- 「またあいつは仕事をほっといて何かしてるな」
- 「仕事が進まないのはあいつのせいだ」
そんな悩みはないですか?
会社では色んな人が働いています。
仕事を真面目にする人やサボりグセのある人。
中でも最悪なのは仕事を放置する人です。
私はサラリーマンを20年以上していますが、仕事を放置する人はほんとにいます。
自分はちょっとおかしくなってるのかなってくらい、テレビ見たりTwitter見たりして、仕事を放置している。本当にやばい。
— 沼に入りかけ (@mosodeboso) March 9, 2024
わかっていて放置しているのかどうか知りませんが、そういう人と働くと仕事になりません。
放置する人には会社からペナルティを与えないと改善されないのかもしれません。
そこで今回は「仕事を放置する原因」と「仕事を放置する人の対処法」をご紹介します。
読むと仕事を放置する人との付き合い方がわかります。
仕事を放置する原因
仕事を放置する人はなぜ放置するのでしょうか?
そこには普通の人ではわからない原因が潜んでいます。
私が出会ってきた仕事を放置する人は以下のような人たちです。
仕事の進め方がわからないから
仕事を放置する人は実は放置しているつもりはないときがあります。
ただ仕事の進め方がわかっていないのです。
しかし周りから見れば、わざと仕事を放置しているように見えます。
実際に仕事をやってないわけですから。
でも本人はやる気はあるが、どうすればいいのかわからないから途方にくれているのです。
結果的に期限がくるまで放置されることになってしまいます。
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忘れているから
次に多いのが単に忘れていることです。
仕事を放置する人は仕事ができない人が多いです。
そして仕事ができない人は、言われていることや約束事を簡単に忘れています。
普通の人からすれば「忘れてるとかウソでしょ!?」と思うようなことでも本当に忘れています。
その証拠に本人にその仕事が放置されていることを伝えたら、すぐに取り組んでくれます。
だから「放置されている・・・いつになったらやってくれるんだろ。」と嘆く前にまずは本人に忘れていないか聞いてみることが大事です。
わからないことを質問するのがイヤだから
放置する人はプライドが高い人が多いです。
無駄にプライドが高い人は仕事ができません。
なぜなら謝らないし、人に頭を下げて質問することができないからです。
だからわからないことを教えてもらえないし、助けてもらえないのです。
そしてそういう人はわからない仕事は放置します。
なぜならどうすればいいのかわかっていないからです。
わからなければ聞けばいいのですが、プライドが高いために聞かずに放置してしまうのです。
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仕事に納得していないから
仕事に対してふてくされている場合もあります。
自分がイヤな仕事や嫌いな人から回ってきた仕事をわざと放置する人もいます。
個人的感情をおもいっきり職場に持ち込んで、仕事に優劣をつけているのです。
だからあなたが頼んだ仕事を放置されている場合、あなたはその人から嫌われている可能性があります。
また単純に嫌いな仕事を放置している人もいます。
嫌いなピーマンを最後まで残している子供と同じです。
世の中には子供みたいな大人もたくさんいます。
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疲れているから
仕事を放置される原因として本人が疲れている場合があります。
仕事が多くて疲れている場合もありますが、プライベートで疲れている場合もあります。
モチベーションのコントロールも仕事のうちですが、プライベートなことでショックなことがあれば仕方がない面もあるかもしれません。
たとえば仕事を休みがちなら、病気なども考えられます。
ですので疲れがたまって仕事を放置されているのであれば、無理に強要しないほうがいいかもしれません。
仕事を放置する人の対処法
上司に相談する
仕事を放置する人は会社にとって迷惑な存在です。
また自分も仕事を共にしている場合はとても困ります。
そして困った時は上司にまずは相談しましょう。
上司は部下の仕事の悩みを聞いて、円滑に進められるようにするのが仕事です。
たとえ仕事を放置する人が同じ部署の人でなくても、違う部署へかけあってくれるでしょう。
しかし必ずしも解決するとは限らないので、期待は高く持ちすぎないようにしましょう。
本人と話をする
上司でも解決できなかったときは、直接本人と話をしましょう。
仕事を放置する原因は様々です。
システムで放置しないようにできる場合もありますし、そういうことでは解決しない場合もあります。
まずはどんな原因で仕事を放置しているのかを本人から聞く必要があります。
また原因によっては一緒に解決できるように模索して協力してあげましょう。
それで仕事を放置されなくなるのであれば、その協力は一緒に仕事をするあなた自身にもプラスになります。
仕事の線引きをはっきりしておく
放置する人と仕事をする場合は、仕事の線引きをはっきりさせておきましょう。
何かあったときの責任の所在をはっきりさせておかないと、仕事を放置したことをあなたのせいにされかねません。
仕事の線引きについては上司と本人と共通認識としておかなければならないので、両者と話しあって決めていきます。
放置する本人が参加しない場合は、上司とあなただけで線引きを決めて、メールを送りましょう。
曖昧にしていると困るのはあなたです。
進捗表で管理させる
仕事を放置してしまう人には進捗表を作成してあげましょう。
仕事が進めることができたところは、進捗表に日付や○をつけてもらいます。
こういう人は進捗表自体もつけるのを放置してしまうので、進捗表の管理はあなたがやったほうがいいです。
週一でもいいので進捗表の記入を促しましょう。
あなたが管理するような立場でないときは、仕事を放置する人の上司に進捗表を管理してもらえるように交渉しましょう。
放置する人のフォローはしない
仕事ができない人や仕事を放置する人は「なんだかんだいって最後に誰かがやってくれる」と考えています。
そしてそれはあなたが尻拭いしているのではないでしょうか?
結局フォローしてくれる人がいるから甘えているのです。
だから何をやっても改善されないのであれば、今後は尻拭いするのをやめましょう。
ただそれでは仕事が滞ってしまうので、必ず上司に相談してから行いましょう。
上司の許可が出れば、堂々と尻拭いは拒否しても問題ありません。
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放置する人とは仕事をしない
上司や本人と話あっても何も解決しない場合は、放置する人とは仕事をしないという選択もできます。
ただその場合、あなたのほうが100%正しくて正義があるという証拠が必要です。
その証明ができれば、上司は放置する人と絡まない仕事をあなたに与えてくれる可能性があります。
ただし特定の人と仕事をしないという選択は、あなたの評価が落ちてしまう可能性も秘めています。
なぜなら役職があがるにつれて、いろんな人と仕事をしなければならないからです。
もちろん嫌な人やややこしい人とも交渉する必要が出てきます。
だから特定の人を拒絶する人は役職が上がりにくい可能性があります。
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まとめ
一般的に仕事を放置する人は仕事ができない人です。
だからまずは会社に「そんな人」だと認識してもらう必要があります。
ただ本当に忘れているだけやうっかりやさんの可能性であればまだ可愛げがあります。
しかしわざと放置しているのであれば悪意があるので、上司や本人と話しあって改善してもらいましょう。
基本的には管理は上司に任せますが、進捗表を作成したり、フォローを少なくしたりして、あなたからもプレッシャーをかけていきましょう。
どうしても仕事を放置するクセが抜けなくて困るときは、放置する人を放置してもいいでしょう。
しかしその場合は必ず上司の許可をとるようにしましょう。