・もっと要領よく仕事をしたいとおもっている人
真面目に仕事に取り組んでいるにもかかわらずなぜか損している人はいませんか?
職場でただ真面目に仕事をしているだけでは評価されません。
なぜなら仕事の評価は機械がするのではなく人がするからです。
真面目にしているからといって上司が平等に評価してくれるとは限りません。
私も働き始めて数年は仕事に対して真面目一筋に取り組んでいました。
しかし何年かいろんな人をみていると、昇進する人や評価される人はあまり真面目な人ではないことに気が付きました。
実は真面目に仕事をしているだけでは損してしまうのです。
この記事では「なぜ真面目な人は職場で損するのか?」と「真面目でも損しない方法4選」を紹介します。

読み終えると要領よく仕事をして評価されるようになれるかもしれません。
なぜ真面目な人は職場で損するのか?

職場でサボらず真面目にやっていてもなんか損していると感じることがあります。
むしろ真面目にしていない人のほうが評価されているような気もします。
でもそれはなぜなんでしょうか?
真面目な人は融通が利かないから

真面目な人はルールにしたがって物事を進めることが得意です。
しかし少しでもルールが違うと納得出来ません。
たとえば他の人がルールと違うことをしていると「〇〇さん!ルールに書いていないことをしないでください!」と怒ることもあります。
もちろん通常であればこれは正しいことです。
しかし何事も状況によります。
どうしてもルール通りにできないこともありますし、ルールがおかしいことだってあります。
真面目な人はそういう状況でもルールを破れないので「真面目すぎて融通のきかないやつだ」と言われることがあります。
真面目だとおもしろくない人と思われるから

どんな仕事も人に好かれることで評価されたり仕事をもらえたりします。
そのため「おもしろい」ということで人に好かれるのは仕事において重要な要素なのです。
しかし真面目で実直だと「おもしろくない人」と思われてしまいます。
なぜなら仕事に真面目すぎると業務をすることに必死で笑顔が少なくなるからです。
そして笑顔が少ない人を見ると人は「話してもおもしろくなさそう」と思うのです。
そう思われてしまうと人が話しかけてこなくなりますし、あまり人から好かれなくなってしまいます。
仕事が細かすぎるから

仕事に真面目すぎるとあらゆる作業が細かくなります。
たとえば真面目な人の報告書は内容を細かく記入し、スキマなく文字がびっしり書いてあります。
報告漏れがないように細かな情報も報告するのはたしかに重要なことです。
しかし報告書というのは情報をすべて伝えればいいわけではありません。
あと報告を受け取る側の状況も理解が必要です。
報告を受ける人が社長や役員など忙しい人だった場合、報告書を隅から隅まで読んでいては時間が足りません。
そこで報告書は要点のみ書いてあるほうがいい場合もあるのです。
そういうときは真面目にやっているのにもかかわらず「あいつは細かすぎてダメだ」と思われると損した気分になります。
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プライベートな付き合いがないから

真面目な性格だと仕事以外の付き合いが不得意でハメを外すのが苦手になります。
上司というのは結構冗談を言ったり、飲みに行ったりして部下と仲を深めていきたいと考えています。
しかし上司が「飲みに行こう!」と誘ってくれても真面目な顔で「妻と子供が家で待っていますので」と言って断られるといい気がしません。
真面目に仕事に取り組んでいれば、職場の人とプライベートな付き合いはまったくしなくても問題ないと考えるのは間違いです。
仕事時間以外もずっと真面目だと上司はあなたのことをあまり評価しないかもしれません。
人と打ち解けられるコミュニケーション能力や何事も楽しめることも仕事において大事だからです。
真面目でも損しない方法4選

性格が真面目なあなたは損すると感じることが多いとおもいます。
しかしやりかた次第で真面目でも人から好かれ、会社でも評価されるようになります。
以下の方法を参考に真面目でも損しない仕事のしかたに取り組みましょう。
仕事は臨機応変に対応する

仕事は決められた通りに遂行するだけでいいのではありません。
不測の事態が起きた場合はルールを破ってでもしないといけないときもあります。
たとえば「女子トイレに男がはいってはいけない」というルールだとしても、女の人が危険な状態であれば、ルールを破って入って助ける場合もあります。
このようにルールというのは絶対ではなく、状況によっては臨機応変に対応する必要があるのです。
そしてそれは仕事も同じです。
決められた通りの一辺倒で仕事をするのではなく、状況に応じて自分でルールを決めて行きましょう。
笑顔で仕事をする

真面目で損しないためには笑顔で仕事をすることが重要です。
笑顔で仕事をしていると「楽しそうな人。おもしろそうな人」という印象になります。
また楽しそうに仕事をしている人には人が集まってきます。
そして会社も真面目で楽しそうに仕事をしているあなたを評価するようになるでしょう。
顔の表情一つだけでも周りのあなたの見る目が180度変わります。
力の入れ具合を調節する

仕事はいつでも真面目に100%でしなければならないわけではありません。
力を抜いてもいい仕事は力を抜き、本気で取り組まなくてはいけない仕事にも力をいれることが大事です。
たとえばあなたの労働時間が1日8時間だとして、「どうでもいい仕事」と「大切な仕事」の業務量が半分づつあるとします。
真面目なあなたはどちらも4時間づつ真剣に取り組みました。
しかし本当はどうでもいい仕事を2時間で適当に終わらして、大切な仕事は6時間を使って超真剣に取り組むべきなのです。
つまり仕事の重要度によって力のいれ加減を調節する必要があるのです。
そういうことができないと「仕事ができる人」として評価されないのです。
プライベートの付き合いをする

仕事にも真面目で家庭にも真面目なあなたは職場の人とのプライベートな付き合いは少ないとおもいます。
しかし真面目で損していると感じているのは、「真面目に何事も取り組んでいるにもかかわらず周りがあまりあなたを評価していない」からです。
家事や家庭のことも真面目に取り組んでいるのに家族があなたに対してそこまで評価していないのはなんででしょうか?
なぜならあなたは業務も家事もただ真面目にやることがいいとおもっているからです。
業務や家事を言われた通りにしっかりやるだけではいけないのです。
人と楽しく会話したり距離を縮めることも仕事のうちで、これを怠ると評価がされません。
家庭も同様でただお金を家庭にいれればいいのではなく、会話や気持ちが重要なのです。
まとめ

仕事を真面目にしているのに、適当な人のほうが評価されている気がするでしょう。
しかしそれはあなたが仕事の本質を考えていないからです。
仕事とは業務をただ真面目に遂行すればいいのではなく、まわりの人を幸せにするためにするべきなのです。
そのためには少しでも笑顔で楽しそうに仕事をするといいでしょう。
すると周りの見る目が変わり、あなたのがんばりが評価されてきます。
そして仕事のチカラの入れ具合や配分も考えて仕事をすることであなたの要領がよくなります。
仕事で柔軟な対応ができるようになると、周りもあなたを評価してくれるようになり、真面目で損をすると感じなくなるでしょう。