- 「転職先で放置されてる」
- 「放置されすぎて何をすればいいのかわからない」
そんな悩みはありませんか?
中途採用者って新卒と少し違います。
新卒ならしっかりと会社から教育してもらえますし、周りも歓迎ムードです。
でも中途採用者は即戦力を求められて、「できて当たり前だよね」という空気です。
だからせっかく転職しても放置されることが多いです。
私もいままで3社で働いているのでその感じが痛いほどわかります。
ですがいくら中途採用者だからって放置されると何をすればいいのかわかりません。
私の場合は自分から積極的に仕事をもらうことで、徐々に転職先に馴染んでいきました。
やっぱり仕事をする姿勢って大事ですよね。
そこで今回は「中途採用者が放置される理由」と「中途採用者が放置されたときの対処法」をご紹介します。

読むと放置されたときにどういう行動をとればいいのかわかりますよ。
中途採用者が放置される理由

仕事を教えなくてもできると思われてるから
1番多いのは「社会人経験があるから、教えなくてもできる」と思われているからです。
会社は即戦力として中途採用をしています。
だから採用したあとは教えなくても業務をテキパキしてくれると思っています。
しかし中途採用者の立場からすれば、教えてもらわずにできるわけありません。
経験者だからといっても職場が違えばやり方も何もかも違うからです。
話しかけにくいから
中途採用者は話しかけにくい存在です。
たとえば新入社員と比べてみればわかります。
右も左もわからない若い社員なら色々教えたくなるでしょう。
しかしある程度社会人経験のある人には「色々教えてあげても知ってることばかりだろう」「経験者ならもしかしたら自分よりできるかもしれない」という考えが働きます。
そうなると気軽に話しづらくて近寄りがたい存在になります。
だから結果的に放置されることになるのです。
歓迎されていないから
そもそも転職先の人は求めていなかったという可能性もあります。
求人をだした経営者や管理職からすれば必要な人材だけど、一般職の人からは必要のない仕事と考えられているポジションもあります。
そういうときは「せっかく前の担当を辞めさせたのに、なんでまた同じポジションの人がくるのか?」と思われてしまいます。
運悪くそういうとこに採用されると放置されることになります。
教育体制ができていないから
中途採用者を迎え入れる体制が整っていない会社もたくさんあります。
新卒採用はどの会社もある程度は教育体制が整っています。
しかし中途採用は「知識や経験がある人」という位置付けなので教育がないことが多いです。
実際には、中途採用だからといって放置されれば何もできません。
どちら側も悪くないのに結果的に放置されることになります。
期待はずれだったから
中途採用者というのは高いハードルを課されます。
せっかく採用するのだから前任者より仕事ができる人を会社は選びます。
だから中途採用者が入社したときは「なんでもできるスーパーマンがきた」と思われているでしょう。
しかし1ヶ月もすると実力がわかってきます。
それからは放置されることが多くなるでしょう。
なぜなら期待が高すぎた分、期待はずれと思われてしまうからです。
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みんな忙しいから
中途採用者を雇うということは人手が足りないからです。
そしてなぜ人手が足りないのかというと業務が多いからです。
だから中途採用者が転職するところは忙しい職場であることが多いです。
周りが忙しいので仕事を教えてくれる人もいません。
【関連記事】
>>仕事が業務過多で忙しすぎる!仕事量が多い理由と解決策5選!
中途採用者が放置されたときの対処法

腰はできるだけ低くする
中途採用で放置されたときはとにかく腰を低くしましょう。
偉そうな態度はもってのほかです。
自分が知っている知識があっても、知らないフリをしてとにかく下から話しかけるのです。
アホなフリをして自分をへりくだってなんでも聞いてみましょう。
とにかくヘコヘコしていると誰かが仕事を教えてくれます。
少しでも中途採用ヅラすると離れていってしまうので、とにかく何も知らない可哀想な人を演じましょう。
自分から話しかける
放置されているなら、自分から話しかけましょう。
自分からアクションを起こさないとそのままほっとかれて終わりです。
自分から積極的に話しかけていけば、誰かは相手してくれるようになります。
人に話しかけられているのに、無視し続けるのも体力をつかうからです。
放置されているのに話しかけるのもつらいですが、転職先で快適に働きたいのであれば頑張りましょう。
【関連記事】
>>職場で味方がいないときの対処法!そんなとき職場でどう振る舞う?
みんなが嫌がっている仕事をする
相手にされないときは人の役に立つことをしましょう。
具体的には職場の人が面倒くさがっていままで着手できなかった仕事をやりましょう。
職場の人は誰しもやらなければいけないけど、後回しになっている仕事を抱えています。
しかし毎日忙しいので手をつけるタイミングがないのです。
だからそんなときは積極的にそんな仕事をやってあげましょう。
恩をきせておくと放置されることはなくなります。
【関連記事】
>>人はなぜ働くのだろう?仕事の意味と働く理由。
自分から積極的に学ぶ
自分から学ぶ姿勢を持ちましょう。
放置されていると感じるのは、「仕事は教えてもらえるもの」と思い込んでいるからです。
しかし昔は「見て学べ」という言葉があったように何も教えてくれない職場もありました。
だから放置されている状況が嫌なら、自分から積極的に学びましょう。
たとえば人に頼らなくても定款やホームページなどからでも色々学べます。
また仕事をしている人を細かく観察してみましょう。
何をすればいいのかがだんだんわかってくるはずです。
あと放置されているなら「自己流でやってもいい」というメッセージでもあります。
放置が続くようならいきなり実践を得て学ぶことでもいいでしょう。
気にせず淡々と業務をこなす
中途採用者が放置されるのはよくあることです。
だから気にせずにマイペースに仕事をすることが結局一番いいでしょう。
わからないことがあれば質問して、教えてもらいましょう。
聞いても教えてくれなければ上司に言いつけましょう。
それでも放置されるようなら適当に仕事をするしかありません。
大体のやり方が確立できたら淡々と仕事だけをこなして、定時で帰ってやりましょう。
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まとめ

中途採用者は新卒と違って放置されるのはある意味当たり前です。
経験者は教えなくてもできるはずと思われているからです。
だから多少放置されても弱音をはかずに「自分には何ができるのか」を考えましょう。
まずは腰はできるだけ低くして、たくさん質問していくことがポイントです。
放置されているときはしつこいくらい積極的に話しかけましょう。
また自分から学ぶ姿勢も大事です。
知識ややり方を教えて欲しいという態度で望めば、相手にもその想いは通じます。
きっと放置されることはなくなるでしょう。
それでも放置してくるような会社であれば、淡々と仕事だけしてお金だけもらいましょう。
放置されてもこちらが気にしなければ、だんだん気にならなくなってきます。