- なぜ毎日働かなくてはいけないのだろう
- 働くことなく毎日あそんで暮らしたい!
そんな悩みはないですか?
でも働くことってほんとは重要な意味があるんです。
そしてその重要さを理解するとすっきりした気持ちで働けるようになります。
今日の講義で、なぜ働くのか?といった抽象度の高いお題に取り組んでもらっていたら、ふと学生が「宝くじが当たってお金もらったら、働かないんかな?」と問いかけてくれました。そしたら「働かないー」とか「それでも働くー」とラフに意見が出始めて、自然と深まっていく姿が良かったです。
— 立花倫子@ALL IS NEW (@michiko1205t) April 16, 2024
しかし「人はなぜ働くのかという」考えは人により様々でしょう。
それは今までしてきた経験やそれぞれの価値観によるからです。
私はサラリーマン歴20年ですが、その間に何度も同じようなことを考えました。
そして自分なりに答えを見つけて今も働いています。
どんな人でも人生の大半は仕事に捧げることになるので、一度深く考えておく必要があります。
それにきちんと自分の中で理解したうえで、仕事に取り組むほうがより人生を豊かにできるでしょう。
そこで今回は「仕事の意味と働く理由」をお教えします。

読むとモヤモヤした気持ちがなくなって仕事に集中できますよ。
仕事の目的

仕事といえばお金を得るために働くことを一般的には指します。
仕事をしている人というので1番に思い浮かぶのは、サラリーマンや公務員で給料をもらっている人でしょう。
私も仕事と聞いてそれが真っ先に思い浮かびます。
しかしそれらの人々以外にも働いてお金を得ている人達もいます。
アルバイトやパート、自営業の人達も働いてお金を得ています。
これらの人々はすべてお金のために働いているのです。
誰かの役に立つということが仕事

しかし仕事というのは必ずお金がもらえるわけではありません。
”仕事”とはただの作業や意味の無い行動なのではなく、何かに貢献したり誰かの役に立つために活動しているといえます。
サラリーマンであればお客さんのため、公務員であれば町に住んでいる人のためです。
ですのでそういう意味では家族のために働いている主婦や無償で働いているボランティアなども仕事をしているといえるでしょう。
自分のため以外の活動はすべて仕事といえるかもしれません。
働く理由

そもそも私たちはなんのために働くのでしょうか?
実は私たちは様々な人の助けによって生活が支えられています。
住んでいる家も誰かが建ててくれたものですし、食べている食べ物も誰かが育ててくれたものです。
身の回りや自分の生活を見れば全て誰かが作ってくれたものなんです。
そして自分がしている仕事も必ず誰かの為になっています。
ですので仕事とは「お金をもらえるからする」というのは本質ではなく、人々が助け合いをするために働くものなのです。
働くことは助け合い

自給自足できるなら、食べ物や家を自分で作ることで生活できるかもしれません。
助け合いをする必要もなく、自分のことだけを考えて働けばいいのです。
しかし農作物は農家の人、家は土建屋、服は服屋にまかせたほうがより品質の高いものができるでしょう。
だからもし自分が品質の高いものが欲しければ、自分の得意なことを活かして、品質の高いものと交換してもらうことで、それが実現するかもしれません。
もし自分がマッサージが得意なら農家の人にマッサージをして、農作物を分けてもらえるかもしれません。
つまり自分で作った価値(マッサージをする行為)とおいしい農作物を交換してもらうことで、自分の生活も快適なものになっていくわけです。
その価値を作る作業というのが仕事であり、仕事の価値の度合いはお金という尺度であらわされています。
ですのであらゆることは得意な人に任せて、助け合いをすることで便利で快適な生活ができるのです。
あなたも必ず何かが得意で、誰かを助けているから生活ができているのです。
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仕事に対する良い考え方

毎日の仕事がしんどくて仕方ない人もいますし、仕事するのが楽しみでワクワクするという人もいるでしょう。
だけど正直に言うと仕事はしんどいと感じている人が大半だとおもいます。
ただしんどく感じる人はもしかしたら気持ちの問題で感じ方が違ってくるかもしれません。
「仕事はお金を得るために仕方なくすること」という考え方でいると、働くことが苦痛で早く解放されたいと思うでしょう。
しかし「自分が働くことで誰かを助けることができている」と考えるとやりがいを感じられるようになります。
同じ時間だけ作業をしていても、お金の為に仕方なくしている人と、やりがいを感じてしている人ではしんどさも変わってきます。
サラリーマンであれば、最終ユーザーを明確にイメージすることで自分の仕事の価値を再認識できるでしょう。
ですので仕事をするときは、喜んでいる人を思い浮かべながらすると、しんどさを忘れて仕事に集中できます。
まとめ

仕事とは誰かの役に立つために働くことです。
あなたの行った仕事の価値を違う価値と交換してもらうとより快適な生活ができます。
しかしこれだけはいっておきたいのですが、仕事というのはたまにしんどくなることもあります。
そんなときは休んでも構いません。
そして人間の能力には違いがあるので、全く自分の能力が役に立たたず、苦手な仕事についてしまった場合は転職も考えてください。
もっと今の自分の能力が発揮できる職場で仕事ができると、たくさんの人の役に立つことができるからです。
そうなるともっともっと働く意味を理解することができるでしょう。