冬の光熱費を節約できる暖房器具は?高い光熱費を安くする方法5選!

寒そうに毛布にくるまる男性老人 節約
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  • 「最近光熱費が高すぎる!」
  • 「寒いから節約できない!」

そんな悩みはないですか?

寒い冬は夏より光熱費がたくさんかかります。

総務省統計局の調査によると1月~3月の光熱費は通常月より30%程度増加しています。

(総務省統計局:冬の光熱費

これは暖房につかう電気やガス代がかかるためです。

寒さを我慢出来る環境ならいいですが、ほとんどの人は何かしらの暖房を使用しないと寒くて生活ができないでしょう。

もしくは寒さを我慢しすぎると健康被害がでて、病院代などに余計な出費がかかるかもしれません。

ですので冬の寒さを乗り越えるためには、無理なく効率よく暖かく過ごしたいものです。

実は冬は少しの工夫で簡単に光熱費を節約することができます。

そこで今回は「冬の光熱費を節約する方法」をご紹介します。

この記事を読むと暖房費の節約方法がわかります。

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冬の暖房費の節約方法5選

外の冷気をふさぐ

少し空いたカーテンから見えている植物

暖房の使い方を考える前に部屋の環境を整えることが大切です。

まずは外からの冷気を防ぎ、部屋の暖気を中に留めるように部屋を整えて下さい。

部屋自体が暖かく保てる状態でないと、いくらヒーターやエアコンをつけても効率的に部屋を暖めることが出来ません。

基本的に部屋の冷気は窓から入ってきます。

ですので窓の対策はとても重要です。

まずはカーテンで冷気をシャットアウトしましょう。

そしてカーテンは長くて厚手のものにして下さい。

冷気は下から流れるので、カーテンの下にスキマがあるとそれだけで冷気が入ってきてしまいます。

カーテンを直ぐに買い替えることができない方はカーテンフックを1番下に調節しましょう。

カーテンレールとカーテンはフックで取り付けられており、フックは上下に調節できます。

1度もカーテンフックを見たことがない人は部屋のカーテンを見てみて下さい。

私もカーテンを自分で買って交換するまでは、カーテンの長さをカーテンフックで調節できると知りませんでした。

また窓に断熱シートを貼る、防寒パネルをつけるなどすると冷気対策にとても有効です。

外の冷気をふさぐ方法
  • カーテンを厚手のものに変える
  • カーテンを長くする
  • 窓に断熱シートを貼る
  • 窓や壁の隙間に防寒パネルをつける

着るもので防寒する

シカの赤い靴下を履いた足

部屋のすきま風や冷気対策が終わったら次は着るもので防寒しましょう

上着はカーディガンやフリースを着る、ズボンは分厚めのものを履くなど対策しましょう。

足は靴下やスリッパを履くことでかなり寒さを防げます。

他にも下着は上下ヒートテックのような薄手で暖かなものを着ましょう。

着るものだけで暖かく過ごすのは難しいですが、対策しておくとかなり暖かさが変わってきます。

防寒のために着るもの
  • 上着 ⇒カーディガンやフリース
  • ズボン⇒分厚いものやフリース生地
  • 足  ⇒あったかい靴下
  • 下着 ⇒上下ヒートテック

使う暖房器具を厳選する

スイッチがついているストーブ

あれもこれもつけるのではなくある程度使う暖房器具は固定化しましょう。

たくさんつけたり消したりしていると、自分が考えているよりも使ってしまっていることが多いです。

使用している暖房器具の種類が多いと部屋で邪魔になり、モノが多いと引火して火事になる可能性も増えます。

それではどんなに暖房器具を使用するといいのでしょうか?

使用する暖房器具を考える上で大切なのは暖房効率と電気料金です。

ちなみに電気料金は簡単な式で求めることができます。

例えば電気料金が1kW/30円の場合、 600Wの器具を1時間使うと0.6×30円=18円となります。

単純な話ですが、消費電力の大きい暖房器具ほど電気代がかさみます。

計算方法がわからなくてもこれだけは覚えておいたほうがいいでしょう。

地域や電力会社により単価は違いますが代表的な暖房器具の使用金額は以下になります。

暖房器具金額/時間あたり
エアコン20円/時間
こたつ5円/時間
オイルヒーター20円/時間
ホットカーペット10円/時間
ファンヒーター30円/時間

一人暮らしならこたつがオススメです。

こたつの中の小さい空間があったかければ問題ないので電力消費量が少なくすみます。

またひとり暮らしだとコタツ周辺にあらゆるものを集合させれば生活できるでしょう。

家族と暮らしているとそうはいかないかもしれません。

家族暮しならエアコンがオススメです。

冷気対策をしっかりすれば安く済みますし、なにより空間すべてを暖めることができるので、生活空間すべてを快適にできます。

その他の暖房器具は局部的に暖めるだけなので、生活空間に複数人いる場合は不向きです。

節約できるおすすめ暖房器具
  • 一人暮らし ⇒ こたつ
  • 二人暮らし ⇒ ホットカーペット
  • 三人以上  ⇒ エアコン

湿度を高くして体感温度をあげる

水滴がついた窓のアップ

実は湿度をあげると体感温度があがり、暖かく感じます。

日本の夏は35度でも熱中症になるくらい暑いですが、アメリカやアフリカ、中東では40~50度になる地域もあります。

ですが湿度が低くカラッとしているので、日差しが強く感じるだけで熱中症になるような暑さにならないです。

これは湿度が関係していて湿度が低く、カラッとしていると寒く感じるためです。

逆に日本のように湿度が高いと気温以上に暑く感じます。

そのため冬も湿気を高くすると同じ気温でも暖かく感じます。

ちなみに湿度を上げるには加湿器が一番です。

加湿器がない場合は下記の方法でも湿度を上げることができます。

・お風呂から出たら扉を開けておく
・お鍋を部屋でする
・濡れたタオルやTシャツを部屋に干す

冷蔵庫の温度を弱にしておき光熱費を節約する

外に置いてある小さな青い冷蔵庫

あまり冷蔵庫や冷凍庫の温度設定はさわらないとおもいますが、冬は弱でも冷蔵機能や冷凍機能はしっかり機能します。

外気が寒いので少しの冷気で冷蔵庫を冷やすことができるからです。

節約金額は小さいかもしれませんが、1度弱にするだけで、冬の間中ずっと節約できるので弱にしたほうがお得です。

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まとめ

暖炉の前で寛いでいる様子

冬は一年を通して光熱費が爆増するので少しでも節約したいところです。

キーポイントはいかにして寒さを感じにくくするかです。

そして以下の順番通りに対策すると節約効果が高くなります。

①部屋の環境を整える
すきま風や冷気の出どころを塞いでいきましょう。

②あたたかい服を着る
上下の服や足元は動きやすくあたたかな服にしましょう。

③どの暖房器具を使うか考える
部屋や家族構成によってかわってきますので、どれがベストか考えて使用しましょう。

④湿度を上げる
体感温度を上げて室温をキープしましょう。

まず寒さの原因を取り除き、自分自身も防寒します。

そして最適な暖房器具で暖まることで暖房費を最小限におさえます。

快適な部屋と低い暖房費で寒い冬を乗り切りましょう。