「なんかこのまま働いていてもだめなような気がする」
「諦めたほうがいいと思うけど踏ん切りがつかない」
そんな悩みはないですか?
私も過去に転職を2回経験しています。
どこから2社とも見切りをつけて辞めました。
どちらも転職がうまくいったので、あのときに見切りをつけてよかったと感じています。
そして今もふとした瞬間に「この会社でずっと働いていいのかな?」と不安になることがあります。
本当にダメな瞬間が訪れたら、また見切りをつけて再出発するかもしれません。
そこで今回は「会社に見切りをつけたほうがいいとき」と「会社に見切りをつけたときの 行動」 をご紹介します。

読むと会社の辞めどきがわかります。
会社に見切りをつけたほうがいいとき

体が限界のとき
仕事がしんどくて体が疲れたときはその会社は見切りをつけるべきです。
体がもし本当に壊れたら取返しのつかないことになります。
慢性的に残業がひどくて疲れがとれないときは要注意です。
またうつ病のような心の病になりそうなときは特にはやめに見切りをつけましょう。
体を壊したり、 精神を壊してしまったらすぐには治りません。
そうなり場合は早めに考えておきましょう。
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会社の経営がヤバそうなとき
会社の業績が悪いときも要注意です。
会社が急に潰れたら、あなたも急に無職になります。
働きたくても働けない状況になると理解しておきましょう。
ですので2年連続赤字や粉飾決算をしているなど、会社が上手くいっていない雰囲気は常に感じられるようにしたほうが賢明です。
逃げ遅れないようにヤバい時は見切りをつけましょう。
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人間関係がうまくいっていないとき
人間関係は一度崩れるとなかなか修復できません。
特に自分が不利な立場で、いじめに近いような扱いをうけているときはガマンせずに会社に見切りをつけましょう。
お金のためにガマンしていてもいいことありません。
よほどの高給でない限り、同じ給与でストレスなく働ける職場はたくさんあります。
たとえ少しおさまったとしても、会社にいてるメンバーが変わらない限り、また同じ状況になります。
人というのは簡単に変わらないものです。
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>>職場で悪口を言われたときの対処法。なぜ悪口を言う人がいるのか。
人件費が未払いのとき
通常は給料が支払えなくなったら会社は倒産します。
決まった日付に社員に給料を払うということは大事だからです。
一度でも未払いが発生したら注意しましょう。
その状態は資金繰りがきちんとできていない可能性が高いです。
会社は黒字でもお金が回らなくなったら倒産します。
早く見切りをつけるようにしましょう。
将来がないとき
業績が安定していても今後はヤバそうなときは見切りをつけるときです。
通常会社は常に前年より上回らないと将来的には潰れることになります。
ですので毎年まったく変わり映えしないのも注意が必要です。
また社長が息子に交代するような中小企業も気をつけた方がいいでしょう。
だいたい世代が変わったときに業績が急に悪くなることが多いです。
常に今の会社が5年後10年後どうなるかというのを考えて行動するようにしましょう。
社員がどんどん辞めるとき
あなたの会社の社員が次々やめていくときは見切りをつけるときかもしれません。
とくに辞めていくのが優秀な社員ならあなたも辞めた方がいいかもしれません。
優秀な社員は逃げ時もしっかり理解しています。
何か逃げる理由が絶対にあるはずです。
本人は告白してくれないかも知れませんが、どんどん人が辞める時は気をつけましょう。
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>>どんどん人が辞めていく職場は自分も辞めるべきか?考え方と結論
見切りをつけたあとの行動

手順書をつくる
社に見切りをつけたいときはとにかく手順書を作りましょう。
すぐに辞めたいと思っても引き継ぎが完了しないと会社は辞めさせてくれません。
しかも手順書というのはとても時間がかかる作業です。
ですので見切りをすこしでもつけたいと考えたのであれば、少しずつでも作成しておいたほうがいいでしょう。
きっちり作成しておくと辞めたいときに後腐れなく辞めることができます。
経験の棚卸しをしておく
職務経歴書作成のために、いままでの経験を棚卸しておきましょう。
なぜなら会社に見切りをつけて辞めてしまうと過去のことを忘れてしまう可能性があるからです。
そのため在籍中に、今までで得たスキルや経験をメモっておくと役に立ちます。
たとえばあなたが使える会計ソフトや人事ソフト、営業系のソフトなどは意外に名前を忘れがちです。
また経験した年数などもメールの日付や資料の日付を確認できれば、容易にわかります。
そんな感じで在籍中のメリットを生かして、経験の内容や期間を正確にメモっておきましょう。
スキルを身につける
今の会社に見切りをつけたら新たにスキルを手に入れる勉強をしましょう。
まったくの異業種に挑戦するのであれば、終業後や休みに勉強をし始めましょう。
また今の会社の仕事と同じような会社に転職したい人は、今の能力より少し上の資格やスキルを狙いましょう。
在籍中の会社に福利厚生などで勉強できる機会を得られる人は積極的に活用して、転職活動に生かしましょう。
使えるものは徹底的に使っていきましょう。
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求人情報を見ておく
会社に見切りをつけても、次に何をするのかは考えておく必要があります。
辞めても何かをして生きていく必要があるからです。
基本として今どんな求人があるのか?求人は多いのか少ないのか?
どんな求人の給与が高いのか?
業種や仕事とのトレンドや給与について理解しておいたほうがいいでしょう。
仕事を辞めれば、あなたはどこにだって行けるし、何だって目指せるからです。
しかし方向を間違うと辞めたことを後悔してしまうことになります。
ですが求人を検索して、世間の雇用状況を調べれば、どこを目指せばいいのかのヒントを探しましょう。
求人情報にはすべてがつまっています。
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>>ハローワークの求人はやばいのか?職探しのコツをご紹介
退職を告げる
すべての下準備ができたら退職届を出しましょう。
しかし会社にとって出してきても問題ないタイミングがあることに注意しましょう。
同じ部署の人が同時に出してきても会社側も素直に受け入れることができません。
また繁忙期前でも受け入れてもらえないかもしれません。
あなたの数年働かせてもらったのは間違いないので、会社に失礼がないように適切なタイミングで退職届を出すように準備しておきましょう。
退職届の書き方はネットにいくらでものっているので、書いて封筒にいれて、いつでも出せるように準備しておきましょう。
私も辞めるときは何日もカバンにいれておいて、適切なタイミングで出しています。
【関連記事】
>>退職して後悔すること5選と後悔しないための対処法。
まとめ

会社に見切りをつけるときは会社を辞めるときです。
危険な兆候や続けていても無駄だと感じた時はすぐに行動しましょう。
- 体や精神が悲鳴を上げているとき
- 経営がやばいとき
- 人間関係がうまくいっていないとき
- 給与が払われないとき
- 将来性がないとき
- 人がどんどん辞めていくとき
見切りをつけたらすぐに転職活動ができるように準備しておきましょう。
準備はできるだけコソコソとして周りにばれないようにしましょう。
そうしておくと辞めるタイミングも自分で決めれらますし、会社にそのままとどまるという選択もできます。
たとえ見切りをつけなかったとしても、常日頃アンテナをはって、会社の状況を知っておくことが大事です。