節約の落とし穴に注意!ハマらないように考え方を変えていこう

買い物したものの上に置かれた長いレシート 節約
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節約をすると必要以上の浪費を抑え、家族や自分のためにお金をためることができます。

ですので節約することは一見メリットばかりに見えます。

しかし節約ばかりに目がいって周りが見えなくなってしまうこともあります。

節約は基本的にはいいことばかりですが、節約しすぎてハマってしまう落とし穴も存在します

メリットを生かすためにもデメリットも知り、いい節約を継続して行いましょう。

今回は節約することでハマってしまう落とし穴をご紹介します。

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節約の落とし穴にハマらないためには

穴から上を覗く男性

なんのために節約するのかを明確にする

ただ単に節約するだけではやる気がでません。

目標をしっかり持つことで落とし穴にはまることを回避できます。

子供の教育費のため、老後の資金のためなどなんのためにやるのかをはっきりさせることでメリハリの付いた節約をすることができます。

ですから節約を始める前にしっかりと目標を定めておきましょう。

目標額を設定する

目標が決まったら、目標額も設定しましょう。

目標額がなかったら終わりがありませんし、目標額がなければ進捗がわからなくなります。

目標額に達したら節約なんてせずに遊ぶことも視野にいれましょう。

そうすると逆に節約することに力をいれることができます。

しっかり稼いで節約する

節約するときはただお金を使わないだけでなく、しっかりと稼いだ上で節約するようにしましょう。

そうすることで落とし穴にハマりにくくなります。

落とし穴にハマらないようにするには、しっかりとお金がためられているという感覚が必要です

そうでないと節約することで気分が沈み、人生が楽しくなくなります。

ですので収入がある上で節約して、大きな金額が貯まっていることを実感しましょう。

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節約のハマってしまう落とし穴6選

あらゆるものの判断がお金になってしまう

無造作にならんだ1ドル札

節約しているとすべての判断が金額に左右されることがあります。

本来お金を支払うときは、その金額と同等の対価があるかどうかで判断すべきです。

しかし節約のことばかり考えると、判断基準が金額ばかりになって本当の価値に気付かなくなるときがあります。

例えば友達と遊んだり、家族と旅行に行くことは何にも代えがたい価値があるものです。

しかし「あの友達と遊ぶとお金がかかるから」とか「お金がかかるから旅行は行かない」など、無料であれば本当はしたいことでも、お金を払うことがいやになって出来なくなってしまいます。

そういうことを繰り返していると何も楽しみがない人間になってしまいます。

私も判断基準が金額ばかりになってしまい、安いものばかり選んで楽しみが全然ないことにハッとすることがあります。

「友達と遊ぶ時は自由に使う」「年1回は旅行に行ってもいい」などお金を使う時のルールを決めて、その範囲内では自由にお金を使いましょう。

節約しすぎると心が貧しくなってしまう

1ドル札を3枚渡す男性

節約することばかり考えていると、お祝いや記念日などもケチるようになってしまいます。

夫婦などで話し合ってルールを決めてお互いに節約するのはいいですが、友達や親族に対してケチケチしていると良く思われないかもしれません。

例えば結婚式で相手が結婚したときはお祝いを3万円あげたのに、自分が結婚した時は1万円しかお祝いをくれなかったらどうでしょうか?

普段のお金は節約しても、人付き合いや大切なことにはキチンとお金を使うようにしましょう。

お金はなくても心は貧しくならないように気をつけましょう。

節約するところと使うところは、はっきり分けたほうがいいです。

すぐに何千万もお金を貯められると勘違いしてしまう

そもそも自分の収入によって貯金できる限界の金額が決まります。

「1年で200万円の節約が出来た!」や「節約を始めたらすぐに1千万円の貯金が出来た!」などのうたい文句がネット上にたくさんありますが、そういう人達は収入が元々高いということを覚えておかないといけません。

基本的に貯金できる金額は収入から生活費を引いた金額です。私はそういう大げさな記事や動画をみるといつもその人の収入が気になってしまいます。

あなたの年収が300~400万円で妻と子供がいたら年間で200万円の節約ができるでしょうか?
とてもじゃないけどできませんよね。

節約は金額でなくは「散財せずにすんだ」「無駄なものを買わずにすんだ」ということが重要なので、あまり金額にとらわれないようにしましょう。

節約を心がけて行動していると自然にお金はたまっているものです。

隣の芝生は青く見えるので人と金額を比べるのはやめましょう。

自分なりに努力して、自分が納得できる額が節約できていれば節約成功なんです。

お金を使うのが怖くなってくる

米ドルと交換した紙袋がノートパソコンから飛び出している

せっかく節約してせっせと貯めたお金なので、お金を使うのが怖くなってきます。

なぜならお金をつかってしまうと、今までの節約は意味がなかったとおもってしまうのです。

そうなると使わなければいけないお金も使うのが嫌になってくるので、ひどいとローンやカードの支払いも滞納してしまいます。

私も日頃頑張って節約していても、突然の車の故障や家電のトラブルなどがおきてらお金を出して修理することに躊躇してしまいます。

しかし本当は日頃の生活費の節約と臨時に支払わなければいけないお金は別で考えるべきです。

お金は使わなければ意味がありません。

使わなければいけないところには堂々とお金を払い、普段の無駄を省くことに注力すればいいのです。

自分で無駄だなと感じることや、金額相応の価値がないものを削ることが節約です。

節約することに労力や時間を使いすぎる

広いフロアでクッションで寝る女性

節約することが目的になって労力や時間を使いすぎるのはもったいないです。

せっかく旅行に行っているのに、バスを使わず徒歩ですべてまわったり、ホテル代を支払いたくないのでボロボロの宿に泊まるなどしてはもったいないです。

節約にばかりを気にして楽しむことを忘れてはいけません。

楽しむことでまた節約をがんばろうとおもえるはずです。

たまにはお金を使って楽しみながら、無駄を省くことを継続して行うことが大事です。

稼いでお金を増やすことを考えなくなる

コインを数える手

節約しすぎると節約することがお金を貯めるすべての方法のように感じます。

しかし本当は節約するより稼ぐことのほうが簡単にお金が増えることもあります。

例えばスーパーをハシゴして1時間かかって100円を節約したとします。

しかしスーパーをハシゴするのをやめて、その1時間を在宅のソーシャルワークすると1,500円もらえます。

前者は100円しかプラスになりませんが、後者なら1,500円がプラスになります。

節約はお金を稼いだうえで、無駄を省くためにするのだとキチンと理解しましょう。

節約だけで貯金しようとおもっても、あなたの収入が増えないなら貯金できる額は増えません。

節約するだけでなく、お金を今より稼ぐことで貯金額も増やすことができるという考えも忘れないでおきましょう。

まとめ

ビルの上から街並みを見る男性が窓際に座っている

節約生活をしていると、節約のことばかり考えすぎて周りが見えなくなることがあります。

そんなときは一息ついて本当に大事なものは何かを考えましょう。

またそんなときに注意してくれる人に耳をしっかり傾けましょう。

節約はあくまで自分や家族を幸せにするためにするのであり、節約が原因でつらくなったり、喧嘩したりしては意味がありません。

無理をせず家族の理解もあってできる範囲で節約をしましょう。

そしてお金を使うところは使うときちんと使い、気持ちのいい節約を心がけましょう。