- 「職場のルールが多すぎて覚えられない」
- 「ルールが間違っていると言われてもどのルールのことかわからない」
そんな悩みはありませんか?
私は会社員歴20年でいままで3つの会社で働いてきました。
会社のルールはそれぞれの会社で独自で制定されるので会社ごとに違います。
そのため転職するたびにルールを覚えて守っていくのは苦労しました。
しかしその会社のルールの特徴を理解し、おさえるところをおさえれば問題ありません。
そこで今回は会社のルールが多すぎるときの対処法をご紹介します。
読むとルールの多さに惑わされることなく行動できるようになります。
ルールが多すぎる会社の特徴
絶対的なお局(古株の女性社員)がいる会社
お局がいる職場はルールが多くなります。
これは会社のルールというよりもお局ルールになっているかもしれません。
そのため通常の会社のルールに加えて、お局ルールも増えるのでルールが多すぎになります。
お局ルールは文章になっていないので守るのにとても苦労します。
社長がワンマン経営の会社
社長がすべての権限を持っている会社ではルールが多くなります。
そういう社長は「自分の考えが絶対的に正しい」と思っています。
そのため自分が守っているルールを社員にも押し付けます。
そのルールを守ることで経営がうまくいくとおもっているのでやっかいです。
以前社員に裏切られたことがある会社
社員に裏切られて大きな損失を出したことがある会社はルールが多くなります。
なぜならもう二度とそんな目には合わないために厳格なルールで社員を縛っているからです。
少しでもルール通りにしないと「また裏切りか?」と疑われてしまいます。
こういう会社は裏切られた回数が多いほど、どんどんルールが追加されていきます。
個人情報やお金を扱う会社
銀行や保険会社など個人情報とお金を扱う会社はルールが多すぎです。
なぜなら情報が漏洩してしまうと経営が傾いてしまうからです。
とくに漏洩したことが世間の明るみに出てしまうと大きな社会問題になります。
そのためこのようなタイプの会社はルールが多すぎてもしかたない部分があります。
社員の評価が引き算の会社
社員の評価の仕方は会社によりさまざまです。
何もなければ通常の評価で、いいことをすればプラスに評価する会社が多いかとおもいます。
しかし逆に何もしなければ最高の評価で、悪いことをすればマイナスに評価する会社もあります。
こういう会社は失敗やミスをカウントして、少なければいい評価になります。
ですので失敗やミスを探すために厳格なルールを作って、社員を管理しがちになります。
会社のルールが多すぎるときの対処法
すべてのルールを一度は目を通す
めんどくさくても一度はルールを見てみましょう。
覚えなくてもいいので「どんなルールが存在するのか」を知っておくことが重要です。
どんなルールがあるのかもまったくわからなければ、ルールを守ることも破ることもできないからです。
時間があればジャンルごとにまとめてみるとわかりやすいかもしれません。
気になるルールは総務部に確認する
数あるルールの中でも「守れなさそうなルール」や「守らなくても問題なさそうなルール」があれば総務部に確認しましょう。
ルールが多すぎる会社では会社側も認識がないルールが存在します。
総務部の回答のしかたやニュアンスによっては、それは守らなくてもいいルールかもしれません。
総務部でも即答できないようなルールや知らなさそうなルールは守らなくても問題ありません。
社歴が長い人に破ってはいけないルールを聞く
社歴が長い人は会社の歴史を知っています。
今までルールを破って痛い目にあった人や処罰を受けた人を必ず知っています。
そういう人がなんで注意を受けたのかを知ることは貴重です。
過去に何かトラブルがあったルールは必ず守るようにしましょう。
一般社員も知っているほどのトラブルであるということは、会社にとって重要なルールです。
ちなみに定年再雇用の役職がない人が聞きやすくてよく歴史も知っています。
守るべきルールを自分で決める
ここまで確認ができたら、「自分なりに守るべきルール」と「どうでもいいルール」を取捨選択しましょう。
どうでもいいルールは忘れてもかまいません。
大事なのは「どのルールを守るべきか」というところだけです。
まとめ
会社のルールが多すぎる場合はまず浅く広くでいいので、会社にどんなルールが存在するのか知りましょう。
そして総務部や社歴が長い人にほんとうに守るべきルールはどれなのかを確認してみてください。
そうすると無視していいルールがたくさんあることがわかるはずです。
あとは守らないと罰則があるルールや会社がほんとうに大事にしているルールだけを守るように行動すればいいのです。
会社のルールが多くてもすべてを守る必要はありません。
ほんとうに会社が守ってほしいルールだけを遵守し、ルールを守ることに固執せず、仕事のパフォーマンスをあげることに力をいれましょう。
そのほうが会社だってうれしいはずです。