- 「あっさり内定が出てしまったけど入社して大丈夫?」
- 「1社目の内定はなんだか不安。」
そんな悩みはありませんか?
いざ転職活動をしようとしたらあっさり内定が出てしまうことがあります。
私は2回転職しているので何度かそういう経験がありました。
ですがそんなときはすごく悩みます。
入社すれば転職活動をこれ以上しなくていいけど「本当にここでいいの?」と思って考えます。
しかし迷うときも自分の中で判断ポイントを決めておくことで、辞退するかどうかを決断できます。
その基準で実際に私はいままで良い会社に転職できています。
そこで今回は「転職であっさり内定が出たときの判断ポイント」と「内定をもらった企業のチェックするポイント」をご紹介します。

読むと転職活動で内定をもらったときに焦らず判断できるようになりますよ。
転職であっさり内定が出たときの入社判断ポイント

自分が本当に行きたかった会社かどうか?
転職活動は数社に応募します。
応募だけであれば少なくても10社、多くて50社くらいは応募するでしょう。
そんな中でもあなたの中で本命の会社が1~2社はあると思います。
- 一部上場企業
- ホワイト企業で有名
- 本当に好きな会社
- 福利厚生が充実
たとえ本命であってもあっさり内定をもらうと戸惑います。
しかし本命であれば少し怖いでしょうけど内定を受け入れたほうがいいでしょう。
他に目移りしたとしても、本当に行きたかったところにいけるチャンスを逃さないほうが良いです。
前職の退職理由をカバーできてるか?
転職活動をしているあなたは前の職場を辞めているということです。
退職理由は様々ですが、少なくとも次の転職先では同じ理由で退職することは避けたいものです。
残業時間が多くて辞めたのであれば、次のところは残業が少ないほうがいいです。
業務内容が嫌で辞めたのであれば、次は業務内容が違うところがいいでしょう。
同じ不満がある会社に転職しても、同じことの繰り返しになる可能性が高いからです。
ですので前職の退職理由と同じ懸念点があるのであれば内定は辞退しましょう。
今より給料が上がるか?
給料の多さは転職するうえでとても大事なポイントです。
なぜならほとんどの会社員はお金のために働いているからです。
お金はもらえればもらえるほど良いです。
ですのであっさり内定がもらえて悩んでいるときも、給料に納得がいっているのであれば入社を決めても良さそうです。
会社の労働環境や人間関係は数値化できませんので判断が難しいですが、給料は数値化されているので確実にその金額がもらえるため信用できます。
残業時間が本当かどうか?
あっさり内定をもらっても募集要項の情報や面接官の情報だけでは不安です。
とくに残業時間の情報は会社によってあいまいです。
なぜなら部署によって違いますし、月によっても違うからです。
面接官に残業の質問しても適当に答えられることもあります。
ですので情報の信頼度を高めるために自分でも残業時間の妥当性を調べてみましょう。
まずは口コミを調べると実際のところがわかりそうです。
また夜にその会社に行って、残業時間に明かりがついているかを見るのも情報の裏付けになります。
夜に行くのはめんどくさいですけれど、その会社で働くことは人生がかかっているのでがんばりましょう。
面接官や会社の雰囲気が合いそうか?
面接を受けたときの印象はすごく大事にしたほうがいいです。
あっさり内定をもらって浮足立っているかもしれませんが、よく面接の日を思い出してください。
少しでも違和感があるのであれば内定を蹴ったほうがベターです。
なぜならあなたの直観は正しい可能性があるからです。
面接官の雰囲気は会社全体の雰囲気を表しています。
面接官をするくらいなので会社でもそれなりの立場だと想像できます。
ですので必ずその人は会社の影響を受けています。
その人との会話が合わなかったり、受け答えが不自然だとあなたはその会社にあわない可能性が高いです。
【関連記事】
>>職場の雰囲気が合わないときのリスク。働くべきか辞めるべきか?
内定をもらった企業のチェックするポイント

連絡が早くて正確か
いい会社はレスポンスが早いです。
内容も大事ですが仕事の早さも同じくらい重要です。
面接の連絡ややり取りは人事総務とすることになります。
もし人事総務の動きが遅ければ、あなたが入社してからもそれは変わりません。
入社すれば、人間関係の困りごとやお金や給料についての相談は人事総務にします。
そんなときに相手にされなかったり「忙しいのでまた今度にして」とか言われたら良い会社と言えるでしょうか?
入社したときのことを考えて連絡の遅さや正確さを見ておきましょう。
面接官の態度が悪くないか
面接時に大事なことは面接官の態度です。
もしそのときに嫌な態度であれば、入社したらもっと嫌な態度になるでしょう。
なぜなら初めて会う人に対しての態度より、慣れた人への態度のほうがひどいからです。
たとえ自分の直属の上司にならなくてもその面接官も会社の社員です。
面接官は会社の鏡といっても過言でもないので、態度をよくチェックしておきましょう。
内定を受け入れるかどうかの重要な要素になります。
こちらの質問に答えてくれているかどうか
面接時にこちらの質問に答えてくれているかをチェックしましょう。
なぜなら質問に答えてくれないと誠実ではないからです。
信用や信頼に誠実さは不可欠です。
もし質問に答えてくれなかったり、はぐらかされたりするような人であれば信用できません。
信用できない人が働く会社で勤めるのはリスクが高いです。
面接の時間が短くないか
もし面接の時間が短ければ入社するのは待ったほうがよさそうです。
企業が本当に必要な人材を入れるとき、普通は吟味するものです。
どうしても質問が多くなり、面接の時間が長くなります。
しかし面接が短いにも関わらず内定をもらえたのであれば注意が必要です。
誰でもいいので入社してくれる人を適当に選んでいる可能性が高いからです。
そういう会社は辞める人が多いので入社すれば後悔するかもしれません。
【関連記事】
>>面接は一言で返すほうがいい。 質問に簡潔に答えるコツ
社内が汚くないか
面接を会社で行う場合は社内をのぞき見することができます。
そのときに社内が整理整頓ができているかを確認しましょう。
もしできていなければ注意が必要です。
整理ができないということはすべての業務が煩雑でしょう。
あなたに対しての扱いも煩雑な可能性もあります。
また書類が山積みであればその会社は激務かもしれません。
社員が大声で話してないか
もし社内で大声が聞こえたら誰かが怒られているのかもしれません。
そうであれば日常的にパワハラが行われている可能性があります。
また社員同士が大声で話している場合も要注意です。
社歴の古い女性たちがぺちゃくちゃ話していて、後輩や新入社員だけが忙しくしている職場かもしれません。
なんにせよ社内で大声が聞こえてくる職場はあまり環境がよくないといえます。
【関連記事】
>>職場で雑談がうるさいときの対処法7選!おしゃべり好きの特徴とは?
まとめ

あっさり内定をもらえたときもすぐには飛びつかないようにしましょう。
すぐには連絡せず数日か寝かして考えましょう。
- 本命の会社かどうか
- 前職の退職理由をクリアしているか
- 収入が前より上がるか
- 残業時間は許容範囲か
- 人や社内の雰囲気はいいか
気になったところはとことん確認しましょう。
まだ内定が一社目だった場合は、納得のいかない項目があれば辞退したほうがよさそうです。
また面接時に確認したチェックポイントも入社を考える上では重要です。
変だとあなたが思った会社はは、おそらくあなたにとって本当に変です。
直観というのは意外に当たっているので、実際に社内を見て違和感を感じたときはあっさり内定をもらっても辞退しましょう。
おさえるべきポイントがクリアになって、気になるところがない場合は本気で入社を考えましょう。