- 「なんか自分だけ仕事が多くない?」
- 「あいつだけ暇そうなのはおかしい!」
そんな悩みはありませんか?
会社で働く人は、どこかの部署に所属している人が大半です。
そして上司が仕事を指示して、一般職は指示された仕事を行うのが普通です。
しかしその仕組みでは仕事を割り振る人の裁量で、仕事量が決まってしまいます。
仕事が少ない人はラッキーですが、仕事が多い人は大変です。
新しく入った人は、仕事の異常な偏り具合や俺の働き方をみて「頑張ったらこいつみたいになるんだ、それは嫌だな」と思って辞めちゃうみたいです…
— しょす (@syosu16) January 30, 2024
私もサラリーマンを20年以上していますが、上司によっては大変なときがありました。
自分は器用貧乏で中途半端なんでもできるほうなので、適当に色んなジャンルの仕事を振られたときは大変でした。
そのときは自分の管轄外の仕事まで受け持っていて疲れました。
そこで今回は「仕事が偏る原因」と「仕事が偏って疲れたときの対処法」をご紹介します。
読むと仕事が偏ってきたときにどうすればいいのかわかりますよ。
仕事が偏る原因
無茶ぶりしてくる上司がいるから
仕事の偏りは上司に左右されることが多いです。
そのため仕事を無茶ぶりする上司がいる場合は注意が必要です。
自分の管轄外の仕事を押し付けてくる人もいます。
そういうことする上司がいるとグ部署内の仕事が偏ってきます。
その中でも無茶ぶりされやすい人は、仕事がどんどん増えていってしまいます。
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上司がグループの仕事を把握していないから
上司が自分のグループの仕事内容や仕事量を把握していないと割り振りが適当になります。
たとえばA関連の取引先は10件でB関連の取引先が100件だとします。
でも自分の部署の仕事内容をよくわかっていない上司だと
君はA関連の取引先担当ね。あなたはB関連の取引先担当でよろしく。
という風に平等に割り振っていると勘違いします。
この場合だと取引先の数が10倍違うので、B関連の取引先を担当させられたらたまったもんじゃありません。
だから上司には仕事の内容をしっかり知っておいてもらわないと仕事の偏りがでてきます。
上司に嫌われているから
上司も人なので意図的に仕事を押し付けてくる可能性もあります。
特に上司から嫌われている人は仕事が多くなるかもしれません。
また仕事量だけでなく、問題がある仕事や難しい仕事をまかされるかもしれません。
こうなると部署内での仕事が大きく偏ってくることになります。
上司がそもそもえこひいきする人間であれば仕事の偏りは必ず出てきます。
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あなたの能力が高いから
上司はグループをまとめるのが仕事です。
そしてグループ内の人員を使ってパフォーマンスを最大限に上げるのが使命です。
だからダメな部下には仕事をあまり任せません。
なぜなら、仕事ができない人にたくさんの仕事を与えてもパフォーマンスがあがらないからです。
そこで上司は能力が高い人間に難しい仕事やたくさんの仕事を与えます。
そのためあなたの能力が他の人より高ければ、どうしても多くの仕事がまわってくることになるのです。
仕事を断れないから
上司も人間です。
部下たちとの人間関係はあまり壊したくないと考えています。
だから無鉄砲に仕事を割り振っていくことはしません。
なぜなら必ず反発する人間がいるからです。
そういう人には簡単な仕事や納得できる仕事を割り振ります。
そして、めんどうな仕事でも何も文句を言わない人に仕事を振るのです。
だから上司からの仕事を断れない人は仕事が増えてくるのです。
不公平かもしれませんが人間とはそういうものです。
たとえばあなたが仕事を割り振る立場だとすれば、あなただってそうする可能性があります。
誰だってめんどうなことには巻き込まれたくないからです。
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仕事が偏って疲れた時の対処法
仕事の自動化を考える
まず考えるべきは仕事の自動化です。
特にパソコンで行う仕事は自動化できる可能性が高いです。
エクセルやワードで行う仕事は様々な式やマクロが利用できるので、どうにか自動化できないかネットで一度調べてみましょう。
わからなければパソコンが詳しい人に相談してみてもいいかもしれません。
たとえメールや独自システムであっても最近はなんでも自動化できます。
AIの進化やテクノロジーが発達してきて何もかも自動化できるようになってきたからです。
コストが少しかかっても自分の手でやらなくていいことは、自動化したほうがいいです。
すべてを自動化すると、計算ミスや間違いもなくなって会社にとってもメリットがあります。
優先順位の低い仕事はやらない
仕事が偏っているときは、まず自分の仕事に優先順位をつけます。
そして優先順位が低い仕事は無視しましょう。
優先順位が低いので最悪やらなくても問題ないくらいの気持ちでると楽になります。
そもそも仕事をこちらに振りすぎている上司が悪いのです。
優先順位が低い仕事で残業するのはアホらしいのでやめましょう。
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職場の人にたよる
職場の人は他人ですが、仲間でもあります。
何年も共に働いて、大変な時期を乗り越えてきた人たちもいるでしょう。
仕事に偏りがあって対処できない人は、一人で抱えていても問題は解決しません。
一番いいのは自分の部署の身近な人と話し合うことです。
きっとフォローしてくれるとおもいます。
自分の部署に頼れる人がいないときは、自分の部署と関係ない人であっても相談してみましょう。
場合によっては手伝ってくれることもあるかもしれません。
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上司に相談する
一番効果があるのはやはり直接上司に相談することです。
仕事を割り振っているのは別の人であっても上司に相談することが一番良いです。
上司といつも良い関係を築いているのであれば、親身になって仕事の量を調整してもらえるでしょう。
しかし上司との関係が良くない人がいるのも事実です。
そういうときは上司と同じくらいの役職の人か上司の上の人に相談しましょう。
いずれにせよ仕事の偏りを解消しようと考えれば、仕事を割り振る権限のある人に相談したほうが早いです。
仕事のことは忘れる
とにかく仕事の偏りによって疲れているときは、仕事のことを忘れましょう。
ずっと考えていても疲れがとれないどころかもっと疲れてきます。
かといって仕事中は忘れることが難しいので休みの日にリフレッシュしましょう。
休みの日でも予定がないと仕事のことを考えてしまうかもしれません。
だから極力仕事のことを考えないようにするために、無理やり予定を入れましょう。
友達と遊んだり趣味に没頭すると休みの日だけでも仕事の偏りを忘れることができます。
そうすると頭の疲れは飛んでいくでしょう。
また一度忘れることで頭がすっきりすると、仕事の偏りを解消するアイデアを思いつきやすくなります。
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転職する
仕事を与えられる立場にある限り、仕事の偏りは解消できないかもしれません。
そんなときは転職活動を行って自分の選択肢を増やしておきましょう。
また転職活動を行っていることを上司に言うと、仕事の偏りや割り振りを考え直してくれる可能性もあります。
そしてそれでも仕事の見直しが行われなければ、本当に転職してもいいでしょう。
日本では転職は後ろ向きに捉えられますが、海外では転職はいい意味でしかありません。
転職は「もっと自分の能力に適した職場に行く」という行為なので、自分の意思をしっかりと示せていると言えるからです。
今の職場が不満なのであれば、転職活動をしてもっとより良い環境を見つけましょう。
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まとめ
仕事の偏りは仕方のない面もあります。
なぜなら正社員は社員なので、アルバイトとは違い、きっちり平等に業務量を分けれる仕事ばかりではありません。
しかし明らかな偏りがあるとやる気の低下や疲労がたまるのも事実です。
仕事が偏る原因は仕事を割り振る上司がダメなことが大半です。
そのためまずは上司に相談したり訴えかけたりしましょう。
仕事を割り振っている人に直接交渉すると効果が高いです。
それが難しい場合は、他の人に相談してみましょう。
自分でできる努力としては自動化や仕事の取捨選択です。
必要のない仕事はしなくていいように、よく仕事内容を吟味しましょう。
そして体や心が疲れている場合は、体の回復を優先してください。
体が資本ですので疲れていては思考停止して、何もできなくなります。
最終的にどうしても仕事の偏りに納得できなければ転職活動するのがいいでしょう。
今の仕事を死ぬまで働く気がないのであれば、どのみちどこかで転職するはずです。
若ければ若いほど良い会社にめぐり合う確率があがるので、思い立ったら早めに行動しましょう。