- こっちが挨拶しているのに挨拶を返さない人がいる。
- 挨拶もできない人がいるなんて信じられない!
職場で挨拶しない人がいて悩んでいませんか?
私は会社員歴20年の事務系サラリーマンです。
私は転職を2回経験しているので様々な人を見てきました。
もちろん挨拶をしない人も何人もいました。
初めのうちは本当にムカついていました。
挨拶しないやつは人間失格だ!
そんなことを口走ってしまうほどです。
しかし長年働く中で、相手の考え方や対処法を試していくとだんだん気にならなくなってきました。
挨拶は社会人にとって大事なことですが、いろんな人がいるということを知ることも大事です。
ですのでこの記事では挨拶しない人の心理と対処法をご紹介します。
読むと明日から職場で挨拶しない人がいても平気になりますよ。
色んな人がいるのでどうしても職場で挨拶しない人はいます。
そしてあなたは挨拶しないことに腹が立つでしょう。
しかし挨拶しない人にも考え方や価値観があるので、まずはそれを知って対処法を考えましょう。
あまり人と関わりたくない
世の中には社交的でたくさん仲良くしたい人がいるのと同じで、あまり人と関わりたくない人もいます。
なるべく一人で静かにしたいと考えていて、挨拶すらしたくないと思っています。
そのため挨拶しても何も言わず淡々と仕事を続けたいのです。
そんな人は人と関わるだけでストレスを感じるので会釈くらいしかしてくれません。
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声を出したくない
声をあまり出したくない人もいます。
声を出すことすらめんどくさいと考える人もいます。
また趣味の声楽のため「ノドに負担をかけたくない」と考える人もいるでしょう。
自分の声にコンプレックスを持っている人もいるので、挨拶以外も声を出していないかどうか注意して見てみましょう。
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挨拶しないことがカッコイイと思っている
黙っていて男らしいことがカッコイイと考える人もいます。
俺についてこい的な感じで「自分は挨拶しないがお前らはしろ!」と考えています。
その人はナルシストなのかもしれません。
そのため挨拶されていることには気づいているが、寡黙な姿がかっこいいと考えているので挨拶は返しません。
挨拶することに意味がないと思っている
なんでも効率や生産性で考える人は「意味の無いことはしたくない」と考えています。
そのため仕事の話はしますが挨拶や雑談はしません。
挨拶する時間があるなら仕事をしていたほうが意味があると考えています。
挨拶は大切なことなんですが、そういう人は仕事と関係あるかどうかしか見えていません。
職場で人と挨拶することが恥ずかしい
人と話すことが恥ずかしい人は、挨拶すら緊張して恥ずかしがっています。
そのため挨拶をしなければいけないと思っていても、はずかしくてなかなか声が出ません。
「本当はしないといけない」とわかっているのに、いつも挨拶を無視している思われていて損しています。
また挨拶自体が恥ずかしい事と考える人もいます。
そういう人にとっての挨拶は人に媚びをうっているように見えたり、ヘコヘコしているように見えています。
そのため人に頭を下げるのも嫌ですし、ニコニコして「おはよう!」と言うのを嫌がります。
職場であなたのことが嫌い
もしかしたら挨拶をしない人は、あなたのことを嫌いなのかもしれません。
その人はあなた以外の人には挨拶していますか?
もしあなただけに挨拶をしていない場合は危険信号です。
きっと気づいていないだけで、あなたにだけ挨拶をしたくない何か理由があるはずです。
よくある原因は「過去にあなたが挨拶を無視した」ということです。
あなたは無視したつもりはなくても、向こうはそう思っています。
自分だけが挨拶されていないと気が付いたときは一度相手と話し合いましょう。
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職場で挨拶しない人は実は挨拶しているかも
挨拶しない人と思っていますが、実はあなたの勘違いということもあります。
この場合はあとから大きなトラブルに発展する可能性もあるので、注意深く挨拶しない人の行動を観察してみましょう。
実はその人なりにキチンと挨拶しているのかもしれません。
実は小さな声で挨拶している
あなたは無視されていると感じていますが実は小さな声で挨拶をしていませんか?
注意深く聞いてみましょう。
職場の雑音にかき消されて聞こえていないかもしれません。
その場合、あなたの勘違いになりますから、変な態度をとっているのであれば素直に謝りましょう。
挨拶のやり方が変わっているだけ
相手の挨拶のやり方が変わっていて、あなたが挨拶だと気づいていないこともあります。
よくあるのは挨拶の言葉の違いです。
小さいころの習慣や学生時代の挨拶の言葉などが抜けずにそのまま使用していることもあります。
たとえばあなたが
おはようございます
とあなたが挨拶をしても
はざー!
と返ってきたら挨拶かどうかわかりません。
世の中には挨拶かどうかわからない不思議な挨拶をする人は結構います。
しかし挨拶かどうかわからなくても、何か言っていればむこうは挨拶したと思っています。
あなたからしたら「おはようございます」ときちんも言われなかったので挨拶を無視されたと感じるかもしれません。
しかし相手からすればきちんと挨拶したつもりなので考えがすれ違ってしまっています。
実は全員に1回挨拶している
職場の事務所に入るときや会社に来た時に、全員に対して挨拶していることもあります。
その人にとっては一度みんなにまとめて挨拶をしているので、あなたも含まれています。
そのため、あなたが個別に挨拶をしても無視されることがあります。
相手からしたら「一度挨拶をしたのになぜもう一度しないといけないのか?」と考えています。
その場合は完全に無視しているのではないので判断が難しいところです。
自分からではなく相手からしてくれたら挨拶する
自分から挨拶したくないと考える人もいます。
なぜならこんな考えの人もいるからです。
- 年下が先に年上に挨拶するべき
- 後輩が先に先輩に挨拶するべき
- 部署にいる年数が短い人が先に長い人へ挨拶するべき
- 女の人が先に男の人より挨拶するべき
- 能力が低い人が先に能力の高い人へ挨拶するべき
そんな相手は「無視する気はなくてあなたが挨拶してくれたらするつもり」です。
そのためあなたが挨拶しないと相手も無視することなります。
見極めが難しいですが、どんな人でもまずあなたのほうからきちんと挨拶したほうがトラブルが少なくてすみます。
職場で挨拶しない人への対処法
あなたの勘違いで「実は挨拶をしていた人」もいるかもしれません。
しかしや職場で絶対に挨拶をしない人というのは存在します。
そして挨拶したのに挨拶が返ってこないとイライラしますよね?
そういうときは以下の対処法を参考にして怒りを抑えましょう。
自分からは挨拶しない
挨拶を無視される人に対しては、はじめから挨拶しないほうがストレスがたまりません。
なぜなら挨拶というのはお互いが行ってはじめて成立するからです。
あなただけが挨拶をしているのであれば、それは独り言です。
ですのでどうしても挨拶してくれない人には、はじめからあなたも挨拶しないようにしましょう。
そうすると腹もたちません。
周りに聞こえるくらい大きな声で挨拶する
あなたが挨拶を無視されていることは職場の人は知っていますか?
もし周りが知らないのであればあなたは大きな声で無視する人に挨拶しましょう。
そして、相手が挨拶を無視しているということを周りに知ってもらいます。
そうすると相手の印象が悪くなるので周りから相手に「挨拶したほうがいいよ」と言ってくれるかもしれません。
目を見てしつこく挨拶する
相手が自分に対して挨拶を言っていると気づいていない可能性もあります。
たとえばいつもあなたと相手がすれ違いざまに「おはよう」と言っているだけなのであれば、相手が気づいていないということもありえます。
ですので「あなたに対して言っています」ということをアピールするため、しっかりと目を見て挨拶をしましょう。
聞こえてなさそうなときは何度も挨拶したほうが効果的です。
本人と直接話をする
それでも挨拶してくれない場合は本人と話をしてみましょう。
いきなり「なんで挨拶しないの?」と聞くと喧嘩になるので、まずは雑談するといいでしょう。
雑談の中でも「なぜ挨拶しないのか?」がわかるヒントが隠れているかもしれません。
また聞き出すのが難しい場合は、あなたの気持ちだけでも伝えましょう。
「挨拶しているのに返ってこないとさみしい」「挨拶は社会で生きていくために必要なことだとおもう」など直接相手に言っていないような文章にすると、相手を怒らせることなく伝えることができます。
上司に相談する
自分ではどうしようもない場合は自分の上司に相談しましょう。
いきなり相手の上司に相談するのはトラブルの元なのでご注意ください。
まずは自分の上司に相談してください。
そのときは上司の質問に真摯に答え、噓のないようにしましょう。
状況によってはその人の上司や本人に話がいくかもしれません。
しかし上司がやり手の場合はすぐに解決することもあります。
この人は挨拶しない人と割り切る
どうにも解決しない場合は挨拶しない人だと割り切りましょう。
人形や仏像に挨拶しているつもりであなたは気にせず挨拶しましょう。
挨拶が返ってこないので自分もしたくないのであれば挨拶をしなくてもいいでしょう。
しかしその場合は職場の人や上司にひとこと説明があったほうがよさそうです。
でないとあなたも挨拶をしない人と思われかねません。
一度挨拶をしないと決めればもう悩む必要はありません。
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そもそも自分に合った仕事なのか考えてみる
挨拶しない人がいる職場で働くあなたは「なんか会社の人とあまり合わないな」と感じていませんか?
実は、仕事が合っていないと会社の人と合わない可能性が高いです。
たとえば商社なら商社の雰囲気がありますし、製造業なら製造業の雰囲気があります。
だから毎日そこで働く人は、職場の雰囲気に合った人になっていくのです。
そのため仕事が合わないと、そこで働く人達とも合わなくて当然なのです。
私は零細企業の卸売業で働いて、社員が個人で起業している人が多い特殊な職場でした。
起業したら個人が銀行でお金を借りて経営するので、入ってくるお金も出ていくお金も大きくなります。
私は起業する気はなかったので、普通に雇われている社員として働いていました。
だから会社の人と話をしても、金銭感覚があまりにも違い過ぎて自分とは合わないと感じていました。
そのため、あなたも会社の人と合わないと感じているのであれば、今の仕事が本当に自分に合っているのか確認してみましょう。
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私も自己分析して会社の人と仲良くなりたかったので、やってみました。
ちなみに私のパーソナリティの特徴はこんな感じです。
「人との競争を意識しすぎず、自分のペースで仕事をする。」というところがよく当たっています。
今働いているところは自分のペースを重視してくれるので、自分に合っています。
そしてパーソナリティから自分に適した職業も教えてくれます。
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自分の今の職業がまったく載っていないなら、合ってないのかもしれません。
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まとめ
職場に挨拶をしない人がいると気持ちが折れそうになります。
とくに元気よく挨拶しているのにあきらかに無視されると嫌な気分で過ごさないといけません。
ですのでまずは挨拶しない人の気持ちを理解し、解決方法を考えましょう。
実は相手は挨拶していて、自分の勘違いかもしれないということも頭に入れておかないと思わぬトラブルになります。
本当に無視されている場合は、いろんな方法で挨拶してもらえるように促していきましょう。
相手を怒らせないように
- あなたがしっかりと挨拶する
- 本人ときちんと話をする
- 周りや上司に相談する
の順序で解決していきましょう。
それでも解決しない場合は、あなたも無視するか相手を避けるしかありません。
できるだけ平和的に解決できるように相手の体調や機嫌も見ながら対処していきましょう。