- 「職場の人と話すのはめんどくさい」
- 「一日中何も話さなくて仕事できたらいいのに」
そんな悩みはありませんか?
実は職場で積極的に話をしなくても仕事の良しあしはあまり関係ないのです。
ほんとうは話をしないほうが楽で効率的に仕事を進めることができます。
職場では、話さないようにしてたが、話しかけられて、少し、しどろもどろ?になった感じ…。まぁ~そんな日や時が合ってもいいか。しかしA型だけに、会話になってないんだな、これが。
— マイコー (@wIbtIJ3Bv4E2Pd2) July 28, 2023
私はサラリーマン歴20年でずっと事務職です。
事務職は長い時間社内で過ごすので、職場の人と仲が悪いと地獄です。
そのため仲を保つために、話をしたくなくても話をしないといけないときもあります。
私は口下手なので話をすることもうまくないですし、好きではないのでできるだけ話はしたくありません。
文化庁の調査でも初めて会った人と話すのは6割以上の人が苦手としています。
また相手に言いたいことが伝わらなかったり、自分の言いたいことが伝わらなかった経験も半数を超えています。
《参考:文化庁|Ⅰ 話し方やコミュニケーションについての意識》
ですので結局、話ばかりしているとトラブルになることもたくさんあります。
そこで話をしなくても会社うまくやれる方法を模索してきました。
今ではほとんど職場で話をしなくてもうまくやれている自信があります。
そこでこの記事では「なぜ職場で話さないほうが楽なのか?」と「職場で話さなくて済む方法6選」を紹介します。
読み終えるともう仕事以外の雑談で悩まなくなりますよ。
職場で話をしないときの注意点
職場で話をしないと決めたとしてもまったく話さないわけにはいきません。
なぜなら職場で仕事以外の話をすべて無視すると変な人に思われるからです。
ねえ昨日のワールドカップ見た?
・・・・・・・(仕事と関係ない話は無視しよ)
あのこの前の取引先の件なんだけど
うまくいって注文をいただけました。
いくら無駄話をしたくないからといって、こんな感じで雑談だけを無視していると社会でやっていけません。
だからトラブルをさけるためにも仕事に影響のない範囲で、なるべく話をしないですむ方法を探りましょう。
雑談は控えても仕事の話はする
「職場で話をしない」というのはあくまで仕事以外の話です。
職場は仕事をするところなので、仕事の話をしないのはありえません。
「話をすること」と「話をしないこと」をきちっと分けたうえでムダ話をしない対応をしましょう。
むしろ仕事の話は積極的に行ったほうがいいかもしれません。
【関連記事】
>>職場で雑談がうるさいときの対処法7選!おしゃべり好きの特徴とは?
最低限のコミュニケーションはとる
仕事以外のことは話さないようにすると楽ですが、ゼロにするには難しいでしょう。
職場にはいろんな人がいるので、こちらから話しかけなくても話しかけられることがあるからです。
その場合、最低限のコミュニケーションをとらないと逆に余計な人間関係のトラブルに発展します。
昨日の優勝決定戦みた?すごかったよね。
知らないです・・・・・・
そう・・・
たとえ興味がなくて、テレビ等を見てなかったとしても
- 「そうなんですか?昨日だったらぜひ見たかったです。」
- 「見たことないですがそんなにおもしろいのなら今度あったら見ます!」
- 「そういうのを見てるときってほんとにわくわくしますよね。」
社会人であればこれくらいの返事はしたいものです。
注意としては回答を質問にしてしまうと話が続いてしまうので、見ていないが興奮については同調するということです。
すると質問したほうも見ていないことは伝わるし、嫌な気はしません。
【関連記事】
>>職場で孤立してるのは自分が悪いのか?孤立したときの対処法5選!
話はしないが挨拶はする
あなたから職場の人にムダ話をする必要はありませんが、挨拶だけは別と考えましょう。
挨拶は人としての基本です。
また仕事を円滑に進めるためにも必要なので「挨拶は仕事の一部」だと思いましょう。
雑談はしなくて問題ないですが、挨拶は積極的におこなうようにしてください。
普段もこちらから挨拶しておくようにすると、仕事中に話をしなくても「無視する人」「嫌な人」という印象には絶対なりません。
【関連記事】
>>なぜ職場で挨拶しない人がいるのか?挨拶しない人への対処法6選!
話しかけられても無視はしない
いくら話をしないとあなたが決めたとしても無視をしてはいけません。
プライベートな質問やムダな雑談をしてこられたとしても無視するのではなく、かわすワザを身につけましょう。
無視を繰り返していると、相手に不信感が芽生え、仕事の会話さえできなくなります。
質問が来たときは「今度○○してください」と言ことと、「自分はほんとに何もない人間だ」ということで相手の興味を薄れさすと会話がいい感じで終わります。
- また教えてください。
- 今度話しましょう。
- 何も趣味はないんですよ。○○さんは趣味が多くていいですね。
- 休日は友達とお茶するくらいです。
こういうことを言っておくと無視するわけではなく、自然とあまり話しかけられなくなります。
なぜ職場で話さないほうが楽なのか?
職場には仕事しに来ているので、話をしなくていいのであれば効率的に仕事ができます。
また自分と合わない職場のときも話さないほうが楽です。
それでは職場で話をしなくていいと具体的になにが楽なのでしょうか?
人間関係のトラブルに巻き込まれない
職場で話をするのをを控えた場合、人間関係のトラブルに巻き込まれることが少なくなります。
逆に話好きで職場の人とよくおしゃべりしている人は人間関係が難しくなります。
なぜならおしゃべりな人は、しゃべりすぎて自分で何を言ったのかをすべて記憶はしていないからです。
マシンガンみたいなもので、会話の弾をいっぱい打つとどれかは嫌われるワードになってしまいます。
職場で話をしないようにすると、おしゃべりの弾を打たないので嫌われワードが相手に当たることもありません。
話をしないと仕事に集中出来る
職場で話さないようにすると仕事だけをしていればいいので楽です。
なぜなら仕事以外で話しかけられたり、無駄な会話で邪魔されたりすることがなくなるからです。
いつも話していると人間関係にも気を配って仕事をする必要があります。
「さっき〇〇さんにテレビドラマの開始時間を聞かれたけど、調べて返事しないといけないのかな?」とか仕事と関係ないことも頭を占領します。
かといって職場の人の会話をすべて忘れるとそれはそれでトラブルになります。
ですので極力会話しないようにすると、無駄なことに頭の記憶容量を使うこともなく仕事に集中できます。
【関連記事】
>>職場の孤立はどうでもいい思うのが得!割り切る方法とメリット!
周りに影響されない
職場で話さないようにしていると自分の考えで仕事を進めやすくなります。
しかしよく話す人は知り合いや仲のいい人が職場に多くなります。
すると「この仕事を進めると〇〇さんの部署がしんどくなってしまうな。」と他の部署のことも気にしてしまうことになります。
本来は会社がよくなるのであれば、他の部署に影響があっても自分の仕事を進めるべきです。
しかし社内に仲のいい人が増えてくるとその人のことも気になってしまい、思い切った仕事を進められなくなります。
話すことで時間を無駄にしない
職場で話をするタイプの人は、仕事以外で時間をとられることが多くなります。
自分が話す時間もそうですが、話しかけられることが多くなるからです。
雑談は大半がムダなので、自分の仕事をする時間がどんどんなくなってきます。
仕事をする時間がなくなってくると残業しないといけないので、プライベートな時間はさらになくなってきます。
逆に職場で話をしないと仕事に集中できて自分のペースで仕事ができます。
そのためプライベートな時間もしっかりと確保でき、時間をムダにすることがありません。
【関連記事】
>>職場で雑談がうるさいときの対処法7選!おしゃべり好きの特徴とは?
職場で話さなくて済む方法5選
それではどうすれば職場で話さなくてもいい人になれるのでしょうか?
話さないほうが楽だとわかっていても、意識していないとついつい職場で話してしまいます。
プライベートな話をしない
職場でプライベートな話はなるべく控えましょう。
プライベートな話をたくさんしている、とあなたの趣味や家族構成などあらゆることをみんなが知っている状態になります。
そうなると自然と職場であなたは話しかけやすい人になります。
例えば家族の年齢がわかれば、子供の入学やイベントのときに声をかけられるこのことが多くなります。
「〇〇ちゃん誕生日だね」「〇〇ちゃん受験だね」などの声をかけてもらえます。
だからプラべート話をするほど職場での会話が多くなるのです。
社内イベントに積極的に参加しない
会社や職場のイベントにはあまり参加しないようにしましょう。
参加しないといけないものは参加しますが、参加自由のものはなるべく断ることにしましょう。
そうすると共通の話題やプライベートな話もあまりしなくてすみます。
自分のこと話すことや話すこと自体を控えることで職場の人と雑談をする機会を少なくしましょう。
しかしすべて断ると変な人扱いされるので、参加するかしないかは臨機応変に対応しましょう。
仕事のやりとりはメール中心で行う
仕事に関するやり取りの方法はいろいろあります。
直接話をする場合もありますし、電話やメールでやり取りする場合もあります。
しかしなるべく職場の人と話をしたくなければメールを多用することが有効です。
普段の会話が多ければ、その人と話すハードルが下がっているので口頭で仕事を進めがちです。
ですがメールを多用する相手には「この人は会話が嫌いな人なのかな?」と感じてメールで返信することが多くなります。
そのためあなたがメールを多用すれば相手もメールであなたに返信してくれるはずです。
それが普通になると職場内であまり会話することもなく、メールだけで仕事を進めることがあたりまえになってきます。
スルースキルを身につける
職場での雑談や質問に対してスルーしていると、あなたにあまり話しかけてこなくなります。
あなたにムダ話をふっても「あまりおもしろくないな。」と相手に思わすのがポイントです。
スルーといっても無視したりしていると「あいつは嫌い。腹が立つ。」と思われるので注意が必要です。
あくまで「おもしろくないのであの人にはあまり話さないでおこう」と相手に思われるにようにふるまいましょう。
たとえば「昨日のドラマみた?」という質問には
実はテレビがなくてみてないんですよ。〇〇さんはどんなドラマが好きなんですか?
というように質問の内容には答えず、質問で返すとあなたは何も答えなくても会話を進めることができます。
会話は続きますが何度かそんなことが続くと「あなたは趣味や興味があまりない人」という印象になり、相手も興味が薄れてきます。
【関連記事】
>>職場の嫌いな人を無視はあり?ありな理由と上手に無視する方法
井戸端会議に参加しない
職場では突然立ち話が始まることがあります。
社内で女の人が社員のウワサやタレントのことについて立ち話をしているのをよく見ます。
気になる話題のときは会話に参加したくなることもあるでしょう。
しかし職場では話さないと決めたからには雑談に自分から参加するのは控えましょう。
井戸端会議に参加しないと少し職場の話題に置いて行かれることになりますが、それでいいのです。
重要な情報であれば、あとでどのみち回ってきます。
仕事の手を止めてまで聞く必要はありません。
井戸端会議に毎回参加しないと「あの人は立ち話に参加してこない人」と思われて、積極的に雑談をふられたりしなくなります。
まとめ
職場で話す必要がなければとても楽に仕事ができます。
しかし実際は完全に話をせずに仕事を進めることはできません。
ですのでなるべく雑談せずにすむようにプライベートの話は控え、寡黙な人間になりましょう。
するとおしゃべり好きな同僚もあなたに積極的に話かけてこなくなるはずです。
そうしてムダな話に付き合うことなく、効率的に自分の仕事を進めれらるようになりましょう。