「がんばっているのに課長になれない!」
「万年係長でなかなか昇進できない。」
そんな悩みはありませんか?
サラリーマンは年齢とともに昇進をしていく会社が多いです。
まず班長や主任になり、実力がついてくれば係長になれます。
そしてさらに会社から認められれば課長という管理職になれます。
しかしなぜか係長からずっと課長になれない人も一定数います。
同じ会社のなかで、仕事が多くきつい割には報われなくて係長止まりの人と、わりと楽にやれる割には報われて出世もして給料が高い人もいる。
— そらし@53歳転職と熟年離婚と再婚 (@QhZm29) March 5, 2022
通常であれば40代になれば課長になれる人が多いのに、50歳近くになっても管理職になれない人たちです。
私がいままで働いた会社でもいくつになっても係長止まりの人がたくさんいました。
でもはたから見るとなぜ係長止まりなのかはわかります。
第三者の目線で見れば管理職にはなれなそうな人ばかりだったからです。
そこで今回は「係長止まりの人の特徴」と「係長止まりから抜け出す対処法」をご紹介します。
読むと係長から課長になれるかもしれませんよ。
係長止まりの人の特徴
人に教えるのがヘタ
係長止まりの人は他の社員に何かを教えるのがヘタな人が多いです。
課長はマネージャー職なので部下を管理するのが仕事です。
人の上に立って、何かを教えたり、人をコントロールしなければいけません。
だから人に何かを伝えたり、人に教えるのが苦手だと管理職は務まりません。
そのためそんな人に「社員を管理することはできない」と会社に判断されて、課長にはなれないのです。
自分のことで精いっぱい
いつも自分のことで精いっぱいの人は係長止まりになります。
なぜならその上の課長職は広い視野を持って物事を判断する力が必要になるからです。
自分の仕事だけを集中して行っていると視野が狭くなります。
そういう人は、自分の部署で何が起きているか、会社全体で何を改善するのかが全然見えていないです。
まわりが見えていないと自分が見えていないですし、部署のリーダーなんて務まりません。
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いつまでも雇われ目線が抜けない
係長の次の役職は課長なので、管理職になります。
管理職には一定の権限が与えられて、会社としての判断を行う必要が出てきます。
ですので雇われている目線よりも雇う側の目線が重要になるのです。
会社としての判断を行うので「自分がこの会社の経営層ならこう判断するだろう」と考えて行動しなければなりません。
だから雇われ目線の発言ばかりの人はいつまでたっても係長止まりになるのです。
実力不足
そもそも会社でそれなりに認められてないと課長にはなれません。
何をやらせてもそこそこはできないと中間管理職として機能しないからです。
「人の話を聞けない、業務も納期を守れない、資料が間違いだらけ」など、そんな感じで仕事をしていては一生係長止まりです。
年功序列だとしても会社での実力がなければ、管理職には推薦されません。
気が弱い
課長になれば大きなグループの長です。
グループをしっかりまとめて交渉したり、主張をしていかなければなりません。
ところが気が弱いと部下の言いなりになってしまったり、他のグループに対して主張できなくなってしまいます。
するとグループとして上手く機能しないので、気が弱い人は出世しにくいのです。
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周りの社員とうまくいかない
会社で働く限り、どんな人とでもうまく話せたり、仕事を進めたりしなければなりません。
人に嫌われていたり、「あの人とは仕事をしたくない」と思われていては仕事がうまくいきません。
だから人とうまくコミュニケーションをとれなかったり、一緒に仕事を進めることがヘタな人は係長止まりな可能性が高いです。
それくらい一般職と管理職はハッキリと区別されています。
管理職は会社をコントロールする側の社員になるので、他の社員とのバランス感覚が重要になってきます。
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係長止まりから抜け出す対処法
積極的にコミュニケーションをとる
係長から昇進するにはもっと社員とコミュニケーションをとらないといけません。
今までは黙々と自分の仕事に集中していれば係長になれたかもしれませんが、課長になるには社員や係をまとめる力が大事になってきます。
だから人との関係が重要になってくるのです。
仕事は人と人との協力で成り立っています。
そして人は「合う合わない」が絶対にあり、管理職はそれを把握した上で社員の気持ちをコントロールしていく必要があります。
だから職場の社員に受け入れられているかどうかが係長から昇進するのに重要になります。
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経営者目線を身につける
いつまでも「仕事ダルいな、早く帰りたいな」という気持ちでは係長止まりです。
課長になると管理職になるので、いくら会社で残業しても残業代はありません。
なぜなら会社に長時間働くことよりも問題解決力が重要視されるからです。
係長までの一般職は、時間を切り売りして会社で長い時間働くことが大事でした。
しかし会社を経営する側の人、すなわち管理職は働く時間が短くても成果を出すことが求められているのです。
たとえば社長があまり会社に来ないところがよくあります。
ですがこれは社長職とはそういうものだからです。
「長時間働けばたくさんお金がもらえる」というような職ではないのです。
それよりも「重要な判断や指示」が大事なので、それがうまくいっていれば会社に来ても来なくても社長職としては仕事ができているのです。
そういう目線が普段からできているかどうかで係長から昇進できるかが決まってきます。
人をうまくつかう
会社は主任や係長の立場の人間がうまく人をつかえているかをよく見ています。
なぜなら課長職はマネージャーで、人をマネージメントすることが仕事になるからです。
係長までは人をまとめるのも仕事ですが、現場で先頭になって作業するのも仕事です。
それとは違ってもっと人をうまく使って全体の仕事を進めることが重要になります。
だから「自分が作業者にならずに、どれだけ人の気持ちを汲んであげつつ仕事をやってもらうことができるか」が係長どまりかどうかの分かれ目になってきます。
ハキハキ話す
オドオドした態度や声が小さすぎると係長止まりになってしまいます。
誰もそんな人を課のリーダーとして指名しません。
「この人だったら任せられる」という安心感がリーダーには不可欠だからです。
だから自信を持ってハキハキと話すことが大事です。
とにかくハッキリした声で話せば、自信があるように見えます。
そしてそんな人なら会社もグループを任せてみようと思ってくれるようになります。
報告、連絡、相談をしっかりする
課長は管理職ですが、中間管理職です。
課長の上には部長や専務などたくさんの役職があります。
だから管理する立場といえども、上にしっかりと報告や連絡をしないといけません。
課長は一般職との接点を持つ唯一の管理職なので、経営層へ情報の橋渡しをすることは重要な任務になります。
だからしっかりと報告や相談ができないと係長止まりになります。
報告するような問題でなくても、相談を先にするような細やかさも重要視されます。
まとめ
40代、50代になっても係長止まりの人は管理職になれない要素を抱えていることがほとんどです。
自分では気がついてないかもしれませんが、今のままでは会社の経営層があなたを管理職にしようとはおもっていません。
だからそう思われないために対処することで、課長に昇進できるようアピールしていきましょう。
1番重要なのは職場の同僚とうまく仕事ができているかです。
1人で仕事を進めていくタイプだったり、周りからあまりよく思われてないタイプだと昇進ができなくなります。
またオドオドしていたり、リーダーに向いていない性格だと係長止まりになる可能性が高いです。
自信を持って、経営者目線を持つことも大事です。
そして会社の人たちとうまく仕事を進めていくことで、係長止まりから抜け出せる確率が上がります。
自分が自信を持って仕事を進めていけるようになれば、もっと昇進したいことを上司にアピールしましょう。