の状況に不満があるときだと気づきました。
そこで今回は「サラリーマンって頭がおかしいと思うこと」と「サラリーマンの頭がおかしいと思ってしまう理由」を紹介します。
![](https://street-smarter.com/wp-content/uploads/2022/09/business_man1_4_laugh-150x150.png)
読むとサラリーマンをおかしいと思ってしまう自分の状況を改善することができますよ。
サラリーマンは頭がおかしいと思うこと
![高層ビルを背にして砂の上で立っているスーツの男](https://street-smarter.com/wp-content/uploads/2023/02/pexels-the-lazy-artist-gallery-6991532.jpg)
毎日満員電車に乗っていること
日本のサラリーマンのクレイジーさをもっとも表しているのが満員電車です。
日本の会社の出勤時間は8時~9時のところが多いので7時台、8時台の電車は地獄絵図です。
毎日ぎゅうぎゅうの電車に乗って会社に向かいます。
満員電車とは無縁の人からみれば「頭がおかしい」と思われるのも無理はありません。
休みの日を決められないこと
サラリーマンは平日が出勤日で日祝日が休みの会社が大半です。
また長期休みもゴールデンウィークや年末年始など他のサラリーマンと同じです。
ですのでせっかくの休みでお出かけしても人がいっぱいです。
おいしいものを食べようとしても行列ですし、楽しいことをしようとしても行列です。
ただ並んでいるだけで貴重な休みの時間が奪われていきます。
また旅行に行こうとしても休みの日は平日にくらべて料金が高いことがほとんどです。
だから平日休みの人に比べて時間もお金もいっぱい損します。
がんばっても給料は増えないこと
会社でどれだけ限界までがんばっても給料が2倍3倍になることはありません。
なぜなら給与規定で給与の上限や増え方が決まっているからです。
ですのでどれだけ会社に多大な利益をもたらしたとしても、賞与が少し多めにもらえる程度です。
たとえ1億円の利益をもたらしても数十万円しかもらえないのに納得するのは頭がおかしいとおもいます。
自由な服装でいられないこと
サラリーマンは毎日スーツに革靴で会社にいきます。
暑いからといって短パンで会社に行けませんし、寒いからといってブーツで会社に行くことはできません。
しかも好きな服で会社に行ったからといってパフォーマンスが下がるわけではないのにです。
むしろ好きな服なのでパフォーマンスが上がることのほうが多いかもしれません。
しかし誰も文句を言わずに毎日スーツに革靴を履き続けるサラリーマンは頭がおかしいのかもしれません。
早く帰れないこと
サラリーマンは夜遅くまで働くことが多いです。
当然決められた終業時間までは働かないといけませんが、それ以上に残業して働く人がほとんどです。
夜にオフィス街を通ると、どのビルもまだ電気がついています。
残業というのは、終業時間までにどうしても業務が完了しなければ時間を延長するものです。
ですので特別なときだけ発生するということです。
だから毎日毎日残業して会社に夜遅く残っているのは頭がおかしいのです。
サラリーマンの頭がおかしいと思ってしまう理由
![オフィスの机に堂々と足を乗せるスーツの男性](https://street-smarter.com/wp-content/uploads/2023/02/pexels-gustavo-fring-6285173.jpg)
会社にフレックスタイム制度がないから
満員電車がおかしいと思っているのは会社にフレックスタイムの制度がないからです。
フレックスタイムとは好きな時間に来て、好きな時間に帰れる制度です。
決められた合計時間を会社で仕事をすれば、出勤時間や退社時間は自由です。
そのためフレックスタイムを導入している会社で働けば、満員電車に乗らなくてもいいですし、帰りのラッシュにも巻き込まれる心配もありません。
カレンダー通りの会社で働いているから
カレンダー通りの休みの会社だと、休みの日にはどこへいっても人がいっぱいです。
ですがシフト制や平日に休みの仕事だとそれも回避できます。
平日に休みだと人も少なくて何かと得なことが多くなります。
平日に休みの会社はほかにもメリットだらけです。
- 銀行や役所が開いている
- 旅行が安い
- 道路がすいている
- 人気店も並ばずにはいれる
- 平日割引を利用できる
そのため平日休みもある会社員であれば「休みの日は人だらけでサラリーマンは大変だな」とおもいません。
固定給の会社で働いているから
がんばってもお金が増えないのはおかしいとおもいます。
ですがそれは固定給で働いているサラリーマンだからです。
歩合制のサラリーマンや個人事業主で契約して働いている人はがんばったら頑張った分だけ給料がたくさんもらえます。
がんばった分だけお金がもらえる働きかたをしていれば「お金がもらえないのはおかしい」とは思わないはずです。
スーツしか着てはいけない会社で働いているから
毎日同じ服で仕事をしているのは頭がおかしく見えるでしょう。
しかしそれはスーツで出勤しないといけない会社に勤めているからです。
世の中には自由な服で出勤してもいい会社はたくさんあります。
そんな会社で働いていればスーツを着なければいけないから頭がおかしいとはおもわないでしょう。
むしろ毎日服を選ぶことをつらいと考えているかもしれません。
残業ばかりの会社で働いているから
残業ばかりしている人は頭がおかしくなりそうだとおもいます。
特にサービス残業ばかりが続くと気持ちもしんどくなってきます。
しかし同じサラリーマンでも会社によってはほとんど残業しないところもあります。
会社全体が残業を推奨しない会社だと残業は必ず少なくなります。
残業は習慣や伝統に似ていて、残業の習慣がない会社に転職すると逆に残業は悪だったりします。
【関連記事】
>>残業するのは時間の無駄。さっさと仕事を終わらせて家に帰ろう。
まとめ
![オフィス街の街路樹でスーツの上着を脱いでこちらを見る男性](https://street-smarter.com/wp-content/uploads/2023/02/pexels-ketut-subiyanto-4963365.jpg)
「サラリーマンは頭がおかしいんじゃない?」と思ってしまうのはルールにとらわれているからです。
サラリーマンであるあなたが嫌いなルールを押し付けられているのでおかしいと考えてしまうのでしょう。
そういうときはあなたが嫌いなルールがない会社に転職しましょう。
そうするとサラリーマンのことを頭がおかしいとは思わなくなります。
もっと自由にもっとスマートに働ける方法を自分で模索していきましょう。