会社員は会社から搾取されているかも?搾取されないためにすべきこと

この記事にはプロモーションが含まれています
  • 「働きに対して給料が少ないような気がする」
  • 「会社の利益はほとんど経営者が持って行って従業員に還元されてない」

そんな悩みを抱えていませんか?

あなたは自分の給与が少ないのは会社が搾取しているからと感じているでしょう。

もしそう思うのなら自分が搾取されているかどうかを調べてみるといいかもしれません。

働きに対して給与が少なすぎると思っているのなら、会社をやめて独立することも検討したほうがいいでしょう。

私は今までに会社を2回辞めています。

「給料が安すぎる。会社員は会社から搾取されるだけだ。」

そう考えて会社を辞めたこともありました。

しかし冷静になってみると「搾取されてるかどうかは考え方次第」と思えるようになりました。

なぜなら会社と従業員は持ちつ持たれつの関係ですし、会社を辞める自由は従業員側にあるからです

でも自分も同じことで悩んできたので、「搾取されているんではないか」と悩むのはすごく理解できます。

そのため今回は「自分がほんとうに搾取されているのか?」「搾取されないためにすべき行動」を紹介します。

読み終えると自分が会社に搾取されているのかどうかを冷静に考えられるようになります。

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自分が搾取されているかどうか考える

男性に挟まれて会社で考え事をしている女性

自分の働きと利益を計算する

会社員は搾取されていると思うのであれば一度数字で確認してみましょう。

自分が営業に所属していると「こんなに売上を上げているのになんでこんなに給料が少ないんだ」と一度は思うことがあるとおもいます。

しかしその売上の金額はそのまま利益になるのではありません

ですのでだいたいどれくらいが利益になるのかを分かる範囲で計算してみましょう。

もしあなたの働きによって莫大な利益を稼いでいるのであれば搾取されている可能性があります。

自分の給与が妥当かをネットで調べる

あなたの会社の規模や業界で給与の相場を調べてみましょう。

ネットで検索すると大まかなレベルはわかります。

もしあなたの労働環境で給与が明らかに低いのであれば会社から搾取されている可能性があります

しかし同じ働きをしていたとしても、所属している会社の大きさによって待遇がまちまちなので職種だけで平均給与額を判断しないようにしましょう。

あなたの会社の規模と売上高から考えて同じような会社の給与を知らべてみましょう。

独立した場合と会社員を比較する

搾取されていると考えるのであれば、会社をやめて自分で独立できそうかどうかを検討しましょう。

検討する場合はできるだけ具体的に考えましょう。

たとえば独立するには様々な経費や準備が必要です。

事務所代、インフラ整備費、出張費、光熱費などは自分で払う必要があります。

また通常は売上も会社の信用がないとなかなかあげることができません。

そのため会社の信用抜きで、自分の信用だけでも売上をあげられるかも検討が必要です。

すべて問題なくクリアできて、利益に対して給与が少なすぎるのであれば搾取されている可能性もあります。

会社員のメリットとデメリットを考える

搾取されているかどうかを考えるときは必ず会社員のメリットとデメリットを比べてみましょう。

会社員は搾取されていると思いがちですが実はいいところもたくさんあります。

メリット
  • 社会保険や厚生年金が半額会社負担
  • 決まった金額の収入がある
  • 社会的信用がある
デメリット
  • 収入に上限がある
  • 会社の命令を聞かなければならない
  • 自由がない

しかし調べてみてもやはりデメリットばかりなのであれば、あなたは搾取されているのかもしれません。

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搾取されないためにすべき行動

デスクでお金を数えているところ

会社員になって搾取されていると感じているのであれば、今度は会社をもっと利用して搾取する側になりましょう。

自分の給料や利益を奪われている以上にあなたももっと会社に頼りましょう。

そうすることで持ちつ持たれつのいい関係になれるかもしれません。

会社でスキルを磨く

会社に所属していると様々な仕事をする必要があります。

そしてその仕事の内容に応じて給与が支払われます。

仕組みだけみると会社側が一方的に労働を強いているだけに見えますが、実は仕事のスキルはあなた自身に蓄積していっているのです。

スキルは会社を辞めてもあなた自身にずっとついてまわるものです。

だから磨き続けるほどにあなたの価値は上がっていきます

しかもスキルは搾取されることがないので、会社を利用してどんどんスキルを高めていきましょう。

必要以上に残業しない

会社員の残業代は働いた分だけ支給されます。

そのため会社員は時間を切り売りしているということになります。

時間はお金以上に大事なのもので、時間があれば自由もあります。

搾取というのはお金だけでなく時間も搾取されているのです。

ですが通常の業務時間以外の労働は、あなた自身で調整することができます。

どのため搾取されてくないのであれば残業をしないような仕事の仕方にしましょう。

いろんな人間関係を築く

会社員は仕事上でいろんな人間関係を築くことができます。

人が生きていく上で人間関係は切っても切り離せないものです。

お金があって生きていても孤独だと寂しいものです。

しかし会社に所属していると自由に人間関係を築ける機会があります。

ですので会社に搾取されないようにするにはこの機会をフルに活用する必要があります

もし会社を辞めたとしても人間関係が深ければ、それはずっと続くものになります。

独立したときのお客さんや仕入先になるかもしれないですし、一生の友達になるかもしれません。

福利厚生をたくさん利用する

会社員は会社の福利厚生を利用することができます。

会社によってどんなものがあるかは様々ですが、搾取されないようにするには最大限に福利厚生を利用しましょう。

たとえば代表的なものに社食があります。

とても安く昼ご飯を食べられるので時間もお金も節約できます。

また資格補助なんかも代表的な福利厚生です。

資格を取った後にお金をもらえるので安く資格を取得することができます。

他にもお得な福利厚生がいろいろあるので一度総務にどんなものがあるのか相談してみてください。

制度を最大限利用する

福利厚生以外でも独自のお得な制度がある会社もあります。

Sansan株式会社

平日と休日の勤務日を入れ替えられる制度

Yahoo株式会社

普段の業務を離れて2年間専門的知識など取得するために休暇が取れる制度

式会社ジオコード

日本戦の応援に参加した社員は、試合結果によって臨時休暇が取得可能

会社によって様々な制度があります。

これらの制度も最大限利用することで搾取されているとは感じなくなります

むしろ会社から搾取してる気分になれるほどお得な制度もあります。

一度自分の会社がどんな制度があるのかを調べてみましょう。

会社の資源や資産を使う

会社には資源や資産がたくさんあります。

それは個人が独立して事業をおこしてすぐには得れないものばかりです。

しかし会社員で会社にいればその資源や資産を自由に使えることもができます

たとえば会社のブランド力もそのひとつです。

ブランド力というのは何年も信用と実績を積み重ねないと得られないものです。

ですが会社員の間はあなたはそのブランド力を使って営業活動することができます。

また会社の機械や設備だって使い放題です。

その資産を使ってあなたのスキルを磨いてください。

独立すれば何もかも自分で用意しないと使うことすらできません。

まとめ

恰幅のいいスーツを着た男性がデスクに座っているところ

会社に搾取されていると感じるのであれば、ほんとうに搾取されているかどうかを調べましょう。

業界平均に比べてすごく給料が低かったり、あなたの働きに対してお金があまりもらえてないようであれば会社から搾取されているかもしれません。

またあなたが独立できるくらいの力があるのに、低賃金のままであれば搾取されているのかもしれません。

もし納得がいかないのであれば給料交渉してもいいですし、実際に独立してもいいでしょう。

給料交渉や独立をしなかったとしても、搾取ばかりされていては損です。

そういうときは会社の制度や福利厚生を最大限に利用し、会社員として搾取し返しましょう

そうすることで双方にメリットのある良い関係を築けるようになるかもしれません。