- 「なんか自分だけ仕事が多くない?」
- 「社内で仕事量の割り振りがおかしい!」
そんな悩みはありませんか?
会社は部署や課に分かれていて、どこかに所属している人が大半です。
そして上司や管理職が仕事を決めて、一般職はある程度決められた仕事を行うのが一般的です。
しかし仕事を割り振る人の裁量で、仕事量が決まってしまいます。
仕事が少ない人はラッキーですが、仕事が多い人は大変です。
私もサラリーマンを20年以上していますが、上司によっては大変なときがありました。
自分は器用貧乏で中途半端になんでもできるほうなので、なんでもかんでも自分に仕事を振られたときはたまったもんではありません。
そのときは自分の管轄外の仕事まで受け持って疲れました。
そこで今回は「仕事が偏る原因」と「仕事が偏って疲れたときの対処法」をご紹介します。

読むと仕事が偏ってきたときにどうすればいいのかわかります。
仕事が偏る原因

無茶ぶりしてくる上司がいるから
仕事の偏りは上司に左右されることが多いです。
そのため仕事を無茶ぶりする上司がいる場合は注意が必要です。
自分の管轄の仕事ではないのに、仕事を割り振ってくる人もいます。
そういうことをされるとグループ内の仕事が偏ってきます。
特に無茶ぶりされやすい人の仕事がどんどん増えていってしまいます。
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上司がグループの仕事を把握していないから
上司が自分のグループの仕事内容や仕事量を把握していないと割り振りが適当になります。
たとえばA関連の取引先は10件でB関連の取引先が100件だとします。
でもよくわかっていない上司だと

君はA関連の取引先担当ね。あなたはB関連の取引先担当でよろしく。
という風に平等に割り振っていると勘違いします。
この場合だと取引先の数が10倍違うので、B関連の取引先を担当させられたらたまったもんじゃありません。
だから上司には仕事の内容をしっかり知っておいてもらわないとトラブルになります。
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上司に嫌われているから
上司も人なので意図的に仕事を押し付けてくる可能性もあります。
特に上司から嫌われている人は仕事が多くなるかもしれません。
また仕事量だけでなく、問題がある仕事や難しい仕事を任されるかもしれません。
こうなるとグループ内での仕事が大きく偏ってくることになります。
上司がそもそもえこひいきする人間であれば仕事の偏りは必ず出てきます。
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あなたの能力が高いから
上司はグループをまとめるのが仕事です。
グループ内の人員を使ってパフォーマンスを最大限に上げるのが仕事です。
だからダメな人間に仕事をあまり任せません。
なぜなら、仕事ができない人にたくさんの仕事を与えても処理できないからです。
そこで上司は能力が高い人間に難しい仕事やたくさんの仕事を与えます。
そのためあなたの能力が他の人より高ければ、どうしても多くの仕事がまわってくることになるのです。
ノーが言えない
上司も人間です。
部下たちとの人間関係はあまり壊したくないと考えています。
無鉄砲に仕事を割り振っていくと必ず反発する人間がいます。
そういう人には簡単な仕事や納得できる仕事を割り振ります。
そして、めんどうな仕事は何も文句を言わない人に振ります。
不公平かもしれませんが、人間とはそういうものです。
たとえばあなたが仕事を割り振る立場だとすれば、あなただってそうする可能性があります。
誰だってめんどうなことには巻き込まれたくないからです。
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仕事が偏って疲れた時の対処法

仕事の自動化を考える
まず考えるべきは仕事の自動化です。
特にパソコンで行う仕事は自動化できる可能性が高いです。
エクセルやワードで行う仕事は様々な式やマクロが利用できるので、どうにか自動化できるようにネットで一度調べてみましょう。
わからなければパソコンが詳しい人に相談してみてもいいかもしれません。
他にもメールや独自システムであってもなんでも自動化が可能です。
コストが少しかかってもやらなくていいことは、自動化したほうがいいです。
すべてシステムで行うと、計算ミスや間違いもなくなって会社にとってもすごくメリットがあります。
優先順位の低い仕事はやらない
仕事が偏っているときは、まず自分が担当の仕事に優先順位をつけます。
そして業務時間は限られているのでまず優先順位が低い仕事は無視しましょう。
優先順位が低いので最悪やらなくても問題ないくらいの気持ちでると楽になります。
そもそも仕事をこちらに振りすぎている上司が悪いのです。
優先順位が低い仕事で残業するのはアホらしいのでやめましょう。
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職場の人にたよる
職場の人は他人ですが、仲間でもあります。
毎日苦楽を共にして何年も一緒に乗り越えてきた人もいるでしょう。
仕事に偏りがあって対処できない人は、一人で抱えていても問題は解決しません。
一番いいのは自分の部署の身近な人と話し合うことです。
きっとフォローしてくれるとおもいます。
自分の部署に頼れる人がいないときは、自分の部署と関係ない人であっても相談してみましょう。
場合によってはやってくれることもあるかもしれません。
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上司に相談する
一番効果があるのはやはり直接上司に相談することです。
仕事を割り振っているのは別の人であっても上司に相談することが一番良いです。
上司といつも良い関係を築いているのであれば、親身になって仕事の量を調整してもらえるでしょう。
しかし上司との関係が良くない人がいるのも事実です。
そういうときは上司と同じくらいの役職の人か上司の上の人に相談しましょう。
いずれにせよ仕事の偏りを解消しようと考えれば、仕事を割り振る権限のある人に相談したほうが早いです。
仕事のことを忘れる
とにかく仕事の偏りによって疲れているときは、一旦忘れましょう。
ずっと考えていても疲れとれないどころか益々疲れてきます。
かといって仕事中は忘れることが難しいので休みにリフレッシュしましょう。
休みは予定がないと仕事のことが頭をよぎってしまうかもしれません。
極力仕事のことを考えないようにするために、無理やり予定を入れましょう。
友達と遊んだり趣味に没頭すると休みの日だけでも仕事の偏りを忘れることができます。
そうすると頭の疲れは飛んでいくでしょう。
また一度忘れることで頭がすっきりすると、仕事の偏りをどうすべきかもっとよく考えることができるようになります。
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転職する
仕事を与えられる立場にある限り、仕事の偏りは解消できないかもしれません。
そんなときは転職活動を行って選択肢を増やしておきましょう。
転職活動を行っていることを上司に言うと、仕事の偏りや割り振りを考え直してくれる可能性もあります。
そしてそれでも見直しが行われなければ、本当に転職してもいいでしょう。
日本では転職は後ろ向きにも捉えられますが、海外では転職はいい意味でしかありません。
もっと自分の能力や適した職場に行くだけなので、自分の意思をしっかりと示せているからです。
今の職場が不満なのであれば、転職活動をしてもっとより良い環境を見つけましょう。
まとめ

仕事の偏りは仕方のない面もあります。
アルバイトではないのできっちり平等に分けれる仕事ばかりではありません。
しかし明らかな偏りがあるとやる気の低下や疲労がたまるのも事実です。
仕事が偏る原因は仕事を割り振る上司がダメなことが大半です。
そのため上司に相談したり訴えかけたりすることが先決です。
仕事を割り振っている人に直接交渉しましょう。
それが難しい場合は、他の人に相談してみましょう。
自分でできる努力としては自動化や仕事の取捨選択です。
必要のない仕事はしなくていいように、よく仕事内容を吟味しましょう。
そして体や心が疲れている場合は、体の回復を優先してください。
体が資本ですので疲れていては思考停止して、何もできなくなります。
最終的にどうしても仕事の偏りに納得できなければ転職活動するのがいいでしょう。
今の仕事を死ぬまで働く気がないのであれば、どのみちどこかで転職するはずです。
若ければ若いほど良い会社にめぐり合う確率があがるので、思い立ったら早めに行動しましょう。