- 「人の見た目をディスるなんて腹が立つ!」
- 「見た目の欠点なんて言われずに働きたい!」
そんなことで悩んでいませんか?
会社ではいろんなハラスメントが横行しています。
- パワーハラスメント
- マタニティハラスメント
- モラルハラスメント
- セクシャルハラスメント
数えればキリがないくらいです。
私は事務職歴20年なので今まで様々なハラスメントに遭遇してきました。
厚生労働省の調査でも、ハラスメントの件数は減ることなく横ばいで推移しています。
《厚生労働省|職場のハラスメントに関する実態調査 報告書》
その中でも言う人がハラスメントだと思っていないのが容姿ハラスメントです。
「容姿ハラスメントです」
— ゆくブラっ!📺 (@YukuBuraaaa_TV) November 11, 2021
「すいません(即答)」 #ドクターX pic.twitter.com/VkxkMnsNPE
悪気なく言ってしまっている場合が多いのでたくさん遭遇します。
聞いていてつらい容姿ハラスメントも多く、退職していく人もたくさん見てきました。
しかしハラスメントと戦って堂々と出社しつづけている人もいるのも確かです。
容姿ハラスメントはきちんと対処すれば解決できるかもしれません。
そこで今回は容姿ハラスメントを受けたときの対処法をお教えします。
読むと容姿ハラスメントを言われたときにどうすればいいのかがわかります。
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ちなみに転職者の8割が利用している大手エージェントはリクルートエージェントです。
転職して容姿ハラスメントをする職場から脱出しましょう。
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>>リクルートエージェントとは?登録方法と流れを解説【5分で完了】
容姿ハラスメントをする人の特徴
よくしゃべる人
おしゃべりな人は容姿ハラスメントしがちです。
なぜなら目についたことやおもしろいことをなんでも話すので、悪気がなくても嫌なことを口走ってしまうからです。
またおしゃべりな人は常に話すネタを探しています。
そして人の見た目や特徴はすぐ目につくのでつい口に出てしまいます。
「正月に太る人って多いよね~」
「はい…(今私を見て言ったよな)」
「髪の毛が多かったら冬も頭があったかいよね」
「はい…(今俺の頭を見て言ったよな)」
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>>職場で雑談がうるさいときの対処法7選!おしゃべり好きの特徴とは?
いじることがおもしろいと勘違いしている人
芸人の容姿いじりを見て、自分も同じようできていると勘違いしている人です。
芸人は容姿いじりされれば、注目もしてもらえて、テレビやイベントに呼んでもらえるようになります。
そしていじられることで収入も増えることにつながります。
ですので芸人は容姿をおもしろく言われるのを歓迎しているのです。
しかし職場の人がいじりをしても収入も上がりませんし、ただのいじめです。
そしていじる人以外は誰も心の底では笑ってはいません。
人の容姿の変化に敏感な人
容姿をいじらなくても人の容姿に敏感に反応する人は容姿ハラスメントしていることになります。
- 太っている
- やせている
- 髪が長い
- 髪が薄い
- 肌が汚い
- 背が低い
- 背が高い
など容姿の変化を発言するということは容姿ハラスメントになる可能性が高いです。
なぜならハラスメントというのは言われた人が気にしていればNGになるからです。
職場の人くらいの浅い関係であれば自分の容姿のどこを気にしていて、気にしていないのか判別がつきません。
そのため不用意に容姿の変化を指摘すると容姿ハラスメントになります。
普段からパワハラ気味の人
普段からオラオラ系やジャイアン体質の人は容姿ハラスメントも簡単にしてきます。
なぜならいつも偉そうな命令や指示が多いので、「自分はえらいからコイツには何を言ってもいい」と本気でおもっているからです。
そのため発言や命令がエスカレートして容姿についても嫌なことを言ってきます。
そういう人は容姿ハラスメントをしているということにも気づいていません。
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自分の見た目に自信がある人
自分の見た目に自信がある人は人の容姿に口を出してきます。
自分が悩んでいないので、人もさほど悩んでいないと軽く考えているからです。
「やせるのなんて簡単だよ。ただ走ればいいんだから。」
「そうですね…(太っているのは体質で、しかも膝が痛いので走れないんだよ)」
「肌なんて毎日お風呂に入っていたらツルツルだよ。」
「そうですね…(もともとの肌質が全然違うんだよ)」
そんな感じだから悪気なく
「なんで痩せないの?」
「なんで変な服着ているの?」
とかなぞの「なんで?」が発動します。
こういう人は自分が容姿ハラスメントをしているとはちっとも思っていません。
容姿ハラスメントをされたときの対処法
容姿ハラスメントにあうとショックで傷つきます。
言われて傷ついたときは、自分が相手とどういう関係でいたいのか?によって行動を変えましょう。
そのまま静かに同じ職場で働き続けるか、それとも戦うかで大きく行動が変わるからです。
言われた内容や状況を記録する
容姿ハラスメントにあったときは内容を記録しましょう。
言われた状況と時間、相手などを記録しましょう。
ボイスメモやメールなどの物的証拠があれば尚良しです。
戦うのであれば容姿ハラスメントにあった証拠を集めるのが出発点です。
忘れる努力をする
容姿ハラスメントにあったが
「相手をそんなに憎んでいない」
「相手は悪気があって言っていない」
そういうことであればハラスメントにあった事実は忘れたほうがいいかもしれません。
なぜなら争いになると大変な労力が必要になるからです。
容姿のことを言ってくるのは嫌だけど、我慢すれば許せるのであれば水に流すのもいいでしょう。
わざとでない場合や軽く言われてしまった場合は、本人に「気にしてるから言わないでくれる?」と伝えるくらいで留めておきましょう。
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逃げるか戦うか決める
我慢できないときは
「戦う」か「逃げる(環境を変える)」
どちらか選択しましょう。
一度、会社や上層部に話が流れると本人との全面戦争がはじまります。
「相手を辞めさせたい」
「自分に謝らせたい」
そういう気持ちであればハラスメントを受けた記録をとって、総務部や労働基準監督署へ連絡しましょう。
しかし事を荒立てずに静かに暮らしたいのであれば「逃げる」選択肢を選んでもいいでしょう。
今の職場で環境を変える
転職せずに容姿ハラスメントをしてくる相手と離れられるように、自分の環境を変えましょう。
部署を変えるのもいいですし、仕事内容を変えて相手とつながりをなくすのもいいでしょう。
とにかく容姿ハラスメントする相手と関係がない状況を作りましょう。
自分でそういう環境を作るのが難しい場合は、総務部か上司に「業務内容の相談」として話をすることにしましょう。
テレワークをして相手に会わない方法もあります。
とにかくハラスメントのことは秘めて、相手に会わないような環境を作りましょう。
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戦うなら容姿ハラスメントの内容を会社に伝える
「どうしても許せない」
「会社の人達に知られても構わない」
そういうことであれば会社や労働基準監督署に相談しましょう。
ただ相談する前に容姿ハラスメントを受けた証拠をたくさん集めましょう。
口頭で言われたのならスマホに録音しましょう。
録音できるアプリはたくさんあるので気に入ったものをインストールしておきましょう。
メールはそのまま記録になるのでどこかに保存しておきましょう。
どちらにせよ容姿ハラスメントを受けた状況や流れを記録しておくとより安心です。
証拠がそろったら出るとこに出て戦いましょう。
ただしどれだけ圧勝しても「相手の賞与減額」や「相手からの謝罪」などの小さな罰しか与えられないかもしれません。
相手を会社から追い出すことは相当なひどさでないとできません。
転職する
会社とたたかったり、社内で解決できればいいほうです。
しかしどうしても解決できない場合やハラスメントをガマンして仕事を続けることはつらいです。
そこで転職するというのも選択肢のひとつです。
転職は逃げだと思われますが、逃げることは立派な解決策です。
そもそも逃げることはまったく悪いことではありません。
転職しても完全に悩みが解決するかはわかりませんが、ガマンの限界まで働いて体を壊すよりはマシです。
だからハラスメントが解消されないなら転職も考えましょう。
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>>転職を応援!無料で使えるおすすめ転職サイト【人気比較】
容姿ハラスメントで転職する前の注意点
容姿ハラスメントで転職する前に3つのポイントに注意しましょう。
- 衝動的な転職はダメ
- 辞めずに働くメリットとデメリットを考える
- 上司に休みすぎなことを相談する
次から注意点を具体的に説明します。
衝動的な転職はダメ
衝動的な転職はNGです。
冷静になってよく考えないと判断を誤ることになります。
のちのち後悔しないように転職する前は冷静になりましょう。
たとえば容姿ハラスメントする人が異動になったり、辞めたりする可能性もあります。
またあなたが衝動的に辞めて、すぐに転職先が見つからなかったりする可能性もあります。
とはいっても転職するのは良い選択だったりもします。
ですから感情的にならずにメリット、デメリットをよく考えて検討する必要はあります。
辞めずに働くメリットとデメリットを考える
今の職場で働き続けるメリットとデメリットをよく考えましょう。
なんといってもこれはあなたの人生です。
辞めても辞めなくても後悔のないように、自分にとっての最適な選択をしましょう。
たとえば少し話し合えば容姿ハラスメントをしなくなり、快適に働けるようになるかもしれません。
また逆に何をしても容姿ハラスメントが終わらないかもしれないので、しっかりと自分の先輩や会社の状況を見て転職すべきかどうか判断しましょう。
転職してもハラスメントは少なからずある
自営業にならない限り、ハラスメントというのは少なからずあります。
だから転職すればすっきりすべて解決する問題でもありません。
転職先でも同じ状況になるかもしれませんし、もっと嫌な人もいるかもしれません。
ただし状況がリセットされるのは間違いないので、できるだけ変な人がいない転職先を選ぶことが重要です。
上手に転職する方法
円満退社を目指す
容姿ハラスメントが嫌になって辞めるとしても、そのまま退職理由にすると会社から嫌われる可能性があります。
労働基準監督署に告げ口されると会社は困りますし、「ハラスメントはやられる側の一方的な意見だ」という見方をされる場合もあります。
そうすると退社日まで会社にいるのが居心地悪いですし、退職の手続きで支障が出るかもしれません。
また退職を伝えているのに、なかなか退職させてもらえないことになるかもしれません。
だからたとえ本音が会社への不満だったとしても、前向きな退職理由を作って円満退職を目指しましょう。
最後に文句でも言いたいところでしょうが、グッとこらえることが大事です。
転職活動を計画的にする
転職活動は衝動的に行うものではなく、計画的に進めていきましょう。
行き当たりばったりでは良い転職もできません。
まずは今の職場で働きながら行うのか、退職後に行うのかを決めて行動する必要があります。
退職後に行うとじっくり時間をかけて行えますが、転職先がすぐに決まらないと収入がないので、生活が苦しくなってきます。
逆に働きながら行うと時間がかけれないですが、生活が安定したまま行えて、辞めるか辞めないかの選択も途中で変えることができます。
良い転職をするには転職エージェントがオススメ
良い転職をするなら転職エージェントを利用するのがオススメです。
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まとめ
容姿ハラスメントを受けると嫌な気持ちになります。
しかし行動する前にまずは冷静に分析しましょう。
注意しても改善されない相手なのであれば自分の労働環境を変えてもらえるように会社に相談しましょう。
会社にとってプラスな理由なら労働環境を変えてくれる可能性はグンと上がります。
また相手と戦う覚悟があるのであれば、記録や証拠をそろえて会社に相談しましょう。
しかるべき罰を与えてくれるはずです。
労働環境も変えられないし、会社にもあまり知られたくない場合は転職するのがいいでしょう。
できれば時間をかけて会社を吟味し、いい会社に転職できれば最高です。