面接は一言で返すほうがいい。 質問に簡潔に答えるコツ

いい雰囲気の面接
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  • 「面接の質問にうまく返せない」
  • 「面接で気づけばいつも長く話してしまっている」

そんな悩みはないですか?

面接では緊張して、想定より長く話してしまっていることってありますよね。

気づけば質問がなんだったからわからなくなったりして。

そういう人は一言で返せていない可能性があります。

一言で返せるということは回答が正確ということです。

簡潔に回答できるようになると、話がわかりやすくなります。

そうすると面接の通過率もあがってくるのです。

そこで今回は 「面接で一言で返すコツ」をご紹介します。

読むと面接の質問をスムーズに答えることができるようになります。

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一言で返すほうがいい理由

うつむいた女性のとなりで誰かに話しかける男性

質問に対する答えがわかりやすいから

質問に対して一言で返されるとそれが答えだとすぐにわかります。

もし質問の答えが長文だったとしたら、 どこが答えかわかりにくくなります。

たとえば 「好きな食べ物は?」という質問に対して「バナナです。」と言うと答えは明白ですよね。

しかし回答が次のようだったらどうでしょうか?

「私は好きな食べ物は色々あるんですけど、カレーとかハンバーグとかなんでも好きですね。それ以外にもフルーツなんかもよく食べます。特に好きな食べ物は何かと聞かれれば バナナですね。」

食べ物の名前が何個も出てきてわかりにくいですよね。

逆に一言だけで返さないとどんな言い方でもと答えがわかりにくくなるのです。

説明が下手だと思われるから

説明というのは人にわかりやすく伝える必要があります。

仕事をする上で特に重要なスキルです。

お客さんに説明するときも職場の人に説明するときも、早く短く正確に相手に伝える技術が重要になります。

それができれば時間も短縮できますし、相手の理解度も上がって仕事の密度が濃くなりま す。

質問に対する答えが長い人は、説明が下手です。

基本的に長い文章はわかりにくいのです。

だから面接でも答えが長いと説明も長いと思われるのです。

扱いにくいやつだと思われるから

質問の答えが長い人は話が長い人です。

話がダラダラ長い人はだいたい人から煙たがられます。

面接官はあなたの未来の上司になる人です。

そのため優秀でハキハキしていて、簡潔に話す人が採用されます。

なぜなら上司は報告連絡は明確にしてほしいからです

話が長い人は話の要点がわかりにくくて、扱いにくい思われるような人は受かりません。

会話のキャッチボールがしにくいから

話の中で結論を先に言ってくれる人とは話が展開しやすくなります。

そのため会話のキャッチボールがテンポよく続きます。

しかし質問に対する答えが長い人は話のテンポも悪いです。

しかもどれが質問に対する答えかがわかりにくいので、追加の質問もしにくくなります。

追加の質問ができないので、話が広がっていかずに会話のキャッチボールが続きません。

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面接で一言で返すコツ

良い雰囲気でイスで向かい合って座っている男女

とにかく1文で答える

面接の回答がどうしても長くなってしまう人は、無理やりにでも答えを1文にしましょう。

面接というのは一方的に面接官があなたに質問する場です。

そして面接官は質問に対する答えを知りたいのです。

だからとにかく答えを短くシンプルに答えましょう

「○○です。」と答えたあとにいくらでも話す時間はあります。

返答が短くても不安に思う必要はありません。

面接はその答えだけで終了するのではありません。

説明したいことは答えたあとにする

一言で返せない人ははじめに説明をしようとします。

説明を聞いてもらってから答えを言いたいのです。

しかしそれでは答えを聞く側がわかりにくくなります。

ですので質問されたら、答えを相手に伝えてから説明をすればいいのです

そのほうが面接官もわかりやすく感じます。

答えを言う前にくどくど説明が長いと「はやく答えを知りたい」いう気持ちが働いて、だんだんあなたの話を聞く気がうせます。

質問の意図を汲み取る

一言で返すには質問の意図をよく汲み取る必要があります。

質問の意味をよく理解していないと一言で返すのが難しいからです。

たとえば 「あなたが苦労したことはなんですか?」という質問の意図がわからないとあなたは少しでも長く話して意図を探ろうとしてしまうでしょう。

「苦労したといえば、入試でも苦労しましたし、部活でも苦労しっぱなしでした。また就職しても苦労が多く・・・(どの話が聞きたいんだ?)」

こうなってしまいます。

ところが以下のようなところまで想像できれば、欲しい答えを一言で言えます。

「前職で苦労したことの質問だ。しかも今回の業種でよくあるトラブルを乗り越えた話が聞きたいはず。」

会話のキャッチボールを意識する

一言で返せない人は会話のキャッチボールを想像できていません。

キャッチボールとはボンボンと質問や回答が飛び交う様子です。

つまり回答を短めにしないと成立しません。

質問した相手も質問の回答を答えを聞いていないのに、 追加の質問をすることはできません。

つまり会話のキャッチボールを意識すれば自然と一言で返すクセがつくはずなのです。

自分が面接官だったらと考える

自分が面接官の立場なら一言で返せない人がどれだけダメかがわかります。

面接は話の内容ももちろん大事ですが、うまく人に話を伝えられるかも求められています。

逆を言うと話の内容が薄くても、上手に話せたら高評価です。

そのためには質問に対する答えは先に述べる必要があります。

きっとあなたも面接官なら質問の答えは簡潔に知りたいはずです。

別に興味もない答えをひっぱられるほど苦痛なことはありません。

まとめ

木のイスに座ってメガネを触ろうとしている男性

面接で一言で返せないと落とされる可能性がグンとあがります。

すぐに返答できないと仕事にならないからです。

仕事ではお客さんや場の人に伝えることがたくさんあります。

それが正確にできないと仕事の役には立ちません。

だから苦手な人は練習しましょう。

コツはとにかく質問の答えはシンプルにすることです。

説明が必要であればそのあとで説明していくほうがわかりやすいです。

また面接官の気持ちになってわかりやすく話すことを意識しましょう。

それだけで一言で返せるクセがついてきます。