- 「ミスした部下が何も言ってこない」
- 「部下が全然謝らないのでイライラする」
そんな悩みはないですか?
職場で謝らない人っていますよね。
自分が悪いのに決して頭を下げようとしません。
そういう人ってなんか腹が立ちますよね。
しかもそれが部下ならなおさらモヤモヤします。
何を考えてるんだろうとも思います。
私の場合はとにかく話を聞くことに徹して、問題解決の糸口を探ります。
そこで今回は「謝りたくない部下の心理」と「謝らない部下への対処法」をご紹介します。
読むと部下が謝らなくても冷静に対処できるようになりますよ。
謝らない部下の心理
人に謝りたくない
部下が謝りたくない理由は単純かもしれません。
ただ謝りたくないからです。
そういう人って一定数いるんです。
何があっても人に頭を下げたくないって思っています。
人に謝りたくない人はプライドが高いんです。
部下が普段からプライドが高そうならそのタイプかもしれません。
自分が悪いとは思ってない
あなたがが「何でミスしたのに謝らないんだ!」と感じていても、部下は悪いことをしたと思っていないかもしれません。
たとえば部下が乗った電車が遅延して、上司との打ち合わせに5分遅れたとします。
上司は「遅刻してきてなぜ謝らないんだ!」と感じるでしょう。
しかし部下は「私は時間通りに電車に乗ったのに、電車が遅延したので仕方がない。私は何も悪くない。」と考えているかもしれません。
ミスしたことは認めてるから
謝らない部下はミスや自分の非をまったく認めない人もいますが、ミスしたことを素直に認める部下もいます。
ですが自分の非は認めるが必ず謝るわけではありません。
そういう人は自分のミスを認めたので、それ以上は何もしなくていい思っています。
謝ってもなにも解決しないので、ミスを改善する方法や次の手を考えた方が良いと考えているのです。
変に合理的なので謝ることを拒否したりします。
すでに謝ったつもり
上司側は謝ってもらっていないが、部下からしたら謝ったつもりと思っていることもあります。
これはあらゆる喧嘩によくあるパターンです。
謝るほうはあまり謝りたくないので、謝罪も小さな声になりがちです。
そして謝るための動きも小さくなるので、上司側は見逃してしまうことが多いのです。
そのすれ違いが起きてしまうと、もめごとが長引くことになります。
上司は「いつまで謝ってこないつもり?」と思って、部下は「謝ったのにいつまで怒ってるんだ」というすれ違いの溝が埋まることはありません。
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上司が嫌い
部下が謝らない原因として、あなたのことが単に嫌いなだけかもしれません。
これぞシンプルイズベスト。
あなただって嫌いな人に謝るのは嫌でしょう。
そして嫌われている人って以外に気付いていないものです。
小さなことでも自分が部下から嫌われていないか思い返してみましょう。
周りの人は知っているのに、あなただけが知らない部下のことが多ければ注意です。
あなただけ部下の情報が回ってきていないと、嫌われている可能性が高いです。
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謝らない部下への対処法
とにかく部下と話す
謝らない部下へはとにかく話しかけることを心がけましょう。
素直に謝らないのは、心を開いてない可能性が高いからです。
あと話さないと謝らない理由がまったくわからないからです。
会話のなかで徐々に雪解けしつつ、部下が謝らない原因を探りましょう。
原因や理由がわかれば上司としてどうすればいいのか見えてきます。
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上司から先に謝る
相手に謝らせる戦法として、こちらから謝ってしまいましょう。
ちなみに私がよくやる戦法です。
あなたは何も悪くないのになぜ謝らなければいけないんだと思うかもしれませんが、上司は部下の責任を負う必要があります。
つまり部下のミスはあなたのミスでもあるのです。
だからあなたが謝る理由もたくさんあります。
「部下の行動を注意深く見ていなかった」「部下をうまくフォローできていなかった」などあなたが先回りすることでミスが防げた可能性があります。
ですので一度あなたから謝ってみましょう。
そうするとむこうも「いえ私も悪かったです。」と言ってくれる可能性が高いです。
何が悪かったのかを聞く
人が謝らないときは、「自分は悪くない」と考えている人が多いです。
そのため部下に「何が悪かったんですか?」とすっとぼけて聞いてみましょう。
まずは何事も冷静に話を聞くことからはじまります。
頭ごなしに「ミスしやがって!」と言ってしまうとただモメるだけです。
悪かった原因を聞くと「○○さんが××したせいで間違った」「いつもと違うやり方を○○さんがしたからミスになった」などきっと人のせいで間違ったと答えるでしょう。
部下からすると「根本のミスの原因は○○さんだから自分は悪くない」というわけです。
ですがミスは部下も関わっているので、一切関係ないというのはおかしいです。
だから○○さんのせいだけではなく、部下もミスの原因の一因なんだということはわからせましょう。
ミスを認めてさせて改善策を考える
ミスの原因がわかったら、部下のどこが悪かったのか伝えましょう。
人のせいにしてる場合は、「○○さんも悪かったけど、あなたも~すれば防げたはず。」としっかり部下の悪いところも認めさせましょう。
そもそも謝らない人は、本気で自分はまったく悪くないと考えているのです。
自分が本当に悪いと思っていれば、自然と謝罪の言葉はでるはずなのです。
そして相手の非を認めさせることができれば、次は上司として、同じミスが起きないように改善策を考えましょう。
一緒に考えることで、頼りになるところを上司としてアピールしましょう。
そうすると次から自然と謝ってもらいやすくなります。
放置する
「話もしてくれないし、原因も話してくれない、ただ無視されて部下が謝ってこない」というような、どうしようもない状況ならどうすればいいでしょうか?
どうしようもない奴はほっておきましょう。
放置です。
時間がたてば許せることがあるかもしれませんし、部下も落ち着いてくれば謝ってくれることもあります。
ただ本当になにも解決しないときは、上司と部下の関係は破綻しているので、部下への評価は最低でいいでしょう。
仕事ができても、人間が最悪なやつは会社では生きていけません。
人間関係は最悪でも実力があるのであれば、自営業で生きていくことを勧めましょう。
まとめ
部下で謝ってこないやつは、はっきりいってむかつきます。
ですが部下にも部下なりの理由があることはわかってあげましょう。
あなたは上司なので一歩引いた目で見ることがポイントです。
まずは冷静に話しあいましょう。
すべては話しあうことで解決できます。
ただ話をすれば和解できることもありますし、それでも謝ってこないときは原因を深堀しましょう。
部下が本当に悪いと感じさせることができれば、自然と謝ってきます。
また本当にどうしようもないときは放置もおすすめです。
時間がたてば許せることもたくさんあります。
とくに一日たてば怒りメーターがかなり違ってきます。
放置して冷静さがお互い冷めてから話しあう方が良い結果になるでしょう。