サラリーマンは何をしているのか?どんな仕事をしている?

  • 「もうすぐ就職だけどサラリーマンって何をしているの?」
  • 「他のサラリーマンって自分と同じことをしているの?」

サラリーマンって毎日何をしているのか気になりますよね。

特に一回も就職したことがない人にとっては未知の世界だとおもいます。

私はサラリーマン歴20年以上で、今まで3社で働いてきました。

ですのでサラリーマンとはどんな仕事をしているのかはだいたいわかります。

そこで今回は「サラリーマンとは何をしているのか?」についてご紹介します。

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サラリーマンとは何か?

机の上の同じ1枚の資料を見ているスーツの男性たち

サラリーとは給料のことです。

ですので給料をもらっている人は全員がサラリーマンです。

しかし一般的なサラリーマン像はそうではありません。

それではいわゆるサラリーマンというのはどんな人を指すのでしょうか?

毎月定額の給料をもらっている

サラリーマンの典型として毎月の給料額が一定というのがあります。

残業は別として、それ以外の給料は固定です。

年一回の査定により気持ち程度上がるだけです。

そして夏と冬にボーナスがあります。

これももらえる時期が決まっています。

ですので毎月の固定給料+ボーナスをもらっている人は典型的なサラリーマンです。

会社に属している

どこかの会社に雇われているのサラリーマンです

ですので経営者であるのであればサラリーマンとは呼びません。

たとえ小さな会社でも所属している時点でサラリーマンです。

その会社の利益を上げるためにがんばって仕事をします。

しかし頑張って稼いだ利益は会社のものなのであなたの給料に反映されるとは限りません。

そこが組織に属しているのがつらいところです。

同じ時間に会社に行く

サラリーマンは毎日同じ時間に会社に行きます。

時間は8時から9時までに出社する会社がほとんどです。

そのためその時間の都心の電車はいつも満員です。

ですので今は時差出勤やテレワークなどで出社時間を緩和する企業が増えています。

同じ時間に出社すると非効率なこともあるからです。

ですが朝のラッシュに巻き込まれているスーツの人は典型的なサラリーマンだといえます。

会社の指示で働く

サラリーマンとは雇用者のことです。

会社に雇われているということは、雇用主が存在します。

そのため基本的には雇用主が望む仕事をすることになります

雇用主がその働きに応じて給料を与えるのがサラリーマンだからです。

ですからサラリーマンは必ず誰かの指示に従わなければいけません。

雇用主から直接指示があるところもありますし、上司を通じて指示がくることもあります。

役割分担してチームで働く

サラリーマンは会社に雇われています。

そして会社は人数が増えれば、増えるほど役割ごとに組織化されています。

その組織の下にはさらにチームがあり、チーム単位で成果をあげていくことになります。

そして各チームには課題が与えられていて、その課題をクリアするために力を合わせて働きます。

たとえば営業部という組織の中に、個人に営業をかける営業一課、法人に営業をかける営業二課というイメージです。

そのように組織だてて、チームで役割分担して働くのはサラリーマンに多いです。

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サラリーマンの一日のスケジュールは?

白い壁の前でスーツで腕組みしている男性

サラリーマンは毎日会社に行きます。

そして一般的に9時から18時ごろまで働くところが多いです。

代表的な仕事の流れは以下のような感じでしょう。

サラリーマンの1日
  • 9時 メールチェック
  • 10時 日々のルーチンワーク
  • 12時 昼休み
  • 13時 会議、打ち合わせ
  • 15時 資料作成
  • 17時 上司に報告相談

一日のスケジュール通りに仕事をこなせなければ残業となります。

サラリーマンの仕事内容

デスクでパソコンを操作している手元

さきほどの仕事の内容はどんなことをしているのでしょうか?

代表的な仕事の中身を見ていきましょう。

メールチェック

どんなサラリーマンでも朝一番にメールを処理するところから始まります。

なぜなら残業した人からのメールや朝早く来た人からのメールが必ず貯まっているからです。

そのメールを読んで対応をしていきます。

メールのタイトルや送り主をざっと確認して、優先順位の高い順番から処理していきます。

内容によっては処理するのに30分かかる案件もあります。

ですが無視することはできないので着実にこなして、返信していきます。

日々のルーチンワーク

ルーチンワークはサラリーマンなら必ず行っていることです。

ただし業種や部署によって行っていることは様々なので一概に何を行っているのかは難しいところです。

代表的なルーチンワークは以下です。

部門別ルーティンワーク
  • 営業部・・・客先巡回、見積もり作成、商品手配
  • 経理部・・・入出金の確認、伝票入力、決算資料作成
  • 人事部・・・ 入退社チェック、給与計算、人材採用
  • 製造部・・・製品製作、工程管理、検査出荷

この辺も会社によって異なりますが同じようなところもあります。

ルーチンワークはある程度決められたことをやるので、手順書通りにすれば大体のことはできます。

昼休み

12時から1時間は昼休みです。

会社内でお昼ごはんを食べてもいいですし、会社の外へ食べにいっても問題ありません。

また大きい会社などはお弁当を持ってこなくても、社内に食堂があるところがあります。

社内の食堂は会社にとって福利厚生の一環なので安くておいしいところが多いです。

昼食を早く食べたらあとは自由時間です

女の人はグループで話しをしている人が多いです。

男の人は寝ているか、仕事している人が多い印象です。

会議、打ち合わせ

サラリーマンは会議や打ち合わせが多いです。

ときには半日ほどずっと同じ人と会議している人もいます。

何か決めごとがあると必ず会議になります。

忙しい人ならある会議から違う会議にハシゴする人もいます。

今はWEB会議も盛んに行われています。

そして会議で決まったことを文書化します。

会議で決まったことやしなければいけないことを自分の仕事に落とし込んで、解決するために働きます。

そしてまた課題が出てきたら会議をして、問題の抽出を行います。

資料作成

サラリーマンは色んな資料を作成する必要があります。

どんな部署であっても資料作成にかなりの時間を費やします。

会議をするのであれば資料を準備しないといけませんし、何かを人に説明するだけでも資料が必要です。

また報告や相談するにも資料を作成しないといけません。

だからといって資料をただ早く作成すればいいというわけではありません。

わかりやすさだったり、正しい文章や正確な数字だったりしないといけません。

ですから作成した資料の確認作業もかなりの時間を費やす必要があります。

上司に相談や報告

指示されたことができたら上司に報告します。

また指示されたことがわからなかったり、途中で困ったことがあれば上司に相談します。

その報告や相談したあとに、新たな指示や課題がまた与えられます。

そしてその課題を解決するためにまた作業をするのです。

これが典型的なサラリーマンの働き方です。

上司の指示を遂行して成果をあげることが最終的に会社のためにつながるのです。

まとめ

スーツの女性と男性がオフィスでハイタッチ

サラリーマンは決まった時間に会社に行って会社の指示通りに仕事をしています。

仕事の内容は業種によって様々ですが、事務職であれば資料作りや事務処理がメインです。

また営業職であれば顧客への商品提案や販売がメインの仕事です。

どちらの部署にも会議が頻繁にあり、会議の結果や上司の考えで次の仕事が生まれます。

サラリーマンは会社でそんな毎日を過ごしています。

しかし間違えてはいけないのはやりがいがない訳ではありません。

会社によって待遇も仕事の仕方もマチマチです。

あなたもサラリーマンを目指すなら、自分の興味のあることや働きやすい会社へ就職しましょう。

そうすればやる気に満ちたサラリーマンとなれるでしょう。