- 「職場で働いていると悪口が聞こえてきて気分が悪い」
- 「口を開くと悪口ばかりいう人がいて嫌い」
そんな悩みはありませんか?
人の悪口は聞いていて気分が悪いですよね。
自分が特に悪く思っていない人のことを言われていると気分が悪いです。
私もサラリーマン歴20年になるので今までたくさん悪口を言う人を見てきました。
たまに上司や社長のグチをいうだけならかわいいですが、悪口ばかり言う人はほんとうにいい気持ちがしません。
そういうときは付き合い方を考えて、自分の仕事に影響が出ないようしましょう。
そうすることで自分のペースを乱されなくて済みます。
そこで今回は「職場で悪口ばかり言う人の対処法」をご紹介します。
読むと嫌な気分から解放されて、悪口が気にならなくなります。
職場で悪口ばかり言う人の特徴6選
常に自分が正しいと思っている
悪口ばかり言う人は相手が間違っていると本気で思っています。
ですので自分が悪いとは思っていませんし、周りが同調しないとおかしいと思っています。
自信満々に自分の正義を主張するので誰も間違いを指摘することができません。
悪口を言う人も指摘されないので、ますます悪口がエスカレートしてしまいます。
自己評価が高い
悪口を言う人は自分は優秀と思っています。
そのため周りの能力が低いと思い込んでいて文句を言ってしまうのです。
ですので自分の評価に対していつも納得がいっていません。
周りが自分のことを褒めないことをおかしいと思っています。
周りの人の評価を下げたいと思っている
自分以外の人の悪いところを周りの人に知ってもらうことで、自分を押し上げたいと考えています。
自分は同じ位置にいても、周りがすべて下がれば自動的に抜きんでることができるからです。
そのため周りの人の悪口を言えば言うほど自分の評価が上がっていると勘違いしています。
人のことを悪くいうほど自分に点数が入ると思っているので、積極的に悪口を言います。
仕事ができない
悪口ばかり言う人は仕事ができません。
なぜなら仕事ができて優秀な人は人の悪口を言って回るほどヒマではないからです。
また自分が優秀で仕事ができていると思っているので傲慢です。
傲慢だと今の自分の位置に満足してしまうため、がむしゃらにがんばることがなくなり、仕事をあまりしなくなってしまいます。
承認欲求が高い
悪口ばかりの人は自分のことを認めてほしいと思っています。
悪口を言うことで周りにアピールしているのです。
- 周りが良く見えていてすごい!
- 会社の悪いところをよく指摘してくれている!
- 職場の悪いところを改善しようとしている!
そういう声を待っているのです。
そのため「悪口を言う=良いこと」と考えているため悪口が終わることはありません。
悪口がおもしろいと思っている
テレビとかの影響でイジることをおもしろいことだと思っています。
芸能人はイジってもらうことで知名度があがったり、注目してもらうことで結果的に収入があがります。
そのため芸能人は自分に関する発言をしてもらうことは「ありがたいこと」と考えています。
しかし職場で誰かをイジるのはその人の収入があがるわけではなく、ただのいじめに近いものがあります。
ですが悪口ばかりの人は悪口を言ってまわりが反応するので「自分がおもしろい」と勘違いしています。
悪口ばかり言う人への対処法7選
悪口に同意をしない
悪口ばかりの人に同意してしまうと、あなたも悪口を言っていたことにされてしまいます。
ですのでどれだけ気まずくても悪口に同意することだけは避けましょう。
「うんうん」とうなずいているだけだとしても同意していると取られてしまいます。
そういうときは相槌をせずに
「でも○○さんは自分に優しくしてくれたよ」
「私はあまりそう思ったことないな~」
「今度注意深く見てみるね。」
と悪口を言われている人のいいところを言ったり、気付いていないふりをしましょう。
決して頭ごなしに
そんなことはない!あの人はいい人なのになんで悪口を言うんだ!
と否定しないようにしましょう。
そうすると悪口ばかりの人とトラブルに発展してしまいます。
ですので否定するのではなく、悪口に同意せず会話することに徹しましょう。
積極的に話さない
悪口ばかりの人とは積極的に話さないようにしましょう。
たとえはじめは普通の会話だったとしても、そのうち悪口に発展する可能性があります。
ですので少しくらい気まずくても、こちらからあまり話しかけないようにしましょう。
悪口を言う人は誰かに話したいので、ほっておいてもそのうち話しかけてきます。
そのため話していない状態でも気まずく思う必要もありません。
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悪口を言う人に仕事をまわす
悪口ばかりの人があなたと同じグループや後輩だった場合は仕事を与えるようにしましょう。
そもそも雑談や悪口が生まれる原因はヒマなことです。
忙しい人は悪口ばかりを仕事中に話している時間はありません。
ですので仕事をしてくれて、悪口が減るのであればこんないいことはありません。
自分が仕事を回せない立場だった場合は、間接的でもいいので仕事を増やすことができないか考えてみましょう。
ポジティブに対応する
悪口を言う人は同意して、一緒に悪口を言ってくれる人を探しています。
そのため同調するとますます調子にのって悪口が止まらなくなります。
そんなときは前向きな意見や言葉でネガティブなことを跳ね返しましょう。
どんなできことや行為でも両方の意見や考えが存在します。
一見悪そうな行為もポジティブに変化させると、悪口を話してくるのを辞めさせることができます。
Aさん:「経理の○○さんは細かすぎない?」
Bさん:「細かいから会社の経営基盤がしっかりできているのかもね」
Aさん:「〇〇さんっていつもずるくない?」
Bさん:「会社の中でうまく方法を知っているのかもね」
悪口を言う人をほめてあげる
悪口を言う人は承認欲求が強いひとが多いです。
そういう人とトラブルなくうまくやるには「ほめること」が有効です。
悪口ばかり言う人は「自分は実力があるのに周りがあまりほめてくれない」と考えています。
そして内心はとてもほめてほしいのです。
ほめてあげるといい気分になり、悪口も減るのでとても良い対策です。
普段、悪口をよく聞いているのでほめることが難しいかもしれませんが、何かほめるところを見つけて伝えましょう。
上司に相談する
悪口ばかりの人はお局タイプに多い気がします。
もしくは男でも会社に長く在籍している人がなぜか多いです。
そのため新人や後輩がちょっと対策をしたくらいでは悪口はやむことはないかもしれません。
そんなときはやはり上司に相談しましょう。
悪口は会社の雰囲気も悪くなりますし、社員の士気も下げます。
また社員同士の大きなトラブルになることもあり、会社としてもほっておけない問題です。
そのため悪口がひどいときは会社に動いてもらいましょう。
相談するときは「あのひとの悪口がひどいんです。」という愚痴ではなく、なんで解決しなければならないのかをきちんと整理してから相談しましょう。
そうでないと上司への相談も雑談レベルの会話だけで終わってしまうかもしれません。
職場を変える
対処をしても職場のひとに相談しても解決できなかった場合は転職も考えましょう。
悪口ばかりの人が近くにいることはあなたの人生にとってすごく悪影響です。
ですが新しい職場にいくと完全に悪口ばかりの人とさよならすることができます。
あれこれ対策を練るよりもいっそガラッと環境を変えることも考えましょう。
まとめ
悪口ばかりの人を見るとほんとうにうんざりします。
しかし見て見ぬふりをしているだけではその人の悪口が終わりません。
とくにあなたに悪口の同意を求めてきたり、あなたが悪口がよく聞こえる場所にいる場合は対処が必要になります。
- 悪口に同意しない
- こちらから話しかけない
- ポジティブにかわす
- 悪口ばかりの人をほめる
まずは本人との関係を考えて対策しましょう。
そしてそれでもうんざりするときは上司に相談したり、転職も考えましょう。
何よりもあなたが気にせず、仕事に集中できることが重要です。
そのためには常に悪口ばかりの人とは距離を遠ざけておくことも大切です。