- 「職場で理不尽なことばかりで許せない!」
- 「理不尽な人がいるから毎日の職場がつらい・・・」
そんな悩みを抱えていませんか?
職場で理不尽なことがあると嫌になりますよね。
自分のせいではないのに責められれば腹も立ってきます。
職場のみんなと共有できれば愚痴を言えますけど、一人でかかえないといけないとよりしんどくなります。
でも実は職場で理不尽なことは誰でもあることなんです。
そして理不尽な人に対してきっちり対処することでストレスが軽減されて許せるようになります。
私は会社員を20年やっているので今まで数え切れないくらいの理不尽なことがありました。
しかし長年の経験で対処法を身につけ、いまではさほど腹が立たなくなりました。
この記事では「職場の理不尽な人の特徴」と「職場の理不尽な人への対処法5選」をご紹介します。

読むと理不尽なことがあってもあまり気にならなくなります。
職場の理不尽な人の特徴

どの職場でも理不尽な人はいます。
理不尽なことを避けるにはまず相手の特徴を知ることが重要です。
ですのであなたの身近な理不尽な人の特徴を知り、適正な対処法を考えていきましょう。
言うことがコロコロ変わる
指示通りに仕事をしたのに「そんなこと言ってないだろ!」と言われた経験はありませんか?
めちゃくちゃ腹立ちますよねそういう人。
「さっき自分で言ったこと覚えてますか?記憶力どうなってるんですか?」っておもわず思っちゃいます。
しかし言うことがコロコロ変わる人はどこにでもいます。

明日朝から会議があるから向かい合わせで机を並べといて

はい。わかりました。
そして会議のあと・・・

机をコの字に並べないと席が足りないじゃないか!大変だったんだぞ!

(えっ?なに?昨日向かい合わせって言ってたのは?)
それが上司とか先輩ならホント嫌になります。
「時間返して!」って言いたいです。
ミスを自分のせいにしてくる
職場で仕事を進めると全部が上手くいくわけではありません。
仕事の失敗はつきものですが、会社では責任の所在がわからない失敗もしばしば起こります。
そんなときに自分のせいではないのに「おまえが〇〇したからミスにつながったんだ!」と理不尽に怒られることがあります。
たとえば「会議につかう資料を上司に依頼されて作成しました」とします。
そして完成データを上司に渡して、上司が全体会議で使用しました。
しかし会議後・・・

「なんで紙で印刷してないんだ!プロジェクターじゃ見えなかったじゃないか!」
といわれました。
どんな会議かもわからないし「紙で印刷しといて」という指示も受けていないのでそんなことわかりません。
「印刷しましょうか?」と声をかけなかったのが悪かったのかもしれませんが、そもそもデータで資料を渡したのに印刷しなかったの上司です。
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小さなことでキレる
理不尽な人はどうでもいい小さなことですぐにキレます。
こちらにも落ち度があるときは、軽く注意されるくらいなら理解もできます。
しかし小さなミスで突然怒られるのは理不尽です。
- 口の聞き方
- メールの文章の書き方
- 挨拶する順番
- 座る席の位置
- 資料の渡し方
ましてや仕事の本質以外の一般常識的なことでキレられるのは納得できません。
あくまで常識から少しはみ出しているだけで、ルール違反や大きなミスではないからです。
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機嫌がコロコロ変わる
理不尽な人は機嫌によって態度がまったく違ってきます。
ひどいときには朝一番の時点でふてくされています。
そのため報告しないといけないことがあっても機嫌が良くなるまで待たないといけません。
機嫌が悪い時に下手に話にいくと、嫌なことをいわれたりしてしまうからです。
家庭内の機嫌の悪さを会社に持ち込まないでほしいです。
もしくは機嫌が悪かったとしても仕事は仕事と割り切って誠実に進めて欲しいです。
独自のルールを持っている
理不尽な人は独自のルールで生きています。
そのルールをやぶってしまうと怒られることもあります。
たとえば理不尽な人は「車の中では帽子をかぶってはいけない」「朝礼中に目ヤニを取るのは失礼」など自分のなかで独自のルールを持っています。
しかしそんな独自ルールを知ってる人はいないので、気づかずにルールを破り理不尽に怒られていますのです。
職場の理不尽な人への対処法5選

理不尽な人に振り回されるのは腹が立ちますし、つらい時間です。
しかし理不尽な人に対してきちんと対処するとストレスも軽減され、仕事の邪魔をされなくなります。
それではどんな対処をすれば時間を有意義に使えるようになるでしょうか?
距離をとる
理不尽な人はそう簡単には変わりません。
これまで何十年もその性格で生きてきたので、少し注意したりアドバイスした程度では変わってくれません。
そういう頑固で理不尽な人には距離をとることで対応しましょう。
一番効果的なのは物理的な距離をとることです。
つまり理不尽な人の近くにいることをやめましょうをとります。
席が近ければ遠くの席にしてもらいましょう。
しかし簡単に席や場所を変えることができない状況もあります。
ですので物理的な距離を取れない場合はコンタクトをとる回数を少なくしましょう。
そしてコンタクトのとるときも、なるべくメールにすると気持ちの距離が遠くなり効果的です。
電話や対面で話をすると距離が近くなるので、理不尽さを遠ざけるには連絡方法をメールにしましょう。
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理不尽な人は残念な人だと考える
理不尽な人は残念な人だと考えるとストレスが軽減されます。
しかもこの方法はこちらの考え方を変えるだけなので簡単に対処可能です。
そして本当に理不尽な人はかわいそうな人なのです。
わがままで自己中心的で周りが全然見えていません。
そのため周りの人から嫌われていることが多いのです。
そういう残念な人だということをわかってあげて、やさしい目で見るようにすると理不尽な人への見方もかわります。
理不尽な態度をとられたとしても、子供のイタズラのように少しは許せるようになるはずです。
発言を適当に受け流す
理不尽な人の発言はまともに聞いているとこちらの気持ちが持たなくなります。
そんなときは適当に聞き流すことも大切です。
そもそも理不尽なことを言っているので、まじめに聞く必要はないのです。
ただし上司や先輩の場合は、適当な返事をしていることがバレるとより怒られる可能性があるのでスルースキルが重要になります。
簡単にスルーする方法は「オウム返し」です。
たとえば

「おまえのせいで失敗したじゃないか!」

わたしのせいで失敗したんですよね。すいません。
という感じです。
中身はどうでもよくて相手が言っていることをとにかく同意していきましょう。
そして「すいません」と付け加えます。
本心から言うと腹が立つので、相手が言っている言葉をオウム返しで適当に返しておきましょう。
相手からすると自分の意見に同意してくれめ、謝られるのでだんだんクールダウンしてくれるので許せるようになります。
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誰かに相談する
あまりに理不尽な場合は誰かに相談しましょう。
まず一番に上司に相談します。
理不尽な相手が上司だった場合は先輩か人事部に相談しましょう。
人に相談するときは理不尽だった出来事や内容を箇条書きにしておきます。
そして理不尽な人をどうしたいのか?あなたはどういう状況が理想なのか?はっきりさせておきます。
その上で相談する場に作成した資料を持っていくようにしましょう。
- 理不尽だった出来ごとや言われたこと
- 理不尽だった時間や回数
- 理不尽を受けた証拠(録音したものやメール、印刷物等)
- 自分と理不尽の人との理想の関係像
- 理不尽の人への処遇
- 今後の自分と理不尽の人との理想の距離
人に相談するときは、感情にまかせて愚痴をいうだけでは何も解決しません。
できるかぎり内容をまとめて、文字にしておくと相談される側も聞きやすくなります。
職場の環境を変える
今の職場で解決できないときは働く環境を変えましょう。
働く場所を変えることができれば理不尽な人のことを考えなくてすみます。
理不尽なことがあるだけでなく、今の職場環境に不満があるのであれば転職するタイミングかもしれません。
転職は勇気がいることですが、間違いなく理不尽な人から離れることができる方法です。
条件の良い転職先が見つかれば迷わずアプローチしてみましょう。
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まとめ

職場で理不尽なことが起きれば許せない気持ちになります。
そしてがんばっても理不尽な人に台無しにされるとがんばる気持ちも折れそうです。
しかし理不尽な人の特徴をよく考えて対処することで、ストレスなく仕事を続けることができます。
②かわいそうな人と考える
③まともに話を聞かない
④人に相談
⑤転職する
この順番で対処できれば理不尽な状況も変えることできます。
みなさんもこの記事を読み、理不尽な人との関係を適正に保って仕事を続けることができれば幸いです。
もし転職を考えていたのであれば、思い切って環境を変えればすぐにでも理不尽な状況は改善できるでしょう。